小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

二大政党の時代に入った?

2007年10月04日 | 民主党・選挙
 第168臨時国会は、今日から代表質問に入りました。
 7月28日に参議院選挙が終わって、かれこれ二ヶ月が過ぎました。途中、安倍晋三氏の突然の辞任劇があって、国会が空転するなど、無駄な時間もありましたが、ようやく国会が動き始めたという感じです。

 今日は、民主党幹事長の鳩山由紀夫氏がトップバッターとして、福田首相に見解を求めていましたが、極めて簡潔にしかも要点を突いての質問でした。挟間町に行く途中、ラジオで聞きましたが、あらためていい質問だったと感じました。

 鳩山氏の鋭い質問に対し、答弁する福田氏は、(一部要約するなら)「批判だけかわすのではなく、国民の幸せのための論議をしたい」といっていたが、私は、この間、総じて国民を不幸に陥れてきたのは自民党自身であり、小泉・安倍と引き継がれた政治のなかで、ますます格差が拡大していることに対し、なんら反省の弁すらないことに怒りさえ覚えます。

 今日の代表質問やマスコミ報道を見る限りでは、特に、テロ特措法などに関連し、いろんな意味で新しい事実が徐々に解明されつつあることに、日本の政治も次第に二大政党制に近づきつつあるのかと思えるところがいくつか出てきました。

 先の参議院選挙で、民主党が議席を過半数に近く増加させたことが引き金となり、政治に一定の緊張感というものが生まれつつあるのではないかとさえ感じられます。

 もちろん、今だ圧倒的多くの情報は、自民党初め与党側が掌握しているのではありますが、今日生じつつある政治的緊張感の中で、政府与党側もこれまでとは違った対応が余儀なくされているという姿は、大変好ましいことだと感じています。

 こう見ていくと、「これは最早、二大政党の時代に入ったのか」と思わせる良い環境が醸成されつつあるなぁと感じます。











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