木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

台風接近・作業は

2024年09月01日 05時14分45秒 | 森の果樹園

台風10号が紀伊水道南端に到達したようだ。迷走台風で、進路もフラフラ速度も遅々として・・・・・・現在地に居座るタイプのようだ。本日は森の作業日なんだが、果たして実行出来るかどうか。例によって子狸が参加不能なので、過去の画像を使用しつつ作業内容を推測してみようかなと。季節は9月、早ければ栗の収穫が可能な時期だ。森の果樹園には栗の樹が多々、多くの実りをイノシシと取り合いしている。

最大の課題はイノシシの収奪から栗の実を守ること。言葉では簡単だがなかなか至難の技だ。長老の発案で始めたネット作戦を現在も踏襲している。簡単に表現すると落下する栗の実をネットで受け止め、イノシシには渡さぬ作戦だ。対応策として、栗の樹の下にネットを張りまくる必要がある。これまた長老が入手したゴルフ用の防御ネットを沢山準備している。このネットを張り渡すのが最初の仕事、結構面倒くさい作業だが。支柱の準備が十分では無く、既存の樹木やロープで代用している。

気を付けるのがネットの高さ。イノシシが背伸びしても到達できない高さが必要なのだ。連中も悪慈恵が働くようで、支柱に体当たりしてネットを落下させ栗の実を収奪する。何とも悔しい相手である。

本日が若しも作業可能であれば、このネット構築が最初の仕事となるかなと。秋の重要イベントでもあるのだ。ネット構築に着手したら概ね1日掛かりの作業量となってくるだろう。何時もの草刈りなども想定しているが、時間的に困難であろうな・・・・・・・・と思える。

山小屋から栗林までは結構な登り坂なのだ。資材を担いで運び上げるだけでも一苦労、汗水流しての苦闘となる。森の作業は体力勝負だ。子狸が間に合わぬ所以でもある。仲間達の健闘に拍手を贈りたい。運びあげたら一休みしてからの作業開始だ。掛矢を使っての支柱の打ち込みから始まる。台風接近なので直射日光は無いかと思うが、熱中症には十分気を付けて。

 

 

 

 

 

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