立冬~橘湾岸スーパーマラニックボラ日記(2)

2023-11-12 12:26:19 | 日記
11月12日(日曜日)  今朝は、冷え込んでいます。

   明け方にグータラ犬の潜り入りはや冬立ちぬ いざ、生きめやも   ほそはぎ

 明け方、グータラ娘が爺さんのほっぺにちゅとして布団の中に入れろと言う。立冬のち5日目、ああ、冬が来たのか。
冬来たりなば春遠からじ、と言う。春になれば、爺さんは、満75歳である。
こんな自立できないグータラ娘を路頭に迷わせるわけにはいくまい。さあ、もう少し頑張ってみよう。


 さて、11月5日am04;00
 車中泊で目覚めた爺さんは、コンビニで朝食のサンドと温かいコーヒーを頂き、まだ真っ暗な国道57号線で雲仙を越える。たぬきが横切る。あぶないぞ。
深江から、国道251号線のコース上を南へ逆走、布津あたりまでランナーの様子を見に行く。小浜をam00;00にスタートしたP103km部門の速いランナーたちが元気にやってくる。
 am06;15担当の深江みずなしエイドに合流。ランナーに温かい飲み物を出す。


 西川テクさんがQRコード読み取りをやっている。アンドロイドを持っているボラメンバーがおらずに、テクさんは予定時刻を過ぎてもここに張り付けとなる。
 テントの中には、北九州からのお姉さんたちがボラで接待役。
 もうおひとり、なんかモリ〇さんではないかな、しかしボラリストにモリ〇さんは無かったぞ、ひよっとして鹿児島のM野嬢⁉ 「M野さん?」「森〇です。」「えっ、メンバー表になかったよ⁉」「わたし、急に入ったもので。」
ああ、痛恨のミス、一生の不覚、、、、モリ〇さんを人違いするなんて、、、マスクがいかん。もう爺さんは立ち直れんばい!
(この手の痛恨のミス、一生の不覚は、今日まで74年の生涯でごまんとやって来ました。)

 ランナーであるご主人を応援しながらボラをやっておられる久留米のM野さんが到着。W276㎞部門pm13;00スタートのM野さんは、もうすぐ来るはずとのこと。昨日、小浜公会堂にpm20;00ころ到着され、思わず「千々和海岸の関門pm18;00は、セーフだったんですか!」と失礼なことを聞いてしまった。何しろ、誰が最後尾を走っているのか、情報が全く入らなかったのである。そして、小浜公会堂エイドは、pm20;30に予定外の閉鎖。爺さんは物資を運搬して南本町に移動したので、あとのことは分からず。リスタートまで、どうされたのだろう。

 やがてam08;20の関門時刻となる。M野さん、無事通過。ここでリタイヤする人もいる。<
前田さん率いる撤収班、それに収容班も到着。以後の撤収は、すべて撤収班がやってくれるという。ボラ行程票上の爺さんの役割は消滅.収容班の緒方さんも、ここでリタイヤランナーを乗せたため収容車を降りる。
撤収班のトラックから飲料を爺さんの車に積み替えて、コース上のエイドに補給していくことになる。緒方さん同乗し二人で。
緒方さんは、同い年の3月生まれ、爺さんより数日早い兄貴である。エントリーしてたが、腰の手術をしたため、今回は、ボラへ転向。

 島原城から雲仙へ、エイドではエイド食を味見しながら、選手を応援しながら、小浜へ。
お昼頃、小浜南本町公民館へ帰着した。来春には、コース上で会おうと緒方さんとやくそくしたのであった。
次々とゴールしてくるらんなーを迎える。

 南本町公民館で休憩されていた方が、爺さんのブログを読んでくださっていると言われる。「来年は、ともに75歳で完走しましょう!」と。ありがたいことです。
ぜひ、コース上で再会いたしましょう!


 

立冬~橘湾岸スーパーマラニックボラ日記(1)

2023-11-08 21:42:24 | 日記
11月8日です。今日は、立冬だそうです。一瞬、えっ、立秋じゃないのかと思いました。それだけ3連休は暑かった。

11月3日夜遅く諫早市に入り、4日朝から、橘湾岸スーパーマラニックボランティアスタッフをやってきました。

 事務局からlineで送ってきた「ボラ行程表」では、リタイア者の収容や、ランナーの輸送があるかも、という。初日、共に中継点の小浜公会堂のエイド担当となったアイアイから、車の座席にブルーシートを敷いたがいいとline助言。車が汚れる、というのではなく、ランナーの方が恐縮遠慮するからだという。
ならば、これこれ。うちのグータラ娘用のペットシートをつける。


 何せグータラ娘、一歩も外に出ないし、寝るときは爺さんの布団。少なくとも、汗まみれのランナーさんよりは清潔なのであります。


 4日am08;00 諫早市飯盛経塚のジャガイモ畑の中に設置された「飯盛経塚エイド」に到着。ここは、W273km部門ではスタートから146km、H320km部門では189km地点、ランナーは前日朝5時から、走力別に時間差でスタートして徹夜明けでの通過です。Wの出走74人、Hは58人、さて何人がここまでやってくるか。

 設営班が先行して、テントを張って、大道具に食材を置いて行ってくれています。ランナーの通過見込みに合わせてエイドを開設していくのです。
 追って相棒となるなみちゃん(18才⁉)夫妻がハイエースに自前の資材を満載して到着。テキパキと準備をします。爺さんは、あまりの手際の良さに感心しながら手伝いです。ランナーが次々と到着するようになってからも、実に気配り上手です。なみちゃん夫妻は、昨秋のH320kmの完走者で、ランナーの身体、心理の状態も理解しています。エプロン姿が、なみちゃん(18才⁉←自称)。その右が夫のヒロ君。


 割当のam11;00に、離脱。エイド横のげんき君農産物直売所で弁当と名物ジャガイモコロッケを買って、中継点エイドの小浜公会堂へ向かう。

 公会堂は、今回初めてお借りしてエイドと、W部門男子の休憩所となる。資材は到着してるが、鍵が無い。設営班のS氏が役場まで借りに行ってくれる。すぐアイアイ夫婦が日見公園から到着。夫婦は、ボラ2日目。


アイアイ夫婦も、W276㎞部門の完走者.・「金龍」である。アイアイ父ちゃんがQRコードの読み取り、アイアイが接待係。

 ここは風呂を150mほど離れた旅館「蒸気屋」さんにお願いしているので、到着したランナーを次々と蒸気屋へ輸送する。ペットシートが役に立つ!。

 pm19;50にランナーは再スタートして行く。爺さんが、『はい、スタート』の号令をかける。ここでリタイヤした選手が、講堂に寝ている。pm22;00までの予定が、とんだハプニングで、pm20;30で撤収、南本町公民館へ移動する。P103km部門のスタート地点であり、明日の全員のゴールでもある。
資材を片付けているうちに不安のギックリ腰状態となる。目の前のドラッグストアでロキソニンテープを買って腰に貼る。

 賑わっているしスタッフも大勢のようなので、コッソリ、車中泊を決め込む。時間差のスタートのどよめきを聞きながら、腰を伸ばす。いててて。ウトウト。あすam04;00には起きて、次の受け持ち地点ふかえ水無道の駅に移動せねばならん。


続きます。