鉄道模型工作記録帳

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夕張鹿鳴館の鉄道模型修繕記録8

2014-04-19 22:55:35 | HO製作のあれこれ
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黒の下塗りも3回めの焼付塗装。

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下回りをコート。

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塗装して焼き込みます。

プラカラーも焼付けするにあたり150度で更に高温にして焼きこむこととなります。
20分。

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堪らん艶が現れます。
半ツヤ塗料も焼きこむとこうなるんですね。

モーターを取り付けます。

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元ついていたモーターは、ボルスタと合致しておらず、
手持ちの

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DV18Cというモーターが適合しました。

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出っ張りが異なります。

つまり、元の状態は相当に出鱈目なことになっていたということです。

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中間台車の接続がまだ「頑丈にしっかり」なっていないのですが、組付けがこのようになりました。

モーターはぎりぎりウェイトに掛かりそうですが、何とかなっています。

もっと車体中心に設置すれば、万全感が出てよかったかもしれません。

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ただ、2モーターのするとこうなるのはメーカーの仕様です。
つまり設計からやっぱりなにかおかしかったのでしょう。

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基板とプラ片を作ります。

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このように接続できるように誂えました。

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ここに床下梁のネジを活かして接続されます。

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基板回路を組みます。


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裏側はこのようになります。

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設置。

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スマートに整えられます。

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集電配線。

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メーカーの意図はまるで無視してやっています。

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できるかぎりコードがないように。

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ジャンパ栓作り。

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割と簡単な作業です。
これでモーターに結線します。


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結線はこのようになります。
4連のソケットはヘッドライト用です。

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全部半田結線でもいいのですし、メーカー姿はそうなのですが、メンテンナンスを継続するに可能なよう、取り外し対応ケット基板が必要だったと判断しています。

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極めてスムーズに走りが復活しました。

但し、ちょっとえづきます。
その理由は

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床板の強度不足で、前が垂れ下がっているでしょう?

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車体を組み付けたとすると、このようにやっと水平になる構造なのです。
いわゆるモノコックボディの強度ですね。

これでえずいてしまうんです。

これで下回りは全て完了しました。
次は上回りの塗装です。


夕張鹿鳴館の鉄道模型修繕記録6

2014-04-19 00:33:24 | HO製作のあれこれ
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シリンダー部分は部分塗装に済ませます。

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塗装完了。

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車体塗装完了。

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EFと一緒に焼き付けました。


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トラブルが発生。
正面煙室扉にも、アバタが出て再塗装するはめになりました。
またヘッドライトが割れていたのが折れました。


と、接着剤で取り付けられていた部品はまだまだあったようで、サイドタンク、給水温め器がダイキャストで接着でした。
給水温め器ランボードも含めて、焼付けするとどんどん外れていきます。
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ヘッドライトは手持ちのロストパーツがったので、0.5mm真鍮線を穴を開けてハンダして、
それをダイキャストの煙室と扉に差し

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カシメて更に接着。
ゴム系接着剤で今まで点いていた部品は全てエポキシに付け替えです。


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何故か3回もアバタやぶつぶつが湧いてくる困ったことが発生し、4回目でようやく綺麗になるまで、塗装に苦しみました。

だいぶ作業を飛ばします。
写真取る余裕が失われていました。
お店やりながらバタバタとお客さんがいる中で作業していました。
お客さんごめんなさい。
かなり上の空でした。


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ここまで来た・・。
色差しを各所かなりやり、ぱっと見で格好良くしました。
運転室サッシのウッドブラウンに。
ブライトゴールドで金色部分に色差し。


タッチアップ部分エアブラシなどイロイロ仕上げに入ります。

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試運転。

なんと、逆走します。
なんで?配線変えてないぞ!

とここでお客様から貴重な知識をいただくことになります。

「このモーター。昭和末期の雑誌に、『結構な割合で逆相に間違って組み付けられたセミ不良品がある』という事実が有りますよ」

なんと、そんなバカなw
最初から逆に走行する仕様だったのか!!

というかそんな逆相モーターが多く流通したって事実が驚きです。
天賞堂棒モーターにはそういうトラブルがあったなんて!


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ということで、逆相に改造します。

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今度は大丈夫です。

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いよいと終盤。
サイドタンクのアバタが気になります。

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石炭積みオーダーがあったので、発泡スチロールで芯を作ります。

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こんなかんじかな。
限界超えて積んでいたようですから・・・。

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石炭はイリサワのカラフルバラストで安価に仕上げます。

石炭は硬化待ちですが・・・・

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出来ました。
とっても綺麗に仕上がりました。

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艶は文句無いでしょう。
半艶ですけどね。
模型的ですね。

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実はブラックプライマーそのままなんです。

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各部の色差しが効いているといいんですが・・・

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保存機チックですね。
先頭連結器は手持ちの井門カプラー。

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ドノーマルですが、綺麗に復元されたとともに、走行も相当良くなりました。

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ディテールアップは殆どありませんが、端正なモデルになりました。

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ぱっと見、かなり良くなりました。

とりあえずあとは石炭詰むだけで任務完了です。



夕張鹿鳴館の鉄道模型修繕記録5

2014-04-19 00:10:35 | HO製作のあれこれ
まず、EF61編

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来た時の姿。

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ここからの作業でしたね。



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パンタグラフもバラバラになりかけていた&畳めない。立たないので修復。

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線材一本一本バラバラのパンタです。
結構しんどいです、

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取れる取れる・・・。

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どうにか片方修復。
もう一個はもっと損壊が酷いです。


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あちこちが接着剤で固定されており、取れかかっている物ばかりで極めて面倒なことになっています。

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まず塗装剥ぎました。
そうすると、四つ角のうち、3つ角の半田接合が割れて分離。
前面は辛うじてくっついている状態。

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手すりが落下によりトンデモナイ形にひしゃげている図。


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修復中。

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完全修復は完全バラシにしないと無理なので、可能か限り修復。

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手すりも復元。

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スカートも落下して変形&取れていたので修復。

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床板は全部剥いて磨いて、転がっていたウェイトもネジがないので・・・
M3Sネジなんだもん・・・それはなかった・・・。

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底面が密着していないくらい荒れていたのでフライスで面を出します。

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これで密着しますね。

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穴をあけ直し。

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二段堀して

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木ねじで


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完全に固定します。


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ガッチリ固定されました。

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床下機器障害もありません。

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研磨して下地を整え

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台車類も全て塗装準備します。

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内部もしっかり塗装します。

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ブラックプライマーで完全に塗装。

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ブラックプライマーです。
強固に塗装下地が出来上がります。

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全て塗装します。

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オーブンレンジに放り込んで

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110度20分焼きます。

これで焼付塗装になります。

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ホカホカ熱々。

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しっかりと焼きあがりました。

これを裏表2回繰り返して、下地が完成しました。

このあとは明日となります。