とにかく、一旦片付いてよかったと思います。そう思う民主党の関係者や支持者は多いのではないでしょうか。
私などは、(10年前)平成9年の(旧)民主党時代から、二大政党制による政治体制を目指し、元衆議院議員・畑英次郎先生や大分市長の釘宮磐さん達と一緒にやってきましたから、ここで民主党が分解するならば、これまでの10年間が一体何だったのか分かりません。実に、私にとって失われた10年になるという側面を持っていました。
ただ、そうは言いつつ、今回の「ごたごた」により、民主党が分解することは絶対にないと思ってきました。そしてまた、そのことで、これまでの10年が無駄だったということのみを主張しようと思ってはいません。
この点(人間により営まれる)歴史は、必然性を帯びており、「普遍性」があると、これまで考えてきましたから、(あえて表現するならば)今回の「ごたごた」は、そう長くないうちに必ず「良い結論の元で」必ず片付くと、確信めいたものを持っていました。
その訳は、今の民主党(の国会)議員を誰一人とて欠くことのできない事情があるからに他なりません。そしてその背景には、「国民の生活が一番」の視点から、近い将来必ず「政権交代を成し遂げる」という、大きな共通目標が全党にあるからでもあり、また、夏の参議院選挙で獲得した多数の支持を、党の分裂などにより分散させることは、国民(有権者)に対し背信行為になるからに他ならないからでもあります。
一般的に「政権交代」というと、言葉は難しく感じますが、国会議員の皆さんにとっては、(当たり前のことですが)悲願の「政府・与党」になるということですから、参議院で与野党逆転し、もう、すぐ目の前までそれが近づいていると見る(分析する)ならば、ここは、「小異を捨て大同に」という気持ちが働くのは、生身の人間とて当然の事です。(これを誰も責められません)
つまり、日本の政治は、もう止められない程に、実に大きな流れとして、政権交代へとベクトルが向いていることを(民主党所属の全国会議員が)感じるからででもあります。
実は、十年前にこうした流れは一度できていました。
記憶にあると思いますが、日本の政治の閉塞間から、自民党からの脱党者が相次ぎ、結果として、細川政権が誕生しました。
この政権は、自民党と(当時の)社会党以外の(新たに発足した)政党による政権でしたが、しかし、そう時が経たない内に、細川首相の「金銭スキャンダルのようなもの」を含め、反政府運動に遭遇し、あえなく一年程度で潰えてしまいました。
そのあとを受けて発足したのが、こともあろうか村山政権でしたが、この内閣の構成には、約一年余に亘り「下野」したことで、味わったことのない(政治家としてとても辛い)「野党」経験をした自民党が加わっていました。
結果として、村山内閣も一年余りで政権を「投げ出して」しまいましたから、結局のところ、村山内閣から政権を禅譲されたのは、(実際は復権した)自民党だったわけです。
つまり、当時の村山社会党は、自民党の復権を自ら奨めるという、(歴史的には)皮肉な結果となってしまいました。
そのことはともかく、今回の民主党の「ごたごた」に、マスコミの「ドン」が暗躍していたという報道があります。彼は、古くから「大連立」を標榜していたといわれていますが、私はそうした輩に、例えようのない憤りを覚えます。
なぜ、新聞社のオーナーの顔を持つ人物が、こともあろうか政界の中に、しかも政党への不当な介入とも取れる記事を連続して掲載する傍ら、実際に政治家に「大連合」を持ちかけるるという「破廉恥」をやったのか。また、こうした輩に翻弄され、その「こま使い」の役割を演じた、自民党の古い体質の政治家に、私は『おい!いい加減にしろ!』と、声を大にして言いたい。
今回の民主党の「ごたごた」を通じて感じること、それは、第一に、国民・有権者がどのように今日の政治を感じているのか、そのことに敏感であって欲しい点です。
そして、第二に、国民がどういう政治を求めているのかということを「有権者の中にあって掴む」ことだと思いました。つまり、私を含めて国民は、新しい政治を求めていますし、これまでの日本の政治の中で、その果たすべき役割を既に終えている、自民党主導の政治、その継続を求めてはいないということではないですか。
近いうちに必ず、衆議院議員選挙は戦わねばなりません。この選挙に今回の『ゴタゴタ』が大きく影響してしまうのではないかという声を多く聞きます。民主党の事務所に相当数の電話が掛かってきます。
確かにそうなのかもしれません。しかし、ここで肝心なのが、全国民主党が打って一丸となり、次なる目標を見失わないよう、しっかりと議論し、有権者と密接な関係を結ぶという地道な活動を積み上げることで、(二大政党制のもとでの)政権交代を実現する目標に如何に邁進するかだと思います。
責任政党として、民主党が国民に恥じない立派な政策のもと、積極的な活動を展開し、しっかりとした政権担当能力を示しつつ、新しい日本の国を創造することが、小沢代表率いる民主党の大きなテーマだと思います。
ガンバレ小沢代表! ガンバレ民主党! 誤りは誤りとして率直に認めることができる民主党として(逆にアピールし)、これから国民の下に定着することで、強い民主党を形成して欲しいと願うのは、決して私一人ではないと思います。
私などは、(10年前)平成9年の(旧)民主党時代から、二大政党制による政治体制を目指し、元衆議院議員・畑英次郎先生や大分市長の釘宮磐さん達と一緒にやってきましたから、ここで民主党が分解するならば、これまでの10年間が一体何だったのか分かりません。実に、私にとって失われた10年になるという側面を持っていました。
ただ、そうは言いつつ、今回の「ごたごた」により、民主党が分解することは絶対にないと思ってきました。そしてまた、そのことで、これまでの10年が無駄だったということのみを主張しようと思ってはいません。
この点(人間により営まれる)歴史は、必然性を帯びており、「普遍性」があると、これまで考えてきましたから、(あえて表現するならば)今回の「ごたごた」は、そう長くないうちに必ず「良い結論の元で」必ず片付くと、確信めいたものを持っていました。
その訳は、今の民主党(の国会)議員を誰一人とて欠くことのできない事情があるからに他なりません。そしてその背景には、「国民の生活が一番」の視点から、近い将来必ず「政権交代を成し遂げる」という、大きな共通目標が全党にあるからでもあり、また、夏の参議院選挙で獲得した多数の支持を、党の分裂などにより分散させることは、国民(有権者)に対し背信行為になるからに他ならないからでもあります。
一般的に「政権交代」というと、言葉は難しく感じますが、国会議員の皆さんにとっては、(当たり前のことですが)悲願の「政府・与党」になるということですから、参議院で与野党逆転し、もう、すぐ目の前までそれが近づいていると見る(分析する)ならば、ここは、「小異を捨て大同に」という気持ちが働くのは、生身の人間とて当然の事です。(これを誰も責められません)
つまり、日本の政治は、もう止められない程に、実に大きな流れとして、政権交代へとベクトルが向いていることを(民主党所属の全国会議員が)感じるからででもあります。
実は、十年前にこうした流れは一度できていました。
記憶にあると思いますが、日本の政治の閉塞間から、自民党からの脱党者が相次ぎ、結果として、細川政権が誕生しました。
この政権は、自民党と(当時の)社会党以外の(新たに発足した)政党による政権でしたが、しかし、そう時が経たない内に、細川首相の「金銭スキャンダルのようなもの」を含め、反政府運動に遭遇し、あえなく一年程度で潰えてしまいました。
そのあとを受けて発足したのが、こともあろうか村山政権でしたが、この内閣の構成には、約一年余に亘り「下野」したことで、味わったことのない(政治家としてとても辛い)「野党」経験をした自民党が加わっていました。
結果として、村山内閣も一年余りで政権を「投げ出して」しまいましたから、結局のところ、村山内閣から政権を禅譲されたのは、(実際は復権した)自民党だったわけです。
つまり、当時の村山社会党は、自民党の復権を自ら奨めるという、(歴史的には)皮肉な結果となってしまいました。
そのことはともかく、今回の民主党の「ごたごた」に、マスコミの「ドン」が暗躍していたという報道があります。彼は、古くから「大連立」を標榜していたといわれていますが、私はそうした輩に、例えようのない憤りを覚えます。
なぜ、新聞社のオーナーの顔を持つ人物が、こともあろうか政界の中に、しかも政党への不当な介入とも取れる記事を連続して掲載する傍ら、実際に政治家に「大連合」を持ちかけるるという「破廉恥」をやったのか。また、こうした輩に翻弄され、その「こま使い」の役割を演じた、自民党の古い体質の政治家に、私は『おい!いい加減にしろ!』と、声を大にして言いたい。
今回の民主党の「ごたごた」を通じて感じること、それは、第一に、国民・有権者がどのように今日の政治を感じているのか、そのことに敏感であって欲しい点です。
そして、第二に、国民がどういう政治を求めているのかということを「有権者の中にあって掴む」ことだと思いました。つまり、私を含めて国民は、新しい政治を求めていますし、これまでの日本の政治の中で、その果たすべき役割を既に終えている、自民党主導の政治、その継続を求めてはいないということではないですか。
近いうちに必ず、衆議院議員選挙は戦わねばなりません。この選挙に今回の『ゴタゴタ』が大きく影響してしまうのではないかという声を多く聞きます。民主党の事務所に相当数の電話が掛かってきます。
確かにそうなのかもしれません。しかし、ここで肝心なのが、全国民主党が打って一丸となり、次なる目標を見失わないよう、しっかりと議論し、有権者と密接な関係を結ぶという地道な活動を積み上げることで、(二大政党制のもとでの)政権交代を実現する目標に如何に邁進するかだと思います。
責任政党として、民主党が国民に恥じない立派な政策のもと、積極的な活動を展開し、しっかりとした政権担当能力を示しつつ、新しい日本の国を創造することが、小沢代表率いる民主党の大きなテーマだと思います。
ガンバレ小沢代表! ガンバレ民主党! 誤りは誤りとして率直に認めることができる民主党として(逆にアピールし)、これから国民の下に定着することで、強い民主党を形成して欲しいと願うのは、決して私一人ではないと思います。