ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

友遠方より

2008-07-07 10:20:14 | Weblog

まもなく5年になろうかという山梨白州住まいの友人ミチコサンが、
ご親戚の法事にお出掛けで、その後のお時間、懐かしいお顔を拝しながら、
ナイアガラ瀑布と女のおしゃべりには、止める手立てがないというそれを
昨日の午後ファミレスで思いっきり。

ご主人が一命を取り留めたお話。山中で倒れていたところに、人助け3人目
という奇特な人に巡り会われ、極寒の中で凍死を免れたまでの経緯を。

急逝されたご主人の後に起きた彼女を取り巻く騒動。悲嘆・混乱の中に、
やっとどうにかその苦しみから抜けつつある、私も知っている彼女の妹さん
のお話。

トルコと関ったお花屋さんのお話。
同じ行動圏内に住むイギリス人園芸家とのお話。
そこから、NHKBs放送で一躍著名となった童話作家であり、広大な敷地に咲か
せる花々果樹の中での一人住まいで90ウン才でつい最近身罷ったというアメ
リカ人女性ターシャのお話。

日没まで庭仕事にかまけているミチコサンは、都会の人間関係の煩わしさから
逃れて、言う事無しの日々のようで、よかったわねえ~~~。
季節を待ちわびて「ママー!1年ぶりね~~~」
って、今年も土の中から愛しい花々の芽がご挨拶。その感動は、育てたことの
ない人にはわからない、とびっきりの感動です。その感動を彼女も味わってい
るのです、水の北杜市の白州で。

生まれ故郷の鹿児島県国分の、子どもの私が動ける範囲でしかない小さな空間
と、初めて読んだ(見た?)新聞連載物語:山川惣治「少年ケニア」のワタル。
8~9才の頃、漫画で出会った「秘密の花園」のメアリー。これらが渾然一体と
なって、私の核となる部分を創ったと確信するのです。

幼少期の経験・感動が大人の私の中に息づいています。それは宝物です。
誰にも盗まれない宝物をず~っと持ち続けています。 
宝石?服?ブランド品?預貯金・株・債券?それがどうしたの?
可哀想に、そんなつまらないもので、本物の感動は得られないのよ。
負け犬の遠吠えって聞こえる? フフフ上等じゃない、こちらは比較なんて
アホらしいことはしない女だから、いつでも・どこでも・誰の前でも、な~ん
ら臆することはないわ。人に上下をつけるから、相手によって態度が変わるって
浅ましい事を、するのよね。私は誰に対しても同じ。それは相手に対する礼儀
だって思うけれど、それより何より自分自身への礼儀なのよ。肉体を持つ精神は、
いつも気高く、自然に、上下はなく、を心がけることが当たり前ってね。

自然を抜きに語る人生なんて存在しません。
自然を軽んずる人は、自分の存在を軽んずる人って、私には見えますから、
近寄りたくありません。そして、数えられる事象に心寄せる人には、幾分、否
かなり侮蔑の眼差しを向けている私です。育てる事をしない人はシッシッシ
どこかへ行っちゃって!比較する人も、シッシッシシ近寄るでない!

さあて、新しい出会いが始まります。悩む時は行動です。
初めましては少しの緊張が同行します。これがたまらないスリルです。
ミチコサンも、今日は早々と白州の山の中のご自宅へお帰りのはずです。
「又、会いましょうね~!」 お会いできて嬉しかったわ、ありがとう!