小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

とりあえず始まりました。

2011年05月16日 | 地方行政/議会
 5月16日から17日にかけて、大分県議会第一回臨時会が開会しました。

 改選後、正副議長や正副常任委員会など、議会の役職を決めることが主な議題です。
 
 この、役職を巡り、これまで議会で第一会派の「自民党」が一時分裂。7名が別会派を設立し届出するという「珍事」が起こりました。

 結局、4日間で7名中2名が元の自民党に戻ることとなり、再び自民党が最大会派になりました。

 この「珍事」の背景には色々あるようです。それにしても、自民党の面々の役職に関する執念というものを垣間見たきがしました。

 分裂した側は、現在5名で一つの会派を維持したままですが、彼らが自民党を抜けようとした訳も、よく聞けばなるほどとうなずけます。

 会派の中での「非民主的」扱いがあるとのことでした。しかし、これもある意味で派内の権力争いにすぎません。

 今は、常任委員会の正副委員長をどのように振り分けるかが、問題になっています。

 我、県民クラブも14から17名に増えましたから、それなりの数を要求しています。

 17日の朝10時からまた、本会議が開かれ、委員会構成を確定します。

 大分県議会は、委員会の所属がどういう訳か「一年交代」となっていますから、任期中に4常任委員会に所属することができるわけです。

 どの委員会に所属しようと実は、構いませんが、「県民のため」と言いながら、実は県民の見えないところでは呆れた動きや論議がいくつもあることに、ホントにこれでいいのかと感じましたが、そういうわけで、臨時県議会は、とりあえず始まりました。

 この間の「珍事」につられ、わが会派に全く影響が無いわけでもありませんでしたが、とりあえず、事なきを得ました。