私たちはどこで間違えたのか

2020-05-30 12:32:38 | 日記
コロナ騒ぎですが、皆さん、お元気ですか。 爺さんには、いささか心境の変化がありまして、blogを書いています。 それは、おいおい、、、。 それと、このブログ、「マラソン・ウルトラマラソン」でブログ村に登録してたのですが、それで登場するにはお粗末な走りで恥ずかしいので「シニアブログ日記」に登録替えしております。日記というほど書きませんが、、、。

今日も、娘はおひるねです。 ”stay home”の達人です。なにしろお散歩は大嫌い。つられて、爺さんもお昼寝。お仕事に汗をかいてある皆さん、すみません。いったいふたりは何を考えているのでしょう?
 
 コロナ禍で、走りたかったマラソン、マラニックも全て中止になり、当面の目標を見失ってしまうと、「人は何故走るのか」と哲学に走る、、、いやいや。爺さんは、いったいどこで人生を間違ったのだろう、、、と、71年を振り返るのであります。コロナにやられて、突然、万事休すとなる前に、昼寝の夢に浮かんできたことを少しずつ綴っていきます。

 とはいえ、老化著しい爺さんの頭では頼りになりません。で、考える手がかりを頂いた方々の本を引っ張り出しますので、はぁ~、爺さんはこんな事を気にしているのか、と推察していただければ有り難い。
 
 今年は、「戦後75年」ですね。爺さんよりひと世代上には「せんご」というと「線後」と思われる方もいるようですが。 それはさておき、自分の生きてきた時代は、いったいどんな世の中だったのだろう。あの時、左に曲がったのは交差点の景色がどう見えたから、なのか。まっすぐに進んだ友には、何が見えてたのだろう。 爺さんも、「官僚」が、信頼され、尊敬される時代が、確かにあった、と思う。  『安保改定(60年の)は日本に有利な方向への改定なので、私には、それほど騒ぎ立てるべき大問題だとは思えなかったのです。…あのときの騒動はいったい何だったのか。いまもよくわからないというのが、私の感想です』『炭鉱閉山で職を追われた労働者は、日本経済が急成長していたおかげで、ほとんどは再就職することができたのです』、、、クリアーな頭脳が本当に羨ましくなります。 嫌味ではありません。この本には、戦後70年の年表に、自分史記入欄が付いています。昔は良かった、、ではなく、振り返りたいものです。

 そして、最大に傾聴すべきは、サブタイトルが『私たちはどこで間違えたのか』であることです。爺さんの小さな、しかし、数々の失敗も、その背景があることに気ついて、慰められるやら、茫然とするやら。 昼寝の夢、ひとつ終わりです。