木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ガールズ達の作品群

2024年05月23日 05時25分55秒 | 耕作放棄地

どうやら本日は出動日では無いようだ。ガールズ達の耕地は深閑としている。鬼の居ぬ間に・・・・・・・では無いが、静まりかえっているのを幸いにチョコッと覗いて見ようかと。世にはびこる変態的な撮影マニアでは無いが、対象物が野菜だけにお許し願えるかなと。現在のところ、第2ラウンドは2畝が完成済みのようで、その大半に夏野菜が植え込まれていた。トウモロコシ、スイカ、イチゴ、サツマイモ、・・・等々。とりわけ注目したのが「タマゴの殻」と「トウモロコシ」だ。タマゴの殻は夏野菜ではないが、俗に言う有機肥料の一種、これまで仲間内では利用者がいなかった。成分が効能を発揮するのに時間が掛かるのと、集めるのが面倒くさい・・・・・これは多分に子狸の発想かと。

メンバーの更新が行われると発想の転換も生じてくる。馴染みの無かった手法で新たな栽培が実験されるのだ。企業でも人事異動が頻繁に行われる所以かも知れない。タマゴの殻はカルシウムを含んでいるので、非常に有益な肥料だ。しかも家庭内の廃物利用で、世に言うSDGsの具現者でもあるだろう。問題は上述したように成分が溶けて根から吸収されるまでに時間を要すること。大器晩成タイプの方々はお試しあれ。

もう一点、トウモロコシの問題だ。子狸も好物だし栽培するのに何ら異論は無い。但し、ご注意戴きたいのが当地はアライグマの巣窟である事。ご存じだろうがトウモロコシはアライグマの大好物、長老にしても子狸にしても、何度も栽培に挑戦しその都度、盛大な食害を受けている。連中のいやらしいところは、食べ頃の見極め能力が高く、完熟するまでジッと待機する我慢強さを備えていることだ。おまけに木登り名人と来ればネット防御など役には立たない。

時期を得てトウモロコシが完熟、もう少しで収穫だ・・・・・・と楽しみにしていたら、一晩で全滅。泣きの涙しか出てこない。どうぞ同じ轍を踏まれないように。

当地では大型害獣の出没はほぼ無い。熊や鹿やイノシシ或いは猿などはほぼ見られ無い。例外的にイノシシが年に数回表敬訪問に来訪するぐらいか。中心となるのは、アライグマ、ハクビシン、イタチ、タヌキ、ノウサギ、と言った小動物達と野鳥の群れ。まあ現在のところは大丈夫でしょうが、茎が大きくなり実が付き出すと要注意だ.丹精込めて育て上げた作物群、たった一晩で壊滅となれば泣くにも泣けませんぞ。

 

 

 

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