かんりにんのひとりごと

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「光る君へ」の枕草子に感激

2024-05-27 | テレビ・映画

 

今日は、月曜日。。。

 

毎週、大河ドラマの話で盛り上がる日です。。。

 

昨日の大河ドラマ「光る君へ」は、近年まれにみる素晴らしい回でした。

 

一つは、藤原道長のライバルである藤原伊周(これちか)が失脚し、大宰府へ流罪になるシーン。。。

 

もう一つは、一条天皇の中宮である定子(ていし)が失意の中、清少納言が定子のために、「枕草子」を書き綴ったシーン。。。

 

最後に、10年もの空白を経て、道長とまひろ(紫式部)が再会するシーンという盛りだくさんの内容でした。

 

これほどの中味の濃い内容をよくも45分の一つの回におさめられたのだと思います。

 

おまけに、越前に旅立って、現地で宋人たちとも出会っています。

 

脚本家の大石静さんは、もちろんのこと、番組制作のスタッフの力はすごいものだと感心します。

 

 

 

 

さて、私がその中で、一番感激したのは、清少納言が失意の定子のために、「枕草子」を執筆する場面です。

 

清少納言は、一条天皇の中宮(奥さん)の定子の女房(侍女)として、二十代の後半から三十代にかけての七年間を仕えたそうです。

 

その間に、見聞きしたこと、感じたことなどを書き綴ったと言われています。

 

今回の「光る君へ」では、定子のことを思って、一人だけのために書き綴ったという設定になっていました。

 

その場面の映像が綺麗で、文章の美しさとともに、画面いっぱいに映し出されたのが、ジーンときました。

 

「春はあけぼの ようよう白くなりゆくやまぎわ・・・」

 

綺麗な日本語ですね。

 

春は、明け方が良いわ!

 

だんだんと白くなっていく山の上の雲が明るくなって、紫っぽい雲が細くたなびいている様子(が素晴らしいわ)

 

といったところでしょうね。

 

画面に蛍が飛び交っていたのが、まさに日本の四季を表しているようで、素敵でした。

 

これは、1000年たっても、いまだに人々に読み継がれる価値がある話だと改めて思いました。

 

 

 

日本人は、昔から四季折々の光景を細かく観察し、言葉を使い分け、表現してきたのでしょうね。

 

しみじみと綺麗な日本語を味わっていたら、道長とまひろのラブシーンがありました。

 

話が早く進み過ぎて、困ります。。。

 

 

 

まひろの心は、もうすでに越前にあるのでしょうか?

 

来週からの越前編にも期待しています。

 

 

 

先日、古本を買ったので、もう一度原文と現代語訳を読み直してみました。

 

 

千年前と今の明け方とどう違うのか、見てみたいものです。

 

 

 

     

 

 

 

 

 


大河ドラマをみて深読みの日々

2024-05-21 | テレビ・映画

 

今週の大河ドラマ「光る君へ」も楽しく拝見しました。

 

職場の方とも、わいわいと大河ドラマ話に花が咲きました。

 

 

 

何と言ってもメインのストーリーは、藤原道長のライバル伊周が花山院に矢を射かける事件とそのあとに続く、道長と女院様を呪詛するという場面です。

 

この時代、安倍晴明が妖術を使い、人を呪うというような恐ろしいことが信じられていた時代ですから、大変な事件だったことでしょう。

 

この事件の犯人として、道長のライバルである伊周が処分され、大宰府へ流罪と言うことになりました。

 

この流れが、ちょっと不自然な感じがしていました。

 

本当に呪詛したのは誰なのか・・・?

 

ネットの情報を見たり、職場で話したりしているなかで、いろいろと深読みをしていたのですが、どうも女院様(吉田羊)さんが、自作自演で嫌いな伊周を追い落とすために仮病を使ったのではないかという話になりました。

 

 

 

そう考えると、すべてつじつまが合いますね。

 

道長の奥さんの倫子様(黒木華)も怪しいです。

 

おそらく、倫子様は共犯者ではないでしょうか・・・?

 

そんな深読みをして、楽しんでいました。

 

 

 

 

もうひとつ、よくできた話だと思ったのは、まひろ(紫式部)のお父さんが、急に越前の役人として赴任することが決まったという話でした。

 

まひろが、天皇あてに書状を書いて、道長がそれを読むという話・・・。

 

字を見て、まひろだとわかったみたいですね。

 

お父さんも、急に昇進が決まって、驚いておられました。

 

 

 

いよいよ、これからは越前編が始まるんですね。

 

紫式部が「源氏物語」を書くのは、越前から京へ帰って、結婚して、夫が亡くなってからということなので、まだまだ「源氏物語」の話にはならないみたいですね。

 

そうこうしているうちに5月も終わろうとしています。

 

早くストーリーを先へ進めないと、今年中に「源氏物語」まで進まない!!

 

そんな余計な心配をしています。

 

 

 

いやいっそのこと、来年まで続けて「光る君へ」をやってほしい・・・、そんなことを思うくらい、今年の話は気に入っています。

 

 

 

おかげで、職場では大河ドラマ話に花が咲いて、和気あいあいとしています。

 

今日の花は、いつもの散歩コースに咲いていたオオキンケイギクでした・・・。

 

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関白にならなかった藤原道長(光る君へ)

2024-05-13 | テレビ・映画

今日は、月曜日・・・。

職場で、大河ドラマの感想を語り合う日です。

今日の主役は、何と言っても藤原道長です。

ライバルの伊周を押しのけて、権力の頂点に上り詰めたのですが、一条天皇に「関白にはなりません」と逆関白宣言!

関白になると、貴族の会議(陣の定め)に出られないので、貴族たちの生の意見が聞けないことや、自分の思っていることを、提案しにくいという理由があったみたいですね。

単に出世に無関心ということだけではなく、実質的に政治を動かすためには、その必要があったということなのでしょうか?

昨日の大河ドラマでは、日記を書いたらどうかと勧められて、書いている場面がありましたが、あの日記が有名な「御堂関白記(みどうかんぱくき)」というやつなんですね。

「この世をば 我が世とぞ思う 望月の かけたることも なしとおもえば」という句はよく知っています。

ただし、御堂関白とはいっても、道長は生涯で一度も関白にはなったことがないそうです。

3人の天皇に仕えて、実際の政治を握っていたことと、晩年に法成寺を建てて、御堂にいたことから、後の時代に「御堂関白」と呼ばれるようになったということらしいです。

なんとなく、ありがちな話ですね。

当時は言われていなくても、後の時代に、呼び名がかわることは、他の歴史でもよくあるような気がします。

道長以外にも、貴族たちは、結構日記を書いていたようです。

その日にあったことを書き残しておくということは、生き残りをかけた貴族同士の出世争いにおいて、必要不可欠のことだったのかもしれません。

だれが何をしたとか、何を言ったとか・・・、後々から見て、確認する必要があったのかもしれません。

私のブログも、日記のようなものですが、これはボケ防止のために書いているだけなので、気楽なものです。

好きな写真をただ載せているだけのことです。

昨日のドラマで、印象的だったのは、道長がまひろのために、まひろのお父さんを昇進させる場面です。

お父さんと、いとさんが、「やっぱり、姫様と道長様のあいだには何かありますね」と言っていたところが大変面白かったです。

まひろも、なんとなく、嬉しそうにしていました。

このドラマは、せりふではなくて、表情で演技するという場面が大変多いですね。

吉高さんや柄本さんの演技がなかなか上手だなあと感心しています。

一度、「御堂関白記」も読んでみたいのですが、長谷川等伯の物語もまだまだ途中ですし、千利休の物語もひかえています。

ぼちぼちと、順番に読めるものから、読んでいきたいと思います。。。

藤原実資『小右記』、藤原道長『御堂関白記』などに見る、平安貴族が日記を書いた切実な理由 もとはカレンダーから派生した日記、日々の出来事や見聞を客観的・事務的に記すのが基本 | JBpress (ジェイビープレス)

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 大河ドラマ『光る君へ』では、ロバート秋山演ずる藤原実資の日記が、しばしばネタになっている。これは、実資の日記である『小右記』が、当時の政治史を研究する一級史料...

JBpress(日本ビジネスプレス)

 

 

      


毎週楽しみな「光る君へ」

2024-05-07 | テレビ・映画

 

毎週日曜日の夜を楽しみに、大河ドラマ「光る君へ」を見ています。

 

「龍馬伝」の頃からは、毎年のように来年は誰をテーマにするのかなと楽しみにしながら、見るようになりました。

 

今年は紫式部と藤原道長ということで、少し心配していました。

 

 

 

戦国時代や幕末の物語は、知っている内容が多いので、誰が見てもわかりやすい、また戦があって、勝った負けたと言って、大騒ぎして、話が盛り上がるようです。

 

ところが、平清盛しかり・・・。

 

平安時代などは、わからないことが多く、戦もあまりないので、見ているものがわからないうえに、飽きてしまう傾向があるようです。

 

視聴率が悪いと、いろいろと悪口を言う人がいて、役者さんがかわいそうだと思っていました。

 

 

 

今回の「光る君へ」もどうなるかと、思っていましたが、リアルタイムの視聴率では、それほど高くは無いようです。

 

しかし、見ている方の間では、大変盛り上がっているようで安心しました。

 

私の職場では、毎週のように、昨日は見ました???

 

と約三名で、わいわい話をしています。

 

今週は、月曜日がお休みだったし、火曜日は私が休みなので、まだ話ができていません。

 

私が疑問に思ったことがいくつかありました。

 

一条天皇は、関白の道兼が亡くなったあと、奥さん定子の兄である伊周(これちか)を次の関白にしようとしていました。

 

もう決定で、明日にでも発表するというところでした。

 

ところが、お母さんが御所に乗り込んできて、「伊周はやめて道長にしなさい」と言いました。

 

「もう決めたことですから」といった一条天皇ですが、次の日には伊周ではなく、道長に最高権力を与えることになりました。。

 

これは、どうして・・・。

 

確かにお母さんに説得されたと言われれば、そうなのですが、ちょっと話が急すぎる感じがします。

 

何か、裏工作があったのか、~事件みたいなことがあったのか?なるほどと思うような場面が描かれていませんでした。

 

そのあたりが、ちょっと・・・うーーーんと思ってしまいました。

 

 

もうひとつ、不思議だったのは、最後に昔の空き家で二人が出会う場面です。

 

えーーー、なぜ二人が同時に同じ場所に来たのか・・・?

 

直秀は、もう死んでいるから、呼びに来たわけではない・・・?

 

どちらかが、会いたいと手紙を書いたのか???

 

夢の中での妄想なのか???

 

良い場面で、まひろが無言で去っていったのは、わかりますが、「どういう設定で???」と思ってしまいました。

 

 

二人は、何も言わずに、別れていくんですね・・・。

 

なるほど・・・。

 

ここで、いちゃいちゃしては、メロドラマになってしまいますね。

 

職場の方は、どう思ったのか、明日にでも聞いてみましょう・・・。

 

 

   

 

 


今日は『立夏』映画を見て過ごす

2024-05-05 | テレビ・映画

 

今日は、いよいよ『立夏』を迎えました。

 

暦の上では、夏となりました。

 

朝から、新緑の風景が見られて、気持ちの良い散歩でした。

 

 

 

 

「立春」や「立秋」は、寒かったり、暑かったりで、カレンダーと実際の感覚が一致しませんが、この『立夏』だけは「このくらい暑いのだから、もう夏だなあ」と納得できます。

 

 

 

 

少しずつ、暑さに慣れていかないといけませんね。

 

とりあえず、衣替えをして、夏服を出しました。

 

さて、今日は近所の市民センターまで行って、映画を見てきました。

 

吉永小百合さんと大泉洋さんが主演の「こんにちは母さん」です。

 

 

山田洋二監督が、もうこれで映画は最後にするとか言っていましたね。

 

面白そうなので、家内と一緒に見てきました。

 

 

詳しくは書けませんが、山田洋二監督らしい良い映画でした。。。

 

大きな映画館では、もうやっていないのでしょうか?

 

こじんまりとした劇場で、高齢の方が大勢鑑賞されていました。

 

吉永小百合さんは、いったいおいくつなんでしょう。。。

 

お若いですね。。。

 

大泉洋さんも、良い役でした。

 

笑いあり、ほっこりする場面有で、良い気分で帰ってきました。

 

 

 

明日はいよいよ、卓球の試合、団体戦です。

 

強豪ばかりのリーグなので、苦戦は必至ですが、頑張りたいと思います。

 

二十四節気|日本の季節を楽しむ暮らし 暦生活

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立夏(りっか)とは夏の始まりの時期です。さわやかな五月晴れの空に、こいのぼりが気持ちよさそうに泳ぎます。一年のうちで、もっとも過ごしやすい季節です。

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