木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

シュウカイドウも満開

2024年09月12日 05時29分52秒 | 余話

当地(南河内)は東と南を山に囲まれた盆地状な地形を為し、西と北とは開けた平野部となっている。そして中央部を流れるのが石川であるのはご存じかと。南と東が山で防壁となってるので、台風被害等は少ない.有り難い地形である。その南の主が岩湧山{897メートル)であり、古来、修験道の道場として栄えてきた。その中心道場となったのが岩湧寺であり、今回の主人公でもある。紆余曲折あって現在は住職が不在のお寺であり。守護しているのは麓から通われる「寺守」さんだ。現在では参道が舗装され、車で寺まで通えるので負担は軽減されたであろう。

このお寺界隈並びに参道周辺に咲き誇るのがシュウカイドウの花、恐らくだが信者の方々が長年掛かって植え込まれた物であろう。ご承知のようにシュウカイドウはベゴニアの仲間、というよりベゴニアがシュウカイドウの仲間でしょう。中国原産のようで、かなり昔から我が国へと渡来した模様だ。8月~9月に掛け、薄いピンクの小さな花を咲かせる。丁度今頃が見ごろな時期で、気が向かれたらご訪問を。上述のように岩涌寺までは車の利用が可能です。

岩湧寺のお隣には河内長野市教委の社会教育施設(四季彩館)も存在し、一寸休憩も出来ます。飲食の販売はありませんが、トイレとベンチ等は整備され、岩湧山登山のベースともなっています。

シュウカイドウの花々は、車で訪問なら途中の参道沿いにビッシリと咲き誇っています。無論、中心となるのは岩湧寺界隈であり、スギの巨木や古刹の堂塔とマッチしており、カメラ持参の訪問が望ましいでしょう。今時分が満開期、撮影適期でもあります。一寸負担にはなりますが、駐車場に車を止め、撮影しながらお寺まで渓流沿いを歩かれることをお勧めします。

 

 

 

 

 

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