家人は悩んでいましたが新しくテニス仲間になるため、市総合運動場へ行きました。グループの一人は先日、1回きりですが会ったことがあり、家人をこのグループに誘った人で80歳。残りの二人は今日が初めて会う人で、75歳、74歳です。皆、家人よりも年齢が上、テニス歴も上、運動神経も上、、…で遊びとは言え、付いていくのが大変だったと言う。出来るだけ迷惑を掛けないようにとするのだけれど、上手くやろうとすればするほど出来ない。出来ないから焦る。焦るから出来ていたことまでも出来なくなる。悪魔のサイクルに填〔は〕まる。リセットしない限り立ち直れない。運動でも、仕事でも、学習でも、自分の欠点は大まかに分っている。その欠点の傷に自身触れたくないし、他人からも触れて欲しくない。しかし、それに向き合わないと治らないし、向き合ってもすぐに治るものでもない。まず本人が治そうと思わないといけない。そして根気がいる。大人は治そうと意識を持つことができる。が、子どもは意識を持つことが出来ない。そして飽きる。だから、子を導く親は意識を維持させるために些細〔ささい〕なこと、低レベルでも褒めて褒めて飽きさせないようにする。が、家人は子どもの頃に他者と比較され叱られ、叱られ育ち、そう言う過程を経てきていないので、自分は出来ないんだ!と諦めてコンプレックスを持ち続けてきた。歳をとり、最近になって『頑張らないけど、諦めない』をモットーに前向きに取り組めるようになった。出来ないことも根気よく続けていればいつかはきっと出来ると今回のことにもめげずにテニス仲間の中で続けようと思ったと言う。
今日の夕食は、
◆鯛の粗煮 ◆大根と蒟蒻の味噌煮 ◆鯛の蕪蒸し ◆京菜のお浸し ◆ご飯
~ 鯛の粗〔あら〕煮 でコラーゲンを摂りました。 ~
追記:出来ないことを論〔あげつら〕っても何も解決しない。出来ることを褒めて自信を持たせ、違うことでもきっと出来ると意欲を喚起させるように仕向けないと、落ち込むだけだ。家人も仲間の一人から相当、ここが悪い、あそこが悪いと言われたらしい。その人は家人が早く上手くなるようにと親切で言ってくれているのだが、家人にはプレッシャーだったようだ。