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國落LIVE

國學院大學落語研究会の活動情報などです

若木寄席2024・1日目〜新人たちの大逆襲〜

2024-11-22 09:00:00 | Weblog

うおおおおおお、寒い

 

ほっとレモンが身体に染み渡る季節だァ…。

 

最近寒くって何もかもやってらんないですね。

こんな時はお家でぬくぬくしながらブログをつらつら書くに限ります。

 

こんにちは。ブログジャンキーこと、甘露(あめ)です。

今回は1ヶ月近く経ってしまいましたが、若木祭について書こうと思います!

 

1日目は今年の新人顔見世以降に入ってくれた子の新人披露に、真打披露と盛りだくさんでした!

國落欲張りセット日だねえ、こんなに最初から飛ばしてしまって大丈夫なのかしらと心配になるほどの豪華さです。

 

 

そんな欲張り日の開口一番は雲見草 萬福(くもみぐさ ばんぷく)!

「つる」を披露してくれました。

いつぞやに「クールビューティー落語」と評されていましたが、まさに落ち着きのあるいい語り口です!

着物の着こなしがかんざしも含めて綺麗なのよ。

 

そして新人口上を挟みまして、ここからじゃんじゃん期待のスターが出てきます!!💫

続いては憧れ亭 GALめろ(あこがれてい ぎゃるめろ)!

「手紙無筆」を演じてくれました。

 名前に恥じないギャルっぷりを彼女はいつも見せてくれます。ディズニーランドみたいな明るく楽しい落語ですよ!

寄席文字班泣かせのこの子の高座名を書いたのは甘露です。拍手。

 

お次は霏入家 燦々(ひにゅうか さんさん)!

「転失気」を披露してくれました。

知ったかぶりはよくないなあと思わせてくれるお話ですね。

ちなみに私は彼を見るたびいつも秋田犬が頭をよぎります。なんでだ。頑張って國學院のハチ公になれ。

 

さあどんどん行きます!続いては戯咲院 樗(ぎしょういん しんじゅ)!

「元犬」を披露してくれました。

犬が晴れて人間になれるシーンは見ものです!

彼女の着物が真っ白で綺麗で、まさに真珠のようなきらめきです☆

 

新人披露の最後を飾るのは、小夜中亭 星羅(さよなかてい せいら)!

「一目あがり」を披露してくれました。

彼女は私と同じ2年生です!同期が増えるのは嬉しいことです(しかも女子!)!

普段はおっとりしていますが、落語になるとキリッとします。シビれるねぇ〜〜!!

 

お次は万馬軒 未来々(まんばけん みらくる)!

「動物園」を披露してくれました。

普段毒舌な彼ですが、落語でもその語りっぷりは遺憾無く発揮されています。

この写真よく撮れてるなあ………。いいですね。貫禄あるわあ。

 

さて中入り前のトリは日高屋 米孫(ひだかや まいそん)です!

「七段目」を披露してくれました。

何事もやりすぎはよくないというお話です。

まいそんさんは枕の話がいつも面白くて頷いちゃいます(笑)2年前のブログとぜひ見比べてみてください!顔つきが変わりましたよ!

 

 

仲入りを挟んで、後半戦トップバッターは儒家 子曰(じゅか しいわく)!

「芋俵」を披露してくれました。

彼は中学高校と落語をしてきた大ベテランです。今年で7年目。

誰も彼に敵わない(でも物腰柔らか)(いいこ!)芋俵を担ぐ泥棒のシーンがコミカルで好きですね〜〜。

 

さて、ここからは真打口上を挟んで真打に昇進した部員たちです!!

最初は戯咲院 佳樹(ぎしょういん かじゅ)改メ初代 四季廼家 桵咲(しきのや ずいしょう)!

「不動坊」を披露してくれました!

普段寡黙な彼ですが話すとかなり面白い人です。三味線がうまい伊達男。次期浪曲研究会の会長です。

高座に上がると一気に雰囲気が変わって演じきってくれます!!ちなみにこの日に彼は誕生日を迎えました。

ハピバ!!!!!

 

お次は恋憩庵 恋茶(こいこいあん こいちゃ)改メ三代目 若木家 与三楼!

「縁切榎」を披露してくれました。

彼の落語は結構味があります。いやなんと言ってもうまい!!声が通ります。次期渉内長です。

個人的に彼の演じる女役がコミカルであり艶っぽくもあって好きですね。

 

初日の真打高座の最後を飾ったのは酩酊街 歓楽(めいていがい かんらく)改メ八代目 花廼家 団吾楼!

「薮入り」を披露してくれました。

彼は優しいだけの男ではありません。割と毒舌なことも言うし何より芯がある男です!次期稽古主任です。

先ほど恋茶の女役が上手いと評しましたが、彼もめちゃくちゃうまいです。艶っぽさに全振りです。

 

トリの前を立派に務め上げたのは姥桜 尖兵(うばざくら せんぺい)です!

「試し酒」を披露してくれました。

ゆったりとした語り口はまさに彼の人柄そのものです。彼の低音ボイスで紡がれる独特な世界観にご注目!

酒を呑む所作がいいですねえええ。

 

そしてそしてこの個性豊かなメンバーたちのトリを飾るのは…盃月亭 桜菊(さかづきてい おうぎく)!

「代書屋」を披露してくれました。

この方の落語は本当にエレガントでマジで高座に上がると桜の花びらが舞う幻影が見えます。

おっとりしているだけと侮るなかれ。

 

 

そして終演後にみんなで記念撮影!📷

いい幕開けになりましたと言うことで、1日目の若木祭でした〜〜〜!!

2日目に続く!!いよいよどんちゃん騒ぎに突入しますよ〜〜〜!!!💥 💥 💥

 

 

そして今回からはミニコラムとして、部員の紹介などもしていこうかなと思います!

最初はやっぱり我らが68代会長・小梅亭 直会改メ夢廼家 寝遊から!

 

(画像は実際とは異なる可能性があります。)

会長を務め上げるということで早くも胃を壊しそうになっていますが、なんとか耐え抜いて欲しいものですね。

 

Q1,好きな食べ物は?

A1,季節のみかん〜ぬくぬくこたつを添えて〜

 

Q2,最近あったいいことを教えて!

A2,じゃんけん勝ったらおまけ貰えるチョコバナナ屋台でボロ勝ちしました。これで生計立てていこうと思います。


Q3,読者へひとこと!

A3,上方落語漫画の「うちの師匠はしっぽがない」を読みませう!まめだ可愛い!文狐師匠綺麗!

 

さすが落研の会長なだけあって質問を投げかけてもユーモアを忘れません。國落に大喜利が復活する日も近い。

ちなみに最近家に10kgのみかんが届いたとかでおおはしゃぎしてました。1個残して夏まで持たせて人に千両で売る魂胆だとか。

会計の方が性分にあっていたかもしれない。

 

 

今回はこの辺で失礼いたします。

ありがとうございましたということで、ありがとうございました。


ブログ係交代のお知らせ

2024-11-20 14:46:08 | Weblog

こんにちは!

若木祭をもちまして

この度前ブログ係、崎陽軒音頭に変わり

 

金平糖 甘露 (こんぺいとう あめ) が就任いたしました。

 

國學院落研の様子をお届けするとともに、ミニコーナーなどで部員の紹介などもしていければと思います!!

更新を楽しみにお待ちくださいね。

1年間、どうぞよろしくお願いします!


ふくふく七福人

2023-10-08 12:17:18 | Weblog

人混みで、人を避けずに押しのけたりぶつかったりしている人って大体サッカー経験者ですよねぇ~

 

サッカーしてた人、かっこいい~!

サッカーしすぎて日常でも癖が出ちゃうのか、はたまた元からそういう人間性なのか、気になりますね☆

 

こんにちは!崎陽軒音頭です。

 

 

さて、今回は10月3日に行われた、七福人について書いていきます、そうします。

 

開口一番は椋倉庵あずきの「日和違い」です。

開口一番にぴったりな、元気いっぱいに務めてくれました。

 

次は小梅亭直会の「粗忽の釘」です。

いつも安定感のある落語を見せてくれる直会ですが、この日もいつも通り公務員のような安定感の、公務員落語を披露してくれました!※もちろん誉め言葉ですよ

お隣さんの家に入る前の、「よし、勝負」というセリフが個人的には好きです♨

 

次は崎陽軒音頭の「和歌三神」です。

よくがんばりました。

 

仲トリは宇田川狂鶏の「清水次郎長伝 森の石松より石松三十石船」です。

なんと、浪曲がもとになっているネタだとか!

勉強になりますっ

「くいねぇ、くいねぇ」、「のみねぇ、のみねぇ」のセリフが頭から離れません!🍣🍶

 

仲入りを挟みまして、、、

 

酩酊街歓楽の「たらちね」です。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とはまさにこのこと、この奥さんみたいに言葉が丁寧すぎる人がいると発狂しちゃいますね。

八五郎の翻弄されっぷりがたまりません。

 

次は渋家禊の「ゆきちがい」です。

新作落語でした。会場、笑いの渦でした!

「お札はやっぱり、諭吉がいい」ですね。💴

 

次は恋憩庵恋茶の「擬宝珠」です。

落ち着いた雰囲気な若旦那なのに、あんな癖があるとは、、、

人は見かけによらないですねぇ

若旦那の豹変っぷりが圧巻でした!

 

トリは夢廼家小寿々の「陸奥間違い」です。

※本人の希望により、顔は伏せてあります

なかなかのことをしでかしている権助なのに、どこか憎めない笑

ハラハラさせやがってぇ~、もぉ~う、権助ったら!

 

以上が全行程になります!

来年もきっと開催するであろう七福人、来年もお楽しみに!

さて、ここで間違い探し!

違和感に気づいた人は國落主催の寄席にいらしてくださいね!

そこで答え合わせをしましょう!笑

 

それでは、今回はこのあたりで失礼します。

 

ありがとうございましたということでありがとうございましたぁ


二年連続十八度目の落語会

2023-09-21 13:43:47 | Weblog

お手本を見せてくれる時の先生や先輩って、なぜかミスしがちですよねぇ~

あの時の何とも言えない空気たまんねぇっすぅ~

 

こんにちは!崎陽軒音頭です。

いやぁ、あの空気感、痺れますよねぇ~

 

9月19日の敬老の日に浅草木馬亭にて、東京農工大学落語研究会と合同の百神落語会が行われました!

今回はこのことについて書いていきたいと思います。

 

さて、トップバッター、開口一番を務めたのは農工落研の、蒼雀亭緋音さんの『短命』です!

八五郎のおかみさん、あれじゃあ頭上がらないよなぁってくらい大迫力でした!

 

さて次は國大落研の、因扇院おしゃまの『そば清』です!

そば清さんがとてもチャーミング! 見てるとなんだか蕎麦を食べたくなってきちゃいました♨

 

次は農工落研の那波里庵秋瓜さんの『鼠穴』です!

夢か現か、現か夢か、枕でお話しされていたことも、本編の内容も「どっちも夢であってくれぇい」と思うお話でした!

 

さてここで中入りを挟みまして…

 

その後の出番は農工落研の涼禅堂流夏さんの『人形買い』です!

お手本のような憎めなさ、たまりませんでした!

 

次は國大落研の宇田川狂亥による林家きく麿師匠作の『ロボット長短』です!

会場は騒然、からの大爆笑でした!

 

トリを飾るは國大落研の、我らが宇田川狂鶏の『徂徠豆腐』です!

見れば見るほど引き込まれて、時間が経つのも忘れるくらいでした!

今回の「渾身の一発だったで賞」は狂鶏さんで間違いないでしょう、そうでしょう!

 

会も終わって写真撮影。

 

まずは演者の皆さんで

※向かって1番右側、國大落研の酩酊街歓楽が前座仕事をしてくれていました!お疲れ様!

 

こちら、香盤表です。

 

コロナの脅威も一時よりは弱まり、新たな生活が始まって以来初の百神落語会でしたが、無事に開催することができ大変うれしく思います。

また、皆さまにおかれましては、今回お越しいただき大変ありがたく思っております。

 

以上、第十八回百神落語会の現場からでした!

 

 

速報

 

 

今回ご一緒させていただいた、農工大落語研究会さんのほうで第三十回冗談は寄席が行われるそうです!

詳細は農工大落研さんからの情報をご確認ください!

東京農工大学落語研究会さんの公式アカウント(@ochiken_noko)はこちら!

行こう!見よう!そうしよう!

 

そしてぇ~、國落の方でも、十月一日に七福人の会を行います!

こちらも告知が 旧Twitter=Xのほうでありますので要チェック!

その目で刮目せよっ!

 

それでは、今回はこのあたりで失礼します。

 

ありがとうございましたということで、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


國落2023夏 ~合宿の帰還~

2023-09-15 12:31:18 | Weblog

皆さま、はじめまして!

この度ブログ係に就任いたしました、崎陽軒音頭と申します。

今回は夏合宿について書いていきます、そうします。

 

さて今回はひっさしぶりの合宿ということでみんな気合十分!

 

 

 

でも、遅刻しちゃいました☆

もちろん間に合った人もいましたよ♨

 

いきなり波乱のスタートでしたがその後は好調、順調、絶好調!

 

海に行ったり

※海に履修要綱を持ってくるバケモノ

※海アベンジャーズ

 

プレゼント交換会をしたり

 

BBQをしたり

※焼きそばの達人

 

ここで注意!!

遊んでばかりに見えますが、もちろん落語の稽古もしましたからね!?

 

稽古の様子の写真が無いのはみんな 真剣すぎて 撮る暇がなかったからなのです。

 

なんだか、イッテQの女芸人一芸合宿のようにおちゃらけている部分ばかり目立ってまじめなことはしていないように見えますが 安心してください、

していますよ

 

もし疑っている方がおりましたら、國落が後期に行う寄席にいらしてくださいね!

 

それでは今回はこのあたりで失礼いたします。

 

ありがとうございましたということで、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


七福神?七福人?

2022-11-28 13:00:38 | Weblog

栞似です。様々なイベントをこなしだらだらとしていたら

どこからともなく「ブログをかけぇぇぇぇ!!!!!」という声が聞こえてきました。

ブログをさぼっている人間の顔を思い出したいが自分とゆずの顔しか思い出せません。

10月2日に行われた七福人の会。神なのか人なのか......。イエスキリストみたいなこと、ですかね。

おかしいな、うちは神道の学校なのに。

以下香盤!

 

開口一番 崎陽軒音頭 『金明竹』

 

お次は因扇院おしゃま『一目上がり』

 

そんでもって 鈴四楼ゆず 『夢の酒』

 

仲とりは四年 人形亭美染 『締め込み』でした。

 

口上をはさみまして

 

食いつき 恋憩庵五光 『真田小僧』

 

 

次いで もぎ田亭なすび 『かぼちゃ屋』

 

そして わたくし悩々亭栞似 『黒髪の乙女』(漫談)

 

そしてとり 畔家こかげ 『いが栗』

 

駆け足になりましたが以上が令和四年度七福人の会でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


三年ぶり十七度目の落語会

2022-09-20 08:00:00 | Weblog

三年もあれば中学生が高校生になり、高校生が大学生になるわけで今回行われた百神落語会は前回の第十六回の時に高校生だった人間がほぼだったわけです。

 

時間が流れるのって早いですねー、よその子って成長が早いなんて言いますもんねー

近所の知らないおばさんのようなことを思ってしまいました、アハハ

 

悩々亭栞似です。

 

去る九月十九日におなじみ浅草木馬亭にて行われた東京農工大学落語研究会と合同の百神落語会について書いていきたいと思います。

 

今年は情勢も加味して内内での開催となりました。

トップバッターは農工の一年(いちねん!?あれで!?)、蒼雀亭緋音さんの『たらちね』。

言葉の使い方が奇麗な人には憧れがありますがあそこまでいくとチョット......と思ってしまいました。

お次はわれらが二年鈴四楼ゆずの『夢の酒』。

自分だったら夢の話であんなに怒られたら逆にキレちゃうかも......。

 

仲入り挟んで登場、國落の会長けさ卵庵ぱさらん。ネタは『粗忽の釘』。

(なんで彼の分だけ正面から取られた写真がないのだろうか)

ほぼ彼の代名詞となっているこのネタ、今回が一番輝いて見えました。

他大との寄席で会心の一撃が出るとは運のいいやつめっ!!

 

トリをかざるは農工三年白恋家波利諳さん。『藪入り』を見事に演じられました。

子供を待つおとっつあんの感情の豊かさが溢れていて学ぶところの多い一席でした。

 

会が終わり写真撮影

演者でパシャリ

みんなでパシャリ

(吉本新喜劇ぐらいごちゃごちゃしてますがこっちの方が落研らしいということで)

台風という天災で開催が危ぶまれた今回ですが何とか開催でき嬉しく思い、またお越しいただいた皆様をありがたく思います。

以上落語をやる異常集団の百神落語会でした。

 

以下宣伝!

 

今回ご一緒させていただいた東京農工大学落語研究会さんの公式アカウント
( ‪@ochiken_noko )はこちら!

農工大さんの方では十月一日に第二十九回冗談は寄席が行われるそうです!(詳しくはTwitterで告知があるはずっ!!!チェケラ!)

見るっきゃない!

 

そしてそして國落でも十月二日に七福人の会を行います!(こちらもちかじか告知がします!)

見逃せない!

 

あら、これは二日続けて見に行けという神のお告げ!

 

以上七福人の会のネタが決まっていない栞似でした。

 

 

 

 

 


新人顔見世

2022-09-19 23:39:14 | Weblog

2022年6月15日 ・16日に新人顔見世を開催しました!今回はその様子をお伝えします

 

まずは一日目

開口一番は喰抑堂凛戌で「釜泥」でした

口上を挟んで

お次は甘滝楼めんま「初天神」!

とても生意気で可愛らしい金坊を丁寧に演じてくれました!彼女のこどもの演技はピカイチです!

次は日高屋米孫で「平林」!

 

ダイナミックな動きとハッキリとした声で与太郎を演じてくれました!目が覚めるような落語でした……!

いい笑顔

中トリは鈴四楼ゆずで「長短」でした

食いつきは因扇院おしゃまで「つる」!

1年で1番の落語好き!寄席で得た知識と飛び抜けた演技力で客席に爆笑を生みました!

 

そして東中軒・悩々亭栞似によるコント!

なぜかやっている最中の写真がなかったです。高座台の上に椅子を置いた所から皆さん笑ってくださっていました。

 

そしてトリは恋憩庵五光で「松山鏡」!

さすがは大トリ!経験談を交えた枕から本編最後まで堂々と演じてくれました!

 

一日目の演者の集合写真


そして続けて2日目

開口一番は一日目のコントから続投で悩々亭栞似で「子ほめ」でした

口上を挟み、

 

花見屋月扇で「元犬」!

可愛らしい語り口調で人間になった白犬を演じてくれました!


次はもぎ田亭なすび「堀の内」!

先輩からもぎ田亭を継いだ彼は元々の自身の気質を上手く利用して粗忽者を演じ切りました!似合う!

 

中トリは鈴四楼ゆず「替り目」

 

仲入りを挟んで次は崎陽軒音頭で「転失気」!

新人とは思えない堂々とした出で立ちで演じてくれました!彼の作る枕はサークル1番と評判です!

 

トリはけさ卵庵ぱさらん「粗忽の釘」!

この日2人目の粗忽者!演技なのかミスなのか分からないほどの自然な粗忽者を演じ切りました!

 

これで新人顔見世の演目紹介は終わりです!
新人たちは落語の稽古はもちろん、下座の練習や準備も真面目に取り組んでくれてとても良い落語会にすることが出来ました!國落の将来は君たちにかかっている!
新人たちのこれからの活躍をお楽しみください!

そして、忙しい中来てくださった皆様、本当にありがとうございました。これからもサークル員一同一層精進します!


令和四年度新歓寄席

2022-06-16 15:30:42 | Weblog

 

代替わりで新たにブログ係を買って出た悩々亭栞似(のうのうてい けいじ)です。

高座名が初手で読めないと評判で自分の努力で名前を売っていくしかなさそうなので今こうして文字を考えているわけです。

 

さて、今回のブログは四月に行われた新入生歓迎寄席、縮めて新歓寄席のレポートです。

レポートと聞くと大学生の自分としては明後日提出期限に迫っているソレを思い出してしまいますが……。

 

 

時は令和四年。何年かぶりに対面での開催となった新入生歓迎期間。

我々には抜き差しならぬ事情があった……。

 

そう、三年生がいないのである……!

 

コロナ禍真っ只中の影響をもろに受け、アクティブ部員なんと六人。

新入部員が入らないことでサークルの存続が危ぶまれるのはどのサークルも同じではあるが、人がいないことで活動の幅が減ってしまうのもこれまた事実。

 

実際に新歓期間はチラシ配りと看板で二人、サークルブースで二人、下座体験に二人とギリギリであり、一人休憩をとると一つの部隊が活動休止。新歓寄席のための稽古をし始めればこれまた回らないものが出てくる。ついでにそんな具合でございますから新人確保は何よりも火急の課題でありました。

 

これを鑑み全日程で勧誘活動をして「まず新歓寄席に来てもらって落語すげえな、やってみてえなと思ってもらう」、そこを目標に据えました。

 

 

結果

 

狭いミーティングルームではあるものの立ち見が出るほどの人入りで前日までの「人が来なかったらどうしよう」という不安は無用だったようです。

何だったらもっと広い場所でやれば皆さんに座ってみてもらえたのではと思う始末。

 

いやー、自分は会長に「もっと広いところを借りてやろう」とあらかじめ言ってあったんだけどな~。

もっと落語という文化を信用してほしいものです。

 

以下、出演者です。

 

・悩々亭栞似『寄合酒』 (開口一番)

自分の高座を自分で評価することはあまり気の進むものではありませんが控えめに言ってここ十年で最高の出来でした。ボジョレヌーボーみたいなものですね。

冗談は縦置き。

新たに覚えたネタだったので緊張もありつつ、課題だった登場人物の演じ分けは上手くできたのではという印象でした。

この後同じネタを別の場所でかけたのですがそれはまた別の話。

 

・宇田川狂鶏 『鮫講釈』

渋い雰囲気を纏って登場したその同期は扇子を張扇に見立て決死の一席を演じて見せた。

鬼気迫るように放たれる言葉の数々に自分の膝を講釈台と同じように扱ってパンパンと叩くその音が共鳴し聞く人の心を掴むようでした。

本人に聞けば憧れられるようなインパクトを残しつつ初めて見る人にもわかりやすいよう気を付けたと語っており、その通り終演後の評判は高くこののちに高座に上がる二名に大きなプレッシャーを与えていました。

 

 

・恋憩庵五光 『松山鏡』

今回の出演者では紅一点。現役女子部員の中で一二を争う実力者。そんな評価にもかかわらず開演前は一番怯える本人。そんな姿を見た周囲の心配をあざ笑うかのように孝行息子とその嫁、尼、代官とを自分に憑依させお手本のような一席でした。

それもそのはず。稽古主任である彼女は今後も同期含め後輩たちの一番のお手本であってくれることでしょう。(ここでこう記しておくことでプレッシャーをかける意味合いもありつつ……)

 

・けさ卵庵ぱさらん 『粗忽の釘』

トリを務めるは当会の会長であるけさ卵庵ぱさらん。会長とはいうものの抜けているところが多く普段は「形だけの会長」、「責任だけ負う男」と散々な扱いですが高座に上がればそんなイメージとは裏腹に妙に落ち着いた語り口調で間抜けな男を演じて見せました。あまりに自然な演技から現実と勘違いした人がいるとかいないとか。

 

こうして幕を閉じた新歓寄席。

 

満員だったこの会ですが果たしてその中の何人が本入会してくれるのか。

 

その答えは新人顔見せで明かされる。

 

次回、入った入った新入部員!!!


2年ぶりの対面若木寄席〜3日目〜

2022-02-13 22:47:11 | Weblog
こんにちは!ブログ係を担当させていただきます。ゆずです。
 
今回は若木寄席3日目!最終日!について書かせていただきます!
 
 
 
開口一番 恋憩庵五光「真田小僧」
若木寄席一日目二日目でかわいさの増した金坊を見せてくれました。次の彼女のネタも超超楽しみです。
 
 
けさ卵庵ぱさらん「道灌」
いつも道灌に出てくるご隠居のように落ち着いているぱさらん。五光と同じように若木寄席最終日、洗練されたご隠居とどこか抜けている八五郎を見せてくれました。
 
 
富士家憩喜さんで「権助魚」
圧巻のドタバタ劇に感服しました!!
 
 
 
中トリは鈴廻家福老さんの「紙入れ」
堂々とした落語でとても参考になりました…!
 
 
 
午後の部一番手 喰抑堂凛戌「出来心」
本人はミスが多かったと反省していましたがとっても面白かったです!欲を言えば客席で聞きたかった!
 
鈴四楼ゆず「狸札」
…頑張りました!
 
夢廼家応為さんで「お血脈」
落ち着いた語り口調から出てくるくすぐりには笑いを抑えられませんでした
 
西武亭獅子道「牛ほめ」
愛嬌満点の獅子道。愛嬌増し増しの与太郎を見せてくれました!
 
富士家憩喜さんで「元犬」
人間になれた犬の姿がとてもかわいらしかったです!
 
トリは九代目人形亭美染さん「締め込み」
見ているほうはずっと笑いっぱなしの気合の入ったネタを見せてもらいました!はたして私たちは先輩方のようになれるのでしょうか…
 
以上、若木寄席最終日の演者と演目でした!
 
新人にとってはほぼはじめて外部の方の前で落語を披露する機会となり、とても緊張しましたが
とても良い経験となりました!
 
三日間お疲れさまでした!
 
以上、ゆずでした