犬格差

2024-08-30 11:27:52 | 日記
 8月30日です。台風10号は、ここでは夜中のうちに峠を越えたようです。

 O脚補正用のインソールが出来まして、ほぼ5ケ月の休足からようやく恐る恐るの超スロージョグを始めました。


 インソールです。白い部材のところ、足の外側が高くなっています。これで膝の関節内側にかかる負担を軽減するのだそうです。確かに「骨と骨をすり合わせるようなぎりぎりとした痛み」は防げるようです。ただ、なにしろ5月の休みで、筋肉と心肺が衰えて、まったく病み上がりの爺さんです。まずは、30分間の超スロージョグです。


秋以降のマラソン大会への出走計画は、大幅に考え直さないといけません。

 昨日のデコピンの始球式はかわいかったですねぇ~!  爺さんとこのグータラ娘は、、、撮りためていた「撮り鉄」を観ながら晩酌していると、『つまみをくれぇー!』と催促します。

なんでしょうかねぇ~この犬格差は。
 この犬格差は、けっしてグータラ娘自身の自己責任ではないと思いますが、 爺さんの「老いの繰り言」が「人生の格差」を「底通奏音」にしていることに気づかされます。続けようと思ったのですが、書いているうちに、思い出したくない嫌な思い出が次々と浮かんできて、、、、止まっております。そのうちに。

 撮りための「吞み鉄本線 日本旅」は、五能線です。鰺ヶ沢、木造、津軽鉄道、岩木山。2度しか走ってませんが、懐かしいなぁ。また、行きたい。



 みなさん、台風にお気をつけて。では。

つうしんぼ(老いの繰り言2)

2024-08-22 15:34:11 | 日記
 8月22日です。猛暑日が続き、太宰府市は全国最長連続だそうです。高石ともやさん、松岡正剛石川好とちょっと上の方々の訃報、ご冥福を祈ります。
 我が家は、グータラ娘12歳の誕生日であります。野良犬の子をいったん引き取ったママさんが自分の次男坊と同じ日を誕生日としたそうで、ほんとのことはわかりません。

犬が生きていく上で、誕生日の数日違いなど、どうでもいいことですが、、、(犬とオバケには、学校はありません!)。

 爺さんが誕生したとき47歳。明治生まれの父にしては、この子が大人になってじぶんで食っていけるようになるまで、、と考えると、、小学校終わるときは自分は還暦、少しでも早くと思ったのでしょう。4月6日に生まれたのを、3月31日生まれと(1学年早くなるように)届けたのであります。今時、こんなことは不可能でしょうが、なにせ小さな島のなかで産婆さんが取り上げた子、村役場も詮索無しです。
 爺さん本人は、このことは中学生になって知りましたが、その時は特にどうということも感じず、我が人生のキャリアもそろそろゴールかなという頃になって、人生を振り返ってみると、自己の責任範囲を超えたところで(自分には、どうしようもない部分で)人格形成に大きな影が出来たなぁ、と思います。

 よくプロ野球選手や、プロサッカー選手には、5月生まれや、7月生まれが多い、、という記事をよまれたことはありませんか。早生まれ(1~3月生まれ)の割合は少ない。ヨーロッパのプロサッカー選手でも、学年の区切りゆえの傾向は見られるそうです。
 爺さんが、学生時代に教育心理学を教わった昇地三郎教授しいのみ学園の創設者)は、この早生まれの問題を取り上げて『そういう時は、就学猶予を願い出て1年遅らせるのだ。』と言っておられましたが、これはまた今時、不可能でしょう。

 小学校1年の「通信簿」です。

懐かしい様式ですが、現在はどうでしょうか。孫は絶対に見せませんので不明。
 1年生担任のコメントです。
「.きびきびしたところがない。」「活発で子供らしく飛びまわって遊ぶことがあまりない。」「休み時間に外に出て遊ばない。」「運動を活発にしない。」

 小学校3年時の通信簿

音楽に「」があるし、体育はず~っと「」です。これは、中学、高校へも続きます。

 小1の時は、小さい順に前から2~3番目、かけっこはいつもビリ、歌は歌えない、お遊戯(集団演技)はちっとも合わせきれない。とにかく運動会と学芸会がイヤでイヤで、その日は学校が「火事にならんかぁ」と願っておりました。(放火はしませんでしたけど。)
この音楽と体育の問題は、その後、爺さんにとってたいへんなことになります。

 続きます。では。



 

 
 

卒業証書(老いの繰り言~1)

2024-08-18 16:49:51 | 日記
 8月18日です。お盆も過ぎましたが、福岡ではまだ台風も来ずに、雨もほとんど無く、猛暑が続いております。お盆は、今は亡き人々がなんとなく思い出されます。

 先月来、もう着ることもなかろうと爺さん婆さんの着物を、義母の着物と一緒に馴染みの呉服屋さんに引き取ってもらうべく、箪笥の整理をしたところ、41年前に亡くなった母の使っていた引き出しの底から思いがけないものが出てきました。
 没後50年の父の若き日の勤め先からの辞令書、従軍記章証、長兄・次兄の卒業証書に通信簿、爺さんのもです。


 先月の母の命日に、一人暮らしの次兄に届けました。
 我が家は、生活のため各地を転々とし、引っ越しのたびに、思い出に残るような物や、写真やアルバムなどは失われて全く残っておりません。もっとも、昔の田舎の庶民の家庭に写真機などあるわけもなく、写真そのものが無かったと思います。それだけに、今回の発見は驚きでしたし、亡母の気持ちにしみじみと感じ入りました。

爺さんの小学校1年生の時の習字もありました。

 亡父は、明治35年(1902)生まれですから、今は122歳。その時代の離島の貧しい半農半漁の次男坊は、外地へ職を求め渡っていきます。同郷の母とのあいだに5人(娘3人、息子2人)ができますが、極寒の地で子は次々と夭折し、長兄(84歳)のみを連れて昭和14年に引き揚げ、大分県内にて終戦まで暮らします。昭和19年に次兄が生まれますが(80歳)、終戦により生業も崩壊し無一文で郷里に引き上げてきます。そして、昭和24年に爺さんが誕生します。

 卒業証書です。


 お断り。団塊の世代である爺さんは、戦後日本の高度経済成長のなかで成長し、時代の恩恵をうけて今まで生きてきましたので、、世の中、人様になんの不満をもついわれはないことは自覚しておりますので、『何をしょうもないことを書くのだ』と思われましても、じじいの繰り言としてお見逃しくださるようお願いします。決して自慢話を書くつもりはございません。続きます。では。

 

端居かな(老いの繰り言)

2024-08-12 14:50:07 | 日記
 8月12日です。立秋過ぎても相変わらず猛暑が続いていますね。東北は台風上陸。皆様、お気を付けてください。

 爺さんは、居間にこもってオリンピックのマラソン観戦、赤崎鈴木のいずれも自己新の力走に釘付けになっておりました。
 爺さんもRUN再スタートと思っていましたが、暑さと、整形外科で半月板の消えたMRI画像を見せられて散々おどされたせいか、なにやら膝に痛みを感じまして、インソールができるまで慎重に、と怖気づいております。

 というわけで、特段のブログネタもありませんので、しばらく、老いの繰り言を書きます(予めお断り致します。)

        『ある日、あるとき、、、

         一生を悔いてせんなき端居かな         久保田万太郎

「端居」 はしい。夏、へやの中の暑苦しさをのがれて、日陰の縁先に出て、なんとなく涼気を求めながらくつろぐことをいう。(「俳句大歳時記」解説)
 昔は、いや、つい先年迄は、縁側で夕涼みとか、公園の木陰に避暑みたいなこともありましたが、この猛暑ではこういう気分は味わえないですね。


 故郷の幼馴染たちから「喜寿旅行」の案内状が届きました。

 同級生は、60数人です。小学校を出てすぐに一家を挙げて故郷を離れましたが、もともと父母とも島に生家があり、爺さんも同級生に従兄姉が3人もいて、さらに親戚筋もいますので、誘ってくれます。33歳、42歳、還暦祝い、古希祝と招集がかかります。
 これらは数え年でするのが慣例なので、3月31日生まれの爺さんにとってはいささか早すぎる感じです。4月生まれだともう満76歳なので、違和感なしでしょうか。
 島で漁師を継いだ友たちが中心になってやってくれますが、ありがたいことです。今年は、何人に再会できることでしょう。





 悔いて詮無きつれづれに入る前に終わりましたが、次回以降に。では。

 

膝のぐあい

2024-08-07 17:40:05 | 日記

 8月7日です。ウルトラマラソン界の長老さんたちは、昨日朝に広島市平和公園をスタートして長崎市へ向かって走ってあります。その熱意と体力に頭が下がります。猛暑の中、無事にゴールされるように祈っております。

 8月に咲く我が家の百日紅です。

 

 爺さんは、先月3日の福大病院整形外科での診察いらい、ノルディックウオークもまったく歩かず走らずのグータラなひと月でありました。本日、再受診、MRIでした。

 

 M医師がプリントアウトしてくれましたが、内側の半月板は摩耗して消えていますし、その下の白い影が”炎症”箇所で、ひと月でわずかに縮小していますが『ああ、残ってますね~、もう消えないかなぁ、、、』と。

 拡大です。

 M医師の所見は、

『マラソンをやるなら骨切術どバランスを回復する必要があるが、骨切術の適応年齢は70歳まで。半月板は、もう無くなっているので手術の意味がない。白い影のところがグシャッとなると手術で人工関節に置き換える。となると、マラソンはできなくなる。ただしテニスは出来る。

 とりあえず走ってみますか。グシャッとなる可能性は低いような気がする。シューズの中敷を入れた方がいい。保険が使えます。一月後にまた診せてください。ただし痛くなったら電話で予約を入れてください。』

 そのまま装具室へ。石膏で足型を取る。2週間後に受け取り予定。『中学生から大学生も作りますよ。野球とかサッカーとか砂の上を走り回る競技の子で1~2年、卓球とか室内競技で3~4年、普段履きのみなら5~6年。足の外側を少し高くしてO脚による関節内側への負担を軽くします。』と装具士さん。年寄り専用かと思っていた。

 嬉しいぃ~!  このひと月、悶々としてブログを書く気分にもなりませんでした。

 超スロージョグを、再開しよう! 当面、11月初旬のフルマラソンを目標に、後のことはおいおい考えます。

では、猛暑にお気を付けください。