心して留意してるつもりが忘れがち・・・・・・そんな体験を少なからずお持ちでは。子狸は屡々とは申しませんが、時によりまま生じることが。農作業で忘れがちなのは、畦道の草刈り。自らの耕地以外となるため後回しとなりがちで、結果忘れてしまうとのパターンに。農に従事されてる方はご存じだろうが、畦道は公道みたいな存在でもある。いわば不特定多数の方が通行することもあり得るのだ。管理責任は地権者 or 耕作者、通行の確保が求められる。子狸の周囲にも同様の場所があり、頻繁な草刈りが要求されるのはご想像のとおりだ。
子狸の畦道を通るのは仲間達や師匠或いは師匠夫人、時に工事関係者など。いずれにしても常に草刈りをして通行できるようにスタンバイしておくことが求められる。忘れてはならないのだ。仲間達は、まあ甘えて忘れることもあり得るのかも、しかし師匠や師匠夫人等はさに非ず。ましてや工事関係者への作業忘れなど論外であろう。
本日ザクッと目視すれば、畦道が草だらけ。今の段階では通行者はいない、指摘される前に対策をと草刈りに従事することに。刈払機を引っ張り出して稼働させるだけだから何と言うことも無いのだが、ついつい忘れがちとなるのは認知症の前段階(?)。
エンジン始動、機嫌良く回転している。何時ものスタイルで決め刈り始める。流石に機械力、鎌と違って速やかに刈り取っていく。チップソーがへたっているが、畦の雑草程度なら間に合うはずだ。子狸の周囲の畦道だけだから、ものの1時間もあれば完了する。流石に刈り取った後は清々しく、通行の方々も気分良く歩けるだろう。本来の農作業ではないが、共同生活の一端だ。ムラの一員である事を忘れてはならないだろう。
軽い疲れとしたたる汗が心地よい。程よい肉体労働は人を快適にするのかも。