木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

サトイモの植え込み

2024年05月19日 05時13分53秒 | 耕作放棄地

長老の得意な作業が始まった。何時ものサトイモ栽培だ。彼にとっては原日本人らしく、サツマイモよりもサトイモを好む。従って何を置いてもサトイモ優先、他の諸条件は横に置いといて・・・・・・・の作業となってくる。サトイモの特徴だが泥芋とも言われるように水気を好む野菜である。従って栽培も水を含んだ耕地が望ましい。我々の耕地群では果たせぬ夢だが、長老は具体策を考えた模様だ。名付けて「水浸し作戦」、つまり水気が無理ならポンプで搬送すれば良い・・・・・との手法だ。

子狸にも打診があった。水の搬送を考えてるので水ポンプを使わせてくれとの要望、無論、異論は無い。但しホースが短く彼の耕地にまでは届かない。其処は準備するとの申し出だった。作戦は畝間に深めの溝を掘り水タンクとする模様だ。遠からず水は地下へと流失するだろうが、折々に繰り返したいとの内容だ。

子狸の水タンクまで測ってホースは購入した。此処から彼の耕地までは数メートルの距離、繋げれば届くだろう。ポンプの稼働時間は凡そ40分程度、この時間で貯まる水はどの程度か。多分だが一時的には溝をオーバーフローするだろう。

長老は溝切りをして底部にサトイモを植え込んだようだ。既に計画案は実行に移されている。後は彼のプランどおり粛々として進めていくしか無いだろう。収穫予想は中秋の名月の頃、月見の宴のお供えとしての役割かも。長老にとってはサツマイモよりも大事なサトイモ、水浸し作戦で丸く大きな規模に育ってくれれば有り難いかな。

 

 

 

 

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