オラも里芋を植えるぞ・・・・・・元気よく勢い込んでいるのは仲間内の某氏。そう例の「百姓候補生」氏だ。何でも長老のサトイモ畑を覗き込んで刺激されたらしい。最も地形的な要因も被さっている。実は長老の栽培作戦、今年度は里芋の特性に合わせ、水浸し作戦を実行する予定だそうな。サトイモはご存じだろうが水気を好む野菜、畝は流水か貯水の条件下である事が好ましい。それを水ポンプで実施してみようとの作戦らしい。数日前、子狸にも打診があった。貯水作戦の立役者として水ポンプを貸し出してくれとの申し出、無論、異論は無い。
作戦内容を聞いてみると、どうやら畝間に深めの溝を掘り、貯水タンクの役割を持たせたいそうな。水は子狸のポンプで搬送、距離が届かないので繋ぎのホースを準備するとか何とか。一時的には水が溜まるだろうが、何れ地下に流失するだろう、が折々に繰り返したいとか。まあ物は試し、チャレンジする事は良いことだ。
さて地形上の要因だが、彼のサトイモ予定地と長老のサトイモ畑とは物理的に接している。いわば同じ形態のサトイモ畑にすれば、水路は繋がる訳だ。彼が乗り気になるのも当然かも知れない。問題はサトイモの種芋、一般的な市販は連休前後だろう、既に撤去されてる可能性が高い。昨年は余り物のサトイモをもらって種芋としたが、同じドジョウが2匹いるとは思えないだろう。
課題はあるものの、彼の意欲は強大な模様だ。ミニ耕耘機を引っ張り出して予定地の耕耘を始めた。どうやら上述の案で同様畝を作り上げる所存らしい。意思あるところに道あり、彼の熱意が通じることを願っていよう。