うちの店とほぼ同時に始業された札幌の鉄道模型メーカー「トロリーライン」さんの製品がぼちぼち出始めているようなんですが、
今日はHO客車用台車を拜見。
こちらがそれです。
HO製品では案外?なかった「TR40系」の台車だそうです。
確かにTR47でNもHOも代用していたようなものですね。
基本構造は、燐動板エッチングのバネ性のあるフレームに、ホワイトメタルの台車枠を取り付けるもので、
更にオプションでカツミの軸受メタルを装備するというものです。
お値段は税別4500円
日光エンドウのダイカストよりはお値段がかさむものですが
この枕バネ周辺の立体感は素晴らしいものがありますね。
日光エンドウの見慣れた構造と一部異なる3点支持作動部分も興味深いものです。
見る限りかなり枕梁貼り表現には気を使っていることが解ります。
メインフレームは燐銅を使うことでバネ的強度を利用していることが解ります。
ボスルタ部が日光のそれと同じく細いので、そこがチョット折れ曲がって輪抜けの可能性は否定出来ませんが、ワッシャーでも半田付けしましょうyか。
裏返す。
ブレーキシューは実に巧みな構成で車輪と避けられており、極めてファインに見える奥まったシューが特徴であります。
支持動揺は適度なものを持っています。
早速当店にもサンプルが入荷。
まだ本入荷はまだですが、触りに来てください。
台車枕バネ周辺の構造は従来金属台車とはかなり考え方が異なるものです。
基本形式のTR40(スハ42など)のほか、TR40D(マロネ41など)ほか全6種のTR40台車を発売するそうです。
先行販売はトロリーライン本社カウンターで販売中でした。
残念ながら当面、TR40系6種のみだそうです。
フジモデルより再生産なったマロネ41に如何でございましょうか。
このほか秋に向けて
札幌市電a1200型塗装済みHO製品を30000円程度のお値段でリリース予定だそうです。
北海道には現在鉄道模型メーカが4社となっています。