木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

三角ホーの活躍

2022年07月05日 16時15分07秒 | 各種の用具

農具の一種に「三角ホー」と呼ばれる用具が存在する。いわゆる手道具の一種でなかなか便利な道具だ。画像でもお解りのように、長さが1.5メートル程度、先端に三角形のクワが付いている。このクワ先を使って雑草等をそぎ取って行くのが役目だ。力仕事なので少々疲れるのは致し方無いとして、立ち姿での作業が可能なのは有り難い。ゆっくりと歩きながら、少しづつ雑草を削り出す。結構便利な用具で重宝している。例の「百姓候補生」氏もお気に入りの模様で、とうとうネット通販で入手してしまった。本日がお披露目初日で、作業開始の模様だ。真新しいステンレス製の三角ホーが朝日を浴びて畝間に光っていた。何にしても新しい用具は気分を高揚させるようで、彼も張り切って作業に勤しんでいた。

雑草の処理は農作業においてやっかいな作業の上位に位置する。しかも頻度が頻繁で、正直年中が雑草処理に追われていると言っても過言では無い。いかに少なくするか、省力化するか・・・・・が緊急の課題なんだが、特効薬は無い。大半の方がマルチの使用で対応する程度、じゃあお前らもマルチを使用すれば・・・・とのツッコミもあるかと思うが、環境保全の意味合いもあって使用は控えている。結局、手作業を頻繁に繰り返すしか無いようで、三角ホーのお出ましと相成ってくるのだ。既述しているように、三角ホーは雑草処理が仕事の対象、もっぱら削り出すのが仕事だ。子狸は便利な余り、雑草処理以外に「畝立て」や「種蒔きの筋作り」等にも使用している。三角形のクワを使って土寄せを行ったり筋作りを行うのに重宝するのだ。というよりこちらの方がメインか。

農具としては「備中クワ」や「トンガ」等も準備はしているが、出番はほとんど無い。大抵がミニ耕耘機を使っての耕耘作業と三角ホーでの土寄せで畝作りが終了してしまうのだ。我々のような小規模な農園作業では、これで十分かと思っている。大御所のように「トラクター」を引っ張り出しての作業は年に数回程度だろうか。かくして力仕事をベースとする小規模農園作業は黙々として進行するのだが、最近の蒸し暑さは異常な程。作業途中でギブアップして日陰に逃げ込むのも屡々だ。気温も軽く30度を超えてる模様。「熱中症」を警戒しながらも、三角ホーの活躍は続くようだ。ご同輩の皆々様、水分不足に注意しながら控えめな作業を続けましょう。倒れない程度のサジ加減が大事かと。

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