今日は、長期入院中の母親が家に帰ってきました。
朝方、迎えに行くと、嬉しそうに笑顔を見せてくれました。
「うれしい、うれしい」と何回も言っていました。
退院すると間違えていないかと思って、夕方には病院にまた戻ってくるよと伝えましたが、それもわかっているようでした。
以前からそうなのですが、母は嬉しい時にはややテンションが高くなって、良くしゃべります。。。
寝たまま移動ができるストレッチャーに乗ったまま、よく話をしていました。
家に帰っても、話はおさまらず、延々と話し続けていました。
私も久しぶりなので、延々と話をすることになりました。
病院の様子も聞きたかったのですが、なぜか昔話が多くなりました。
家に帰ってきたことが、よほどうれしかったようで、家の中を見渡しているようでした。
体はあまり動けませんが、口の方は良く動くようです。
私の方は、嬉しいというよりも、昨日からやや緊張していました。
体調を崩さないかとか、もしものどに食べ物を詰まらせたらどうするかとか、心配の方が多かったようです。
ただ、母と長い時間話しているうちに、だんだんと気持ちがほぐれて、ほっこりと過ごせるようになりました。
家内や娘たちも会話に加わって、にぎやかなひと時となりました。
先日、母の高校時代の友達の方が電話をしてくださったので、その方にも電話をして、お話をして頂きました。
長女も、ライン電話をかけて来て、孫と一緒に顔を見ながら会話ができました。
午後からは、今まで母を担当して頂いていたケアマネージャーさんも来てくださって、久しぶりの再会を果たすことができました。
ありがたいことです。
こんなに、「人と人とのつながり」がありがたいと感じる時間はそうそうありませんでした。
若い頃には、見えなかったものが、少しずつ見えるようになってきた感じがします。
そういう意味で、今日は貴重な一日となりました。
できれば、また病院と相談して、家に帰れる日を作りたいと思っています。