かんりにんのひとりごと

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絵師『等伯』の物語下巻

2024-06-15 | 読み物

今日は、久しぶりに何もない休養日です。

今週は夜の卓球練習が二日もあり、ちょっと疲れました。

35度の暑い中、仕事をしたこともありました。

なかなかハードな一週間でした。

こんな時には、なじみの喫茶店で、読書に限ります。

私は暑い日でもホットを頼むことが多いです。

前回は「抹茶ラテ」を注文したのですが、今回は「ほうじ茶ラテ」にしました。

抹茶ラテは、甘かったのですが、ほうじ茶ラテはお砂糖が入っていなくて、ちょうどよいまろやかさでした。

飲み物だけでは、長時間過ごすのに、間が持たないので、ついでにお菓子を頼みました。

これで、落ち着いて読書に励むことができました。

安土桃山時代から、江戸時代初期にかけての絵師「長谷川等伯」さんの物語ですが、なかなか面白くて、毎日少しずつ読んでいます。

狩野永徳と同時代に生きて、ライバルとして、バチバチのバトルを繰り広げている様子が描かれていました。

この前には、狩野永徳さんの「花鳥の夢」という小説を読んだばかりなので、永徳さん側の立場もよくわかり、物語の背景のようなものがよくわかりました。

まさに、狩野永徳さんとは、反対の立場から描いてあるので、表と裏の関係だということがよくわかります。

歴史小説なので、実際の資料を基にしながら、作者がどのように残りの部分を創作していくのかという部分が見ものです。

狩野永徳との絵画対決を描いてみたり、秀吉や千利休とのやり取りを描いたり、よほど時代背景を理解していないと、小説にすることができないと思います。

やっと下巻に入ったところですが、まだまだ先の展開が楽しみな物語です。

次に読みたい本が3冊ほどあって、既に購入してあります。

早く読み終えたいのですが、早く読んでしまうのがもったいない気もします。

ゆっくりと味わって、読もうかと思っています。

喫茶店の帰りに、水無月を見つけたので、買って帰りました。

六月と言えば、水無月ですね・・・。

まだ梅雨入りしていないのが、ちょっと違和感がありますが、おいしい水無月を食べて、今日は休養に努めたいと思っています。