受験業界では学力競争である一般入試よりも、指定校・推薦・AO入試といったいわゆる年内型と言う手法が大流行だそうな。確かに早めにお手軽に決定できればラクであろう。農園でもこの方式は取れないかと考えた。ザクッと見渡してみれば、直後の予定としてゴーヤ、キュウリ、(ウリ科)、の栽培が控えている。この両者に上記の方式を適用してみよう。候補者はスナップエンドウ(マメ科)、実は発育不良でブロックでの欠損株が目立ち、事実上終了なのだ。
ゴーヤ、キュウリの栽培を目論めば、まずもって「畝立て」、「支柱立て」、「ネット環境の整備」等が必要となる。これを既存のスナップエンドウを終結させ、転用することでショートカットコースにと企んだ。スナップはブロック単位での欠損が目立ち、撤去は容易だ。ネット環境はそのままでスナップエンドウのみを抜き取れば良い。
2~3本お試しに抜いてみたが、お手軽に撤去できそうだ。残滓も少ない。三方良しとこの手法に決定、2時間ほどで完了させた。撤去した残滓は乾燥させて焼却の予定だ。しばらくは積み上げておけば良いだろう。
植え込み方式は種蒔きも考えたが、今の時期、実生苗が大量に販売されている。どのみち植え込むのは数本の予定、苗購入がお手軽だ。明日にでも何時もの種苗店を訪ねて見ようかと思う。例の「百姓候補生」氏は、ゴーヤの種が発芽しないと嘆いていた。ここ数日、寒暖の差が激しい。南洋植物であるゴーヤにとっては厳しい環境だろう。あえて種子発芽を選択せずとも、実生苗の購入で代用できるのでは。コスパ的にも左程の違いは無いだろうかと。
かくしてお手軽方式は着々と進行中、受験生が年内入試に走るのもある意味当然かも・・・・・・ですね。共通テストから3月の本番まで頑張るのはマニアックなアスリートタイプの受験生のみでしょうか。