小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

県予算要求説明会が開かれました

2015年05月29日 | 地方行政/議会


 昨日(5月29日)、平成27年度補正予算(一般会計)要求概要の説明会が行われました。午前10時30分から始まり、16時前に終了しました。 (写真は、会議の進行役を務めている模様)

 今年は、知事選挙と県議会議員選挙が行われた関係で、例年より遅めの説明会でした。すでに、選挙前の3月定例議会で、骨格予算は承認されていますから、いわゆる「肉付」」予算と呼ばれる補正予算の説明でした。

 内容は、県庁ホームページと、県情報センター、地区情報センター(振興局内)で公表されており、閲覧できますので詳細を書きませんが、累計では、608,820千円(前年対比2.9%)となる大分県一般会計予算でした。

 この内容に関する意見募集も、5月29日から6月15日の間で行っています。別途、意見応募用紙に必要事項を書き込み、電子メールや郵送、Faxなどで受け付けます。

 特徴的な事業内容を一点だけ記載します。
 「おおいた出会い応援事業」として、『若者の出会いを応援するため、民間団体等との連携により、結婚を希望する男女の広域的な出会いの場づくりや結婚等に関する意識醸成に取り組むほか、婚活支援団体等のネットワーク化により婚活事業の活性化を図る』というものがあります。予算額は、20,409千円です。

 「公共で、婚活に関し助成することがふさわしいかどうか」という疑問の意見もありましたが、関係部長からは、「ここまで行わねばならない時期に差し掛かっているとの認識です」と、答弁しました。

 結婚は、あくまで本人の意思によらなければなりません。他人からとやかく言われることはありませんが、しかし、実際に今の若者が結婚に関心がない、関心を持てなくなっている傾向にあるのは、家族として暮らせるだけの収入と、それを得られるだけの(正社員)の仕事がないところにも理由がありそうです。そういう論議もありました。

 この点に関しては、現在開会中の通常国会で、「派遣法」改悪の法律案が提案されていますから、これに対し野党側がしっかりと論議を尽くせるよう、労組とも連携し地域での活動を強めねばなりません。


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