どうやら仲間達も着々と準備を進めているようだ。暑さや所用にかまけて数日出動を見合わせた。本日、数日ぶりに農園へと出向くと、何やら景観が変更されている。そう大きな相違では無いのだが、見た印象が異なるのだ。注視して気付いた。「百姓候補生」氏の一畝が見事に整理整頓され、種蒔きを待つ段取りとなっていたのだ。いつの間にと思うが、寸暇を惜しんでの労作のようだ。流れる水は濁らず、立ち止まる子狸の怠慢さが招いた遅れ現象であろう。
天気予報を語り合った。来週末が雨の予想、従って今の段階で準備し、来週半ばに種蒔きをしたいとのこと。的確な読みである。最高気温の流れを見ると、現行35度前後がら来週には30度前後となっている。5度前後低下する見込みのようだ。種蒔き予定は当面「ダイコン」と「カブ」の予定だそうな。発芽適温は15度~30度位、しかも雨の予想とくればピッタリの環境ではないか。
ダイコン想定なので高畝とした模様。しかも何度もミニ耕耘機を走らせ、土壌の柔軟化を繰り返したようだ。ご存じかと思うがダイコンは直進性が高い。地下へ真っ直ぐに伸びるのだ.土壌が固かったり障害物があると変形ダイコンとなってしまう。ミニ耕耘機の耕耘作業は多ければ多いほど望ましい。
何度も耕耘作業を繰り返した後、畝壁を固め、ダイコン畑の形状とした模様だ。ここまで見せられると子狸の遅れが何とも惨めになってくる。着手は早かったものの、何時の間にか追い越されていた。暑さに弱いタイプとは言え、遅れすぎだろう。
本日は「草刈名人」氏も出動の模様だが、彼もダイコンは想定内のようだ。但し、暑すぎるので月末まで遅らせるとか何とか。それも戦略であろう。要は収穫期を正月明けとすれば、少々種蒔きが遅れても支障は無いのだから。