國落LIVE

國學院大學落語研究会の活動情報などです

七福神?七福人?

2022-11-28 13:00:38 | Weblog

栞似です。様々なイベントをこなしだらだらとしていたら

どこからともなく「ブログをかけぇぇぇぇ!!!!!」という声が聞こえてきました。

ブログをさぼっている人間の顔を思い出したいが自分とゆずの顔しか思い出せません。

10月2日に行われた七福人の会。神なのか人なのか......。イエスキリストみたいなこと、ですかね。

おかしいな、うちは神道の学校なのに。

以下香盤!

 

開口一番 崎陽軒音頭 『金明竹』

 

お次は因扇院おしゃま『一目上がり』

 

そんでもって 鈴四楼ゆず 『夢の酒』

 

仲とりは四年 人形亭美染 『締め込み』でした。

 

口上をはさみまして

 

食いつき 恋憩庵五光 『真田小僧』

 

 

次いで もぎ田亭なすび 『かぼちゃ屋』

 

そして わたくし悩々亭栞似 『黒髪の乙女』(漫談)

 

そしてとり 畔家こかげ 『いが栗』

 

駆け足になりましたが以上が令和四年度七福人の会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


三年ぶり十七度目の落語会

2022-09-20 08:00:00 | Weblog

三年もあれば中学生が高校生になり、高校生が大学生になるわけで今回行われた百神落語会は前回の第十六回の時に高校生だった人間がほぼだったわけです。

 

時間が流れるのって早いですねー、よその子って成長が早いなんて言いますもんねー

近所の知らないおばさんのようなことを思ってしまいました、アハハ

 

悩々亭栞似です。

 

去る九月十九日におなじみ浅草木馬亭にて行われた東京農工大学落語研究会と合同の百神落語会について書いていきたいと思います。

 

今年は情勢も加味して内内での開催となりました。

トップバッターは農工の一年(いちねん!?あれで!?)、蒼雀亭緋音さんの『たらちね』。

言葉の使い方が奇麗な人には憧れがありますがあそこまでいくとチョット......と思ってしまいました。

お次はわれらが二年鈴四楼ゆずの『夢の酒』。

自分だったら夢の話であんなに怒られたら逆にキレちゃうかも......。

 

仲入り挟んで登場、國落の会長けさ卵庵ぱさらん。ネタは『粗忽の釘』。

(なんで彼の分だけ正面から取られた写真がないのだろうか)

ほぼ彼の代名詞となっているこのネタ、今回が一番輝いて見えました。

他大との寄席で会心の一撃が出るとは運のいいやつめっ!!

 

トリをかざるは農工三年白恋家波利諳さん。『藪入り』を見事に演じられました。

子供を待つおとっつあんの感情の豊かさが溢れていて学ぶところの多い一席でした。

 

会が終わり写真撮影

演者でパシャリ

みんなでパシャリ

(吉本新喜劇ぐらいごちゃごちゃしてますがこっちの方が落研らしいということで)

台風という天災で開催が危ぶまれた今回ですが何とか開催でき嬉しく思い、またお越しいただいた皆様をありがたく思います。

以上落語をやる異常集団の百神落語会でした。

 

以下宣伝!

 

今回ご一緒させていただいた東京農工大学落語研究会さんの公式アカウント
( ‪@ochiken_noko )はこちら!

農工大さんの方では十月一日に第二十九回冗談は寄席が行われるそうです!(詳しくはTwitterで告知があるはずっ!!!チェケラ!)

見るっきゃない!

 

そしてそして國落でも十月二日に七福人の会を行います!(こちらもちかじか告知がします!)

見逃せない!

 

あら、これは二日続けて見に行けという神のお告げ!

 

以上七福人の会のネタが決まっていない栞似でした。

 

 

 

 

 


新人顔見世

2022-09-19 23:39:14 | Weblog

2022年6月15日 ・16日に新人顔見世を開催しました!今回はその様子をお伝えします

 

まずは一日目

開口一番は喰抑堂凛戌で「釜泥」でした

口上を挟んで

お次は甘滝楼めんま「初天神」!

とても生意気で可愛らしい金坊を丁寧に演じてくれました!彼女のこどもの演技はピカイチです!

次は日高屋米孫で「平林」!

 

ダイナミックな動きとハッキリとした声で与太郎を演じてくれました!目が覚めるような落語でした……!

いい笑顔

中トリは鈴四楼ゆずで「長短」でした

食いつきは因扇院おしゃまで「つる」!

1年で1番の落語好き!寄席で得た知識と飛び抜けた演技力で客席に爆笑を生みました!

 

そして東中軒・悩々亭栞似によるコント!

なぜかやっている最中の写真がなかったです。高座台の上に椅子を置いた所から皆さん笑ってくださっていました。

 

そしてトリは恋憩庵五光で「松山鏡」!

さすがは大トリ!経験談を交えた枕から本編最後まで堂々と演じてくれました!

 

一日目の演者の集合写真


そして続けて2日目

開口一番は一日目のコントから続投で悩々亭栞似で「子ほめ」でした

口上を挟み、

 

花見屋月扇で「元犬」!

可愛らしい語り口調で人間になった白犬を演じてくれました!


次はもぎ田亭なすび「堀の内」!

先輩からもぎ田亭を継いだ彼は元々の自身の気質を上手く利用して粗忽者を演じ切りました!似合う!

 

中トリは鈴四楼ゆず「替り目」

 

仲入りを挟んで次は崎陽軒音頭で「転失気」!

新人とは思えない堂々とした出で立ちで演じてくれました!彼の作る枕はサークル1番と評判です!

 

トリはけさ卵庵ぱさらん「粗忽の釘」!

この日2人目の粗忽者!演技なのかミスなのか分からないほどの自然な粗忽者を演じ切りました!

 

これで新人顔見世の演目紹介は終わりです!
新人たちは落語の稽古はもちろん、下座の練習や準備も真面目に取り組んでくれてとても良い落語会にすることが出来ました!國落の将来は君たちにかかっている!
新人たちのこれからの活躍をお楽しみください!

そして、忙しい中来てくださった皆様、本当にありがとうございました。これからもサークル員一同一層精進します!


令和四年度新歓寄席

2022-06-16 15:30:42 | Weblog

 

代替わりで新たにブログ係を買って出た悩々亭栞似(のうのうてい けいじ)です。

高座名が初手で読めないと評判で自分の努力で名前を売っていくしかなさそうなので今こうして文字を考えているわけです。

 

さて、今回のブログは四月に行われた新入生歓迎寄席、縮めて新歓寄席のレポートです。

レポートと聞くと大学生の自分としては明後日提出期限に迫っているソレを思い出してしまいますが……。

 

 

時は令和四年。何年かぶりに対面での開催となった新入生歓迎期間。

我々には抜き差しならぬ事情があった……。

 

そう、三年生がいないのである……!

 

コロナ禍真っ只中の影響をもろに受け、アクティブ部員なんと六人。

新入部員が入らないことでサークルの存続が危ぶまれるのはどのサークルも同じではあるが、人がいないことで活動の幅が減ってしまうのもこれまた事実。

 

実際に新歓期間はチラシ配りと看板で二人、サークルブースで二人、下座体験に二人とギリギリであり、一人休憩をとると一つの部隊が活動休止。新歓寄席のための稽古をし始めればこれまた回らないものが出てくる。ついでにそんな具合でございますから新人確保は何よりも火急の課題でありました。

 

これを鑑み全日程で勧誘活動をして「まず新歓寄席に来てもらって落語すげえな、やってみてえなと思ってもらう」、そこを目標に据えました。

 

 

結果

 

狭いミーティングルームではあるものの立ち見が出るほどの人入りで前日までの「人が来なかったらどうしよう」という不安は無用だったようです。

何だったらもっと広い場所でやれば皆さんに座ってみてもらえたのではと思う始末。

 

いやー、自分は会長に「もっと広いところを借りてやろう」とあらかじめ言ってあったんだけどな~。

もっと落語という文化を信用してほしいものです。

 

以下、出演者です。

 

・悩々亭栞似『寄合酒』 (開口一番)

自分の高座を自分で評価することはあまり気の進むものではありませんが控えめに言ってここ十年で最高の出来でした。ボジョレヌーボーみたいなものですね。

冗談は縦置き。

新たに覚えたネタだったので緊張もありつつ、課題だった登場人物の演じ分けは上手くできたのではという印象でした。

この後同じネタを別の場所でかけたのですがそれはまた別の話。

 

・宇田川狂鶏 『鮫講釈』

渋い雰囲気を纏って登場したその同期は扇子を張扇に見立て決死の一席を演じて見せた。

鬼気迫るように放たれる言葉の数々に自分の膝を講釈台と同じように扱ってパンパンと叩くその音が共鳴し聞く人の心を掴むようでした。

本人に聞けば憧れられるようなインパクトを残しつつ初めて見る人にもわかりやすいよう気を付けたと語っており、その通り終演後の評判は高くこののちに高座に上がる二名に大きなプレッシャーを与えていました。

 

 

・恋憩庵五光 『松山鏡』

今回の出演者では紅一点。現役女子部員の中で一二を争う実力者。そんな評価にもかかわらず開演前は一番怯える本人。そんな姿を見た周囲の心配をあざ笑うかのように孝行息子とその嫁、尼、代官とを自分に憑依させお手本のような一席でした。

それもそのはず。稽古主任である彼女は今後も同期含め後輩たちの一番のお手本であってくれることでしょう。(ここでこう記しておくことでプレッシャーをかける意味合いもありつつ……)

 

・けさ卵庵ぱさらん 『粗忽の釘』

トリを務めるは当会の会長であるけさ卵庵ぱさらん。会長とはいうものの抜けているところが多く普段は「形だけの会長」、「責任だけ負う男」と散々な扱いですが高座に上がればそんなイメージとは裏腹に妙に落ち着いた語り口調で間抜けな男を演じて見せました。あまりに自然な演技から現実と勘違いした人がいるとかいないとか。

 

こうして幕を閉じた新歓寄席。

 

満員だったこの会ですが果たしてその中の何人が本入会してくれるのか。

 

その答えは新人顔見せで明かされる。

 

次回、入った入った新入部員!!!


2年ぶりの対面若木寄席〜3日目〜

2022-02-13 22:47:11 | Weblog
こんにちは!ブログ係を担当させていただきます。ゆずです。
 
今回は若木寄席3日目!最終日!について書かせていただきます!
 
 
 
開口一番 恋憩庵五光「真田小僧」
若木寄席一日目二日目でかわいさの増した金坊を見せてくれました。次の彼女のネタも超超楽しみです。
 
 
けさ卵庵ぱさらん「道灌」
いつも道灌に出てくるご隠居のように落ち着いているぱさらん。五光と同じように若木寄席最終日、洗練されたご隠居とどこか抜けている八五郎を見せてくれました。
 
 
富士家憩喜さんで「権助魚」
圧巻のドタバタ劇に感服しました!!
 
 
 
中トリは鈴廻家福老さんの「紙入れ」
堂々とした落語でとても参考になりました…!
 
 
 
午後の部一番手 喰抑堂凛戌「出来心」
本人はミスが多かったと反省していましたがとっても面白かったです!欲を言えば客席で聞きたかった!
 
鈴四楼ゆず「狸札」
…頑張りました!
 
夢廼家応為さんで「お血脈」
落ち着いた語り口調から出てくるくすぐりには笑いを抑えられませんでした
 
西武亭獅子道「牛ほめ」
愛嬌満点の獅子道。愛嬌増し増しの与太郎を見せてくれました!
 
富士家憩喜さんで「元犬」
人間になれた犬の姿がとてもかわいらしかったです!
 
トリは九代目人形亭美染さん「締め込み」
見ているほうはずっと笑いっぱなしの気合の入ったネタを見せてもらいました!はたして私たちは先輩方のようになれるのでしょうか…
 
以上、若木寄席最終日の演者と演目でした!
 
新人にとってはほぼはじめて外部の方の前で落語を披露する機会となり、とても緊張しましたが
とても良い経験となりました!
 
三日間お疲れさまでした!
 
以上、ゆずでした