「毎月フルマラソン@石井樋」

2022-03-21 00:35:39 | 日記
 3月20日 佐賀市の石井樋公園で行われている練習会に参加させていただきました。この日は、中止にならなければ、「さが桜マラソン」の開催日らしくて、いよいよ春を感じた気持ちのいい練習会でした。
 体調不良その他諸々で、萎えてしまった脚力がどんなものかな、との試しです。17日木曜日に主催者である佐賀大学の佐藤先生にメールして「目標30km×8分=4時間願わくば+α」を伝えます。実に敷居の低い門戸開放の練習会で、参加料無し、概ね8時スタート~午後2時ころまで。三々五々集まってスタート、ペースも距離も自己設定ということで、自分の目下の課題に応じてご自由に。結果を先に書きますと、30km 3時間43分44秒 7`26/㎞ でした。もちろん自己測定です。気持ちは、ウルトラの時に走り出すであろうペースで行こう、でしたが、これから先の持久力はやはりありませんでした。

 さて、「さが桜マラソン」でも立ち寄る「佐賀みずものがたり館」周辺がコースです。堤防の上と河川敷の遊歩道を、ほとんど車を気にすることもなく、歩いたり走ったりであります。
受付テーブルの横には、佐藤先生自作の竹いかだが置いてありました。これで川を渡るコースも設定するらしいのですが。

ソメイヨシノも開花しています。記念撮影。


コース脇の桜

椿です

気分いいです。


手造り感いっぱいの折り返し。畑の菜の花がいいですね。コースをちょうど2kmにするための工夫。

川を眺めながら。

参加されている皆さんが藪切をされている。「我らがホームコース」

今日は、この竹やぶで鶯の初鳴き(爺さんには)を聞きました。

 鶯の身をさかさまに初音哉  其角

うふふ、、、色っぽいですね。

堤防へ登ります。このアップダウンの塩梅が飽きの来ない要因ですね。


今日に「さが桜マラソン」が開催されていたならば、、、実に気持ちのいい練習会でした。参加費も無いのに、お土産に「アスリートサポートソックス」を頂きました。佐賀大学と地元のイイダ靴下((株)の共同開発品とのことです。ありがとうございました。

 初めて佐賀名物、井手チャンポン、キクラゲがたっぷり乗ったのを食べて、熊の川温泉でゆったりして、三瀬トンネルを抜けて、スーパーでビールと刺身を仕入れて、、、おかげさまで、楽しい休日デありました。次は、4月9~10日のjogtrip「大村湾一周」の予定ですが、常連さんの出足が良くないようですが、、、。



辞世の歌と遺影

2022-03-14 10:52:34 | 日記
 3月14日 一挙に暖かうなりまして、花粉症も絶頂であります。昨日は「名古屋ウィメンズマラソン」でしたが、スタートから10分ほどTV観戦して、町内会の会合のため公民館へ。
 マラソンの世界に足を踏み入れて、驚き嬉しかったことは、「立てば芍薬、座れば牡丹、走る姿は百合の花」という女性がホントにいらして、しかもお人柄の良さ、品の良さも、という方と何人もお知り合いになれたことであります。スケベ爺さん冥利に尽きる、とはよく言ったものです。

 さて、話は変わって、最近、平戸のアミリン和尚が禅の講話をy-tubeで発信しておりまして、あんまりむつかしいので茶々を入れておりましたら、ついに喝が入りました。悩み多き人生を如何に生きるかと、バカ者め!ということでありましょう。まあしかし、爺さんは、美味い酒は飲みたい、美しい女は欲しいという凡情から抜け出すことは多分ありますまい。
 
 ヒマに任せて「萩往還マラニック」を懐かしみ、2首。

 雪踏みて萩往還を越えくれば笠山森に椿群れ咲く(萩市笠山虎ケ崎)    ほそはぎ


(下のは萩市観光協会より拝借)
あとで気が付きましたが、これは爺さんの辞世の歌として残しておけるようです。70年余の人生行路を来てみれば藪の中の赤い椿が美しいなぁと思える。願わくは、ポトリと落ちる椿のように人知れず最期を迎えたいものだ。風に吹かれて舞い散る桜は爺さんには似合いません。

 ふゆしおの音の吹きぬく松かげに晋作どちは何を語るや(萩市菊が浜)  ほそはぎ

明治維新から77年、敗戦の年、「ふゆしおの音の昨日をわすれよと」(久保田万太郎)ありて、それからまた77年。松下村塾での吉田松陰と高杉晋作ら塾生が今の日本を見たら何というのでしょう。これは短歌というより、狂歌に分類される。

平成29年(2017)5月3日「萩往還マラニック」(250km)2日目の99km俵島案内板ところ

同じく118km長門市立石漁港にて。

いずれもオールスポーツさんの写真を額装したもの。まぁ、爺さんの人生の頂点、最良の瞬間であります。爺さんの葬儀はしてはいけない、この写真で忍んでくれれば結構、と言っております。

 アミリン和尚に挑発されて、こんな記事を書いてしまいました。そして、和尚へのお返し

   青柳のいとの中なる春の日にそれにつけても金の欲しさよ   ほそはぎ

元歌は、青柳のいとの中なる春の日につねはるかなる形をぞ見る 正徹和尚

おあとがよろしいようで。


春はそこまで。

2022-03-11 11:25:06 | 日記
 3月11日 11回目のこの日ですね。静かにひとり黙とうです。

 2月、この時期は、毎年、心身ともに不調気味なのですが、本年も、花粉症、風邪、副鼻腔炎、喘息発作(幸い軽かったけど)、そしてコロナ3回目のワクチン副反応と続き、おまけに孫の幼稚園、保育園にコロナ発生で休園、ジジババ保育所と、、、雪は降るし、、、runについては書くことがありません。まったく嘆き節です。

 トレーニングに一人マラニックと気持ちはありましたが、どこにも行けないので、ご近所の春の兆しをどうぞ。

町内の公園のサクランボの花です。4月はじめにこの公園で町内のお花見会が恒例なのですが、早々と中止を決めました。
我が家の沈丁花です。

同じく、クリスマスローズ。

何かな。マンサク? 山茱萸?

ご近所の白椿。

 椿、赤い椿、椿原生林、笠山、萩と連想して、 ぼんやりと『萩往還マラニック』のことを思い出して、コース図を取り出して眺めておりますと、今年は香月泰男生誕110年に当たるようで、横浜、ついで練馬区美術館にて回顧展があってたようです。爺さんは、もう十数年前かな、山口県立美術館にて「シベリア」シリーズを観覧しました。香月泰男さんは、長門市三隅町の出身で、現地には「香月泰男美術館」がありますね。「萩往還マラニック250km」でいうと、176㎞宗頭文化センターに今日中に着けば、完踏の可能性がまだ残ると、暗闇の中を観月橋、扇月橋という魅惑的な橋を渡っているあたりです。で、つたない一首。お粗末ですみません。

 ぬばたまの黒にはあらず幾冬をシベリヤに越し兵の描く黒   ほそはぎ

 大阪マラソン、東京マラソンとテレビ観戦でしたが、東京マラソンはひさしぶりにゾクゾクっと来ましたね。レース後の新谷仁美さんの発言はむちゃくちゃかっこいいですね!
「フルマラソンなんて何が楽しいのかわからない、もう2度と走るのはいやだ」だったかな。爺さんも、言ってみたいものですよ。完走してインタビューをしてくれれば。「ウルトラなんて、どこが楽しいのか、さっぱりわからん。もうイヤだ!」

 とりとめもない話ですみませんでした。次回は、もっとましなことを書きたいと思います。とりあえず、生きておりますので、ご報告まで。