又もや宅急便が届いた。例の黒ネコ何とかのトラック便では無い。仲間達による友愛の配送便だ。例によって例の如く、森の果樹園に定期的に作業に入ってるのだが、直近では3日(日)が作業日であった。仲間達はハードな作業に疲れ切り、クタクタになりながらも帰路農園に立ち寄ったみたい。其処で作業にも参加できていない子狸にもお土産を・・・・・・・となった次第の模様だ。畑に出動したら、野小屋の傍らにビニール袋がチョコマカンと控えていた。開けてみると八朔や甘夏等がゴロゴロとはいっていた。作業で疲れ切ってるだろうに、重たい土産をわざわざ搬送とは、森からのプレゼントは作業に参加した者だけが享受出来るかと理解しているのに。
それにしても仲間達の友情には感謝せざるを得ない。柑橘類が嬉しいのでは無い、個人的な事情で参加が困難となってしまった子狸を、今尚、仲間と認識してくれる気持ちが嬉しいのだ。長年作業に従事してきただけにハードさは了解している。朝から夕方まで森で作業を行うとクタクタになってしまうのだ。疲れ切った体に重たい土産物は負担であろう。何を好き好んで・・・・・・と推測するのだが、彼らは別なようだ。
お供えした上で感謝して頂戴するのが筋だろうが、生憎と仏壇も神棚も備え合わせてはいない。何とも不信心な存在で、罰当たりな人間なのだ。恐らくだが、彼岸浄土には辿りつけない、魔界への一直線タイプなのかも知れませんな。
それにしても仲間達にはただ感謝の一言だ。お礼の術も持ち合わせてはいないが、畑の傍らでただ頭を垂れた子狸の姿をご想像戴ければ幸いです。配送便の果物、有り難く頂戴致します。
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