我が家の山茶花に春の鳥たちが忙しく来ている。メジロが逆さになって花の蜜を吸っている。そこにシジュウガラのつがいが来て、また直ぐに隣家の庭に飛び去った。私の庭木はお気に召さなかったようだ。家人は神社の森にも鳥たちが来て、あるいは棲んでいて姿は見えないけれど、その鳴き声が一段と大きくなり、陽が明けるのも早くなってきたから、さらに早く春よ来いと叫んでいるかのようだと言う。陽射しに何か優しさがあるように思う。暦の上では春であるけれど、立春過ぎが一番寒くなる。明日は寒気団が日本を覆〔おお〕い、寒くなるようだ。暖冬だとは言え、陽射しと寒気団のせめぎ合いは毎年変わらずに続いている。午後から私は子ども料理教室へ、家人は卓球に出掛けた。こうやって行くところがあることは良いことだと寒さを堪〔こら〕えて鳥たちたちのように動いている。けれど、家の中の断捨離がなかなか進まないことが悩みの種である。
今日の夕食は、
◆鰆の包み焼き ◆子持ち鮎のコンブ巻き ◆菜の花のとろろ昆布和え ◆紅白かぶの甘酢漬け ◆かき玉汁 ◆ご飯
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