木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

水仙畑は咲き始め

2025年01月13日 05時27分39秒 | 余話

観光立村は村の寄って立つ柱の一つでもあるのだが、確たる目玉が存在する訳でも無い。希少な存在がいわゆる楠公さん関連であろう。楠木正成公を基点に関連分野を紐付けていく・・・・・・・といった手法が施策となるだろうか。今回はその一つであるスイセン畑のご紹介を。楠公さんを顕彰する施設に「奉建塔」なるものが設置されているが、その周囲にあるのがスイセン畑である。休耕地を活用したようだが、相当数のスイセンが植え込まれている。村の貴重な観光資源の一つでもあるだろう。

スイセンの開花期は冬場、つまり今時分だ。植え込まれているのはニホンスイセン、白と黄色のツートンカラーの見慣れた花でもある。満開の時期だろうと推察し、寒いなか訪ねてみた。車でだと「道の駅ちはやあかさか」が駐車に便利だろう。現場は道の駅から徒歩で5~10分程度、駅前の緩やかな車道を上れば良い。

訪れて見てビックリ、花々が満開かと予想していたのに皆目見当たらない。微かにあちらにポツリ、こちらにポツリ、といった程度だ。毎年のように訪ねているがこんな現象は初めてだ。年により開花期は多少変動するが、1月頃の開花が多いようだ。年によっては年末に満開となる場合も存在する。

昨年は夏場が異常に暑かった.熱中症の可能性を危惧しつつ農作業に勤しんだものだ。異常気象の一端かと思えたが、その影響を今も引きずっているのだろうか。少ないながら開花してるのも存在するので、本番はこれからだと期待したいのだが。開花期は大まかに把握して1月~3月の三ヶ月程度であろう。残るは二ヶ月半余り、上述のように今後の開花に期待を寄せたいと思う。梅花や桃花の方が先んずる事は無いかと思いたいが、どうだろか。

スイセンが咲き出すと次はロウバイの季節だ。白いスイセンから黄色のロウバイへと主役の交代とも成るが、色彩も次第に華やかになってくる。その次はピンクの桃花であろうか。

 

 

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