木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

大寒の候

2025年01月22日 05時14分06秒 | 耕作放棄地

1月20日から2月3日頃を二十四節季では「大寒」と呼ぶそうな。文字のとおりで、大いなる寒さ・・・・つまり1年中で一番寒い時期だとか。今年も予測していたが、意に反し意外と寒くない。極端な寒がりの子狸がそう言うのだから、一般の方にはポカポカ陽気かとも。気になって野小屋に下げている温度計を眺めて見たら画像の如し、午前10時の段階で12度を指していた。冬場としては暖かい日なのであろう。

ボチボチと耕耘作業を行っているが、こうした気候では流石にジャンバー姿では動きずらい。上着を脱ぎ捨て、薄着姿で作業に勤しむ。太陽は照りつけ風も無し、小春日和と言っても過言ではないかと。こうした日々が続けば結構なことだが、果たして継続しうるのか否か。

栽培中の野菜だが、ポカポカが継続すれば急激な成長も期待できるかと。しかしながら眺めて見ると小さめな姿のままだ。シュンギクもホウレンソウもダイコンもキャベツも収穫を躊躇わせるようなサイズばかり、好天も野菜達に届くまでには至って無いようだ。本来であれば冷え込みと霜の影響で野菜の甘みが増加するのだろうが。

作業や成長にはポカポカが望ましい、野菜の収穫には冷え込みと霜が望ましい・・・・相反する期待に自然環境もタジタジだろう。それにしても人間は強欲なもの、矛盾した欲求でも平気で願望する模様だ。

地元の名峰金剛山もこの時期雪中登山が盛大となる。仲間の一人も毎日登山派、本日もアイゼン携行で山中踏破中なのかも知れない。それにしても、暑い時は暑く、寒いときは寒い・・・・・この単純な原理原則が作用する方が望ましいのかも。

 

 

 

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