マメ科の野菜は好物だし栽培も比較的に容易だ。ただ連作障害が出やすく、年ごとに栽培地を変更する必要性があり難儀する。子狸は連作を承知の上で、やむを得ず、緩和措置で凌いでいる状態だ。従って収穫も程々といった案配で、新天地栽培には負けている。各位置かれた条件が異なるので、許された範囲で工夫すべきだろう。
マメ科の中でもソラマメは大物なので楽しみも大きい。今季は昨秋10月中旬に種蒔きを行った。以来3ヶ月余り、茎葉もかなり大きくなって来たようだ。茎丈は30センチ前後となってきた。欠損株は無く、発芽した全部が成長中の模様だ。26粒種蒔きして発芽不能だったのは確か1粒だったように思う。かなり優秀な発芽率だ。
ソラマメは茎丈が1メートル余にも達する。用心して栽培しないと倒壊する危険性が高い。強風が吹けばポキリといきかねないのだ。そこで周囲に支柱を立てる事例が多いようだ。茎1本毎の支柱など考えにくい。想定されるのは周囲に横棒を張りめぐらし、倒壊の支えとする事だろうか。子狸は竹の支柱を6箇所に立てた。何らかの形で支柱間に横棒を添わせる計画だ。
現在は大寒の真っ最中、1年中で一番寒い時期なのだ。確かに朝一番は氷点下ともなるが日中は結構暖かい。どうやら降雪も無い模様で、割と楽にしのげる冬場かと思っている。ソラマメを始めとしたマメ科の野菜も防寒装備は不用なようだ。このまま冬場を乗り切ってくれたら、春先から急成長するだろう。収穫予想は5月、その前にスナップの収穫も始まる。春から初夏に掛けてマメ科のオンパレードだ。