木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

夏野菜を秋に収穫

2024年09月29日 05時21分12秒 | 耕作放棄地

夏野菜の平均的な収穫期は7月である。遅くとも8月一杯位だろうか。それが秋に入った今頃にも収穫可能だから、何ともすごい生命力とでも言おうか。今回の主人公は「ナス」と「ピーマン」だ。7月から8月に掛け、大量に収穫の恵みを味わった。しばらく休養期間を経て、少しサポートすると夏と同様な恵みをもたらしてくれる。他の夏野菜はほぼセオリーどおりなので、この2品目だけが特別なのかもしれない。

ピーマンは次から次へと実を付け、数日おきに収穫に勤しんでいる。ナスも花を付けまくり、次から次へと実を付ける。しかも夏ナスと異なり虫害等の被害も少ない。俗に秋ナスとも言って、食通の方々には好まれるようだ。秋ナスと言えばシーズンを睨んで新たに植え込んだ物と解釈されそうだが、実は夏ナスの再稼働なのだ。

子狸の畑も大半の夏野菜は撤去したが、ナスとピーマンだけは残している。夏野菜の勤めを終え、再就職としての秋野菜を演じて貰おうとの趣旨だ。おかげで端境期の今、野菜の不自由さを多少は緩和してくれる。有り難い存在である。

個人的にはピーマンは少々苦手な野菜だが、ナスの用途は非常に多い。ナス料理は好物で、煮ても焼いても美味しくて食も進んでくれる。畑の一角で次から次へと実ってくれるのは非常に有り難い。お隣の「百姓候補生」氏も同様の狙いと見え、ナスとピーマンは茎類を撤去しないで残しているようだ。

ナスはほぼ全てを消費するが、ピーマンは上述の事情もあり余りがちである。行き先は専らご近所のマダム衆、非常に喜ばれる。購入しても僅か100円~200円の品だろうが、畑からの直送で無農薬栽培である事が嬉しいようだ。

 

 

 

 

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