郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

商売にならない

2019年11月07日 | 日記

 家人は8時前から槇〔まき〕の剪定に取り掛かった。先ず、軒先に置いている2.7mの造園用3脚脚立を出すところから始める。ブルーシート等を槇の周りに敷き、キチッと準備をしてからでないと後の剪定した葉を拾い集めるのが難儀だから。上から下へ順番に剪定するのだが、塀や他の木等があって脚立がうまく立てられない。家人が脚立と身体の位置を工夫しながら葉を綺麗に切っていき、葉の塊〔かたまり〕をブロックごとに形作って体裁よく仕上げていく。また松の剪定のように一枝一枝を丁寧に見て、素手で無駄な枝葉を取り除く。普通の庭師さんなら伸びた枝葉を刈り取り、少し体裁よく形作る程度で終わるから槇一本に家人のように丸一日を掛けることはない。それでは商売にならない。庭師さんは慣れとか手際よさもあるのでしょうけれどその庭木に家人のように思い入れがない。家人は完成させた庭木をずっと眺めていた。

 今日の夕食は、


 ◆ミートローフ ◆蕪と柿のサラダ ◆さつま芋の柚子煮 ◆オクラのもずく酢 ◆味噌汁 ◆ご飯 飯
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