高遠城下石仏ウォーキング 其の7 は高遠町最古寺院「香福寺」(こうふくじ)。
ここ、杖突街道の入り口的な場所に存して、紅葉も中々なもんです。
丁度良い按配ですね。
入口の右側の地蔵堂に石仏の地蔵菩薩像などがこの建物の中に祀られています。
右にもう一体存していましたが、大きな「延命地蔵菩薩」と
手前の薬壺を持った地蔵が向山重左衛門(長野県辰野町)の作品と云われている。
(特徴は目は水平に細く、口元はピリッと跳ね上がっている。そしてお顔と頭髪との境目の細い線)
境内の表参道に、この様な石仏が有ります。
著名な方かお寺に関係していた方のお墓なのか???
全く分かりません。
梅雨の時期に咲いたアジサイ、凄いね。
モミジのトンネルを漕ぐって本堂に行きます。
太陽の加減で凄く輝いているところや、日影で黒っぽっく成って仕舞った所あり。
本堂です。現在は住職は居りません。
誰も居ない境内をボッチで先へ進みます。
「太子堂」の横の岩に「不動明王」が。
明確な写真とか文献を見てないので守屋貞治の作品かどうか不明だ。
不動明王は、大日如来の化身といわれ、親しみを込めて「お不動さん」と呼ばれている。怖い顔は、如来様の優しいお顔だけでは言う事を聞かない悪いものを
正しい道に導くためといわれる。右手の剣は、悪を切り裂くため、左手の検索(縄)は私たちを救うためのもの。
見た目は怖いが、その心は人々を救いたいという慈愛に満ちています。
香福寺、後1回続きます。