國落LIVE

國學院大學落語研究会の活動情報などです

新人顔見世会2010

2010-07-05 03:38:39 | Weblog
0626sat 0627sun、國學院大學落語研究会新人顔見世会、開催。

二、三年生にとっては、前期を締めくくる、前期の集大成というべき会であり、
一年生にとっては、お客さんの前ではじめて落語を披露する、うれしはずかしの会である。
どちらにせよ、胃の痛む会である。

会にむけて、全員が全力で準備をした。
特に三年生は寝る間も惜しんで会に備えた。


同好会連絡室2で仮眠をとる会長(決して妖怪の類ではない)


落語会とはいえ、落語だけを覚えればいいのではない。
下座(寄席文字・三味線・太鼓)の準備が必要だ。
当落研では、それぞれ班に分かれて準備を進める。

寄席文字班

授業の合間をぬってまでひたすら筆を握っていた。
今年は一年生が多かったため、また、厨二っぽい名前が多かったため、苦労していた。
たまにいらいらしていた。
夏休みに寄席文字班だけで集まってどこかに行くらしい。仲がよいなぁ。

三味線班

主任の白雪さんを筆頭に熱心に練習をしていた。
元ギタリストとツインタワーがメンバーに加わったため心強さは満点。
たまに三味線壊して一年生が泣きそうになってた。
でも白雪さんは一度も怒ったりせず、「大丈夫だよ、それより怪我しなかった?そっちのほうが心配だよ」などとやさしく言ったとか言わなかったとか。

太鼓班

みんなドクターペッパーが大好き。
血と汗と涙と手汗はご愛嬌。
たまに太鼓叩きながら「ゆげったばーじんろー」って言う。
テンドドテンドドウンドンドンウテツクウテツクウンドンドンウンテンテテンテテンドンドン。


もちろん、メインは落語である。
落語の練習もかかせない。
特に一年生にとっては、人前で落語をするなど人生初のことのはずだ。
たまに大学で見かけて声をかけようとすると、落語をブツブツつぶやいていたので即座に知らない人のふりをした・・・なんてことがよくあった気がする。
この会の主役はそんな一年生たちということで、ここで軽く一年生の紹介をしておこう。
まずは男子。

舞蘭亭皇帝(ブランテイナポレオン)

黄色いシャツがトレードマークの彼。
もともと落語が好きでオチケンに入ってきた異端児。
けろっぴさんに言われるまで腕時計の位置の高さについて気づいてあげられなくてごめんね。
好きな落語家は柳家さん喬。
三味線班。
初ネタは『子ほめ』

粗品家たおる(ソシナヤタオル)

生物(“なまもの”ではない)をこよなく愛する彼。
霊感があるようで、よく女の子を怖がらせる。
かぐやさんから「ミステリアスボーイ」という二つ名を頂戴していた。
好きな生地はタオル地。
太鼓班。
初ネタは『浮世根問』

嗚呼指亭孝四朗(アアシテイコウシロウ)

当初、練馬に住んでいるので「大根」と呼ばれていた彼。
そしてはじめての高座稽古時にはなぜか「ヤモリ」と呼ばれていた彼。
でも今ではすっかり孝四朗。
好きな学食のメニューは米粉そばにアイスを乗っけたあんまりおいしくなさそうなやつ。
寄席文字班。
初ネタは『真田小僧』

添打家左手(ソエルダケレフト)

元高校球児でガタイのよい彼。
合宿後の入部にもかかわらず、開耶さんのツボという階級にまでのぼりつめた出世頭。
好きな漫画は北斗の拳、ジョジョ、キン肉マン、男塾・・・
スラダンはこの夏ブックオフで全巻立ち読みをする予定。
三味線班。
初ネタは『味噌豆』

ハイ!そんな男たち!

必要以上のにこやかをありがとう。


さて、続いてはお待ちかねの女子。

麻婆堂ふう(マーボードウフウ)

いつも落ち着いた佇まいをしている彼女。
しかし高校時代は「インド」と呼ばれていたらしい。
カレーが出てくるとクラスメートにちらちら見られていたという。
好きな甲殻類はザリガニ。
三味線班。
初ネタは『道灌』

ようじ家紙千代(ヨウジヤカミチヨ)

今年もNHK教育フリークがやってきた!な彼女。
中でもぜんまいざむらいがたまらなく好きだとか。
字が上手。
好きな単位はハイド。
寄席文字班。
初ネタは『たらちね』

放浪酔亭魔王(ホロヨイテイマオウ)

三人目の放浪酔亭となった彼女。
しかしお酒にめっぽう弱い。
放浪酔亭をつぶすかつぶさないかは彼女の今後にかかっている。アーメン。
好きなパンマンはカレーパンマン。
太鼓班。手汗。
初ネタは『転失気』

彩娘楼鈴々(サイコロウリンリン)

いつも妖精のようにふわふわしている彼女。
日々リア充と女子力について研究しているらしい。
最近ついにコージーコーナーのバイトに応募したらしいが、結果は誰も知らない。
好きなミスターは鈴井貴之。
太鼓班。手汗。
初ネタは『道具屋』

ハイ!そんな女たち!

キャピキャピさで男子に負けている気がする・・・


そして、隠しキャラの紹介。

小林さん(コバヤシサン)
Not Found
彼女に関してはいまだ未知数。
過去に何かしらのトラウマがあるのか、写真にとられるのをものすごく拒む。
きっと幼少の頃、レンズに吸い込まれてカメラの中の世界を探検したことがあるんだろうな。
いやあ、戻ってこれてよかったね。
それ以後、彼女は写真を毛嫌いするようになり、絵を書くことに没頭するようになったとさ。
うん、彼女は絵が上手です。はい。
新人顔見世には間に合わなかったものの、夏合宿より初ネタの高座稽古に入る。
初ネタは『桃太郎』


例年以上の個性にまみれた面々を引っさげて行った新人顔見世落語会。
そんなもの、当たり前のようにお客さんは入るわけで。
初日、二日目と大盛況だったのは言うまでもない。
無論、会は大成功に終わったのだった。


打ち上げ。千両にて。


え?会自体についてもっと書けって?
バカを言っちゃいけない。
大成功に終わったものに対して、今更何が言えようか。
どうしても気になるならば、またいつかの私どもの落語会にお越しください。
それが最善ではありませんか。
決して、もうあんまりおぼえてないとかそういうk


最後に。
遅くなりましたが、新人顔見世会にお越しくださいましたみなさん、まことにありがとうございました。
一年生にとって最高の第一歩になったのではないでしょうか。
会終了後に「楽しかった」「本番が一番うまく出来た」「また落語をやりたい」と口を揃えるように言っていた一年生の笑顔がその証拠です。
二、三年生も、その一年生の姿を見て、「落語を楽しむ」という本来の目的を思い出せたのではないかと思います。
よろしければまたお越しくだされば幸いです。





おまけ


それがぼくたちの出会いだった・・・

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2 コメント

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更新お疲れ様です。 (かぐや)
2010-08-16 22:45:22
ちなみに「ミステリアル」ではなく、「ミステリアス」です。多分。
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Unknown (わく)
2010-08-18 10:59:49
ご指摘ありがとうございます。訂正しておきました。今後ともご指導ご鞭撻のほどをどうぞよろしくお願い致します。
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