それにしても、どうしてこうも「サトイモ」が好きなんだろう。正直、そう思わざるを得ない。子狸の耕地回りだが、大御所・長老・百姓候補生氏・・・・の畝が続いているのだが、サトイモだらけなのだ。詳しくは画像でご理解戴くとして、周囲一面がサトイモだらけ、好きなのは結構なんだが、他にも野菜はあるでしょう・・・・・とも言いたくなってくるかも。日本人にとって一番同じみなのか、伝来も古いようだ。起源はインドやインドシナ方面とも言われており、タロイモがルーツなんだとか。縄文時代後期には我が国へと伝わっていた模様。教科書的には狩猟採取の時代と習ったんだが、考古学の発達が歴史観を引っ繰り返してしまうようだ。
<長老の種芋畑>
大御所には特殊な事情が存在するが、他の二者には単なる好みとしか思えないが。先祖からの血が騒ぐのか、サトイモ栽培へと駆り立てる何かが存在するのだろう。人様の事情を慮っても仕方が無いが、気になるところだ。
<百姓候補生氏のサトイモ畑>
大御所の場合はご存じの向きも存在されるかと思うが、例の「イモ掘り体験」なるイベント開催のためだ。彼の趣味は特殊で、観光客をイモ掘り体験へと誘い込み、あわよくば農作業へと引きずり込もうと狙っている。一言でいうと、農作業従事者の獲得作戦なのだ。例年、被害に遭われる方も少なく無いが、従事者・・・・・・とまでは、なかなかなのが実情だろうか。希望の地は遠いが、彼の尽力は続きそうだ。
<長老のサトイモ畑>
さて肝心のサトイモだが、種芋を育て移植して栽培するのが通例だ。長老も大御所も、昨年の栽培イモをそのまま残し種芋としている。本年は百姓候補生氏が興味を覚えた模様で、種芋を頂戴してチャレンジした模様だ。長老から20個余りもらったようで、水気の少ない畝ながら健気に育ってるようだ。該当地は田圃の跡地、ゆくゆくは上段田圃からの洩れ水も期待できるだろう。ご存じのようにサトイモは泥イモとも呼ばれ、どちらかと言うと湿地状の土壌を好む。水気が多い方が好ましいのだ。
<大御所のサトイモ畑>
大御所・長老・百姓候補生・・・・・・・各位の思惑は異なるだろうが、サトイモは元気よく発育中のようだ。中秋の名月の頃には、お供えも可能かと思われる.団子とススキとサトイモを準備してお月見の体勢かな、まだまだ暑さは続きそうだが、早くも秋冷の頃を期待している。
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