実は、先日お寺巡りにいったのですが、ブログに載せていないところがありました。
有名な「妙心寺」というお寺で、境内に小さな塔頭(たっちゅう)と呼ばれる寺院がたくさんあります。
「京都検定」によく問題が出てくるということなので、行っておいた方が良いかなと思っていました。
しかし、その日は皆既月食があり、月の写真ばかり載せていたので、載せそびれてしまいました。
次の日は、醍醐寺に行き、その写真を載せたため、またしても書く機会を無くしてしまいました。
全国に3400寺もの末寺を持つ大本山で、塔頭と呼ばれる小さな寺院が46もあるというすごいお寺です。
ここが「勅使門」と呼ばれる門で、天皇の使いとして「勅使」が来たときに使われます。
確か建仁寺に行ったときに、同じような形状の門があったので、よく覚えています。
勅使門を入ると、すぐに三門があるというのも、建仁寺とよく似ています。
続いて、仏殿や法堂(はっとう)が並びます。
これも、他の寺院の作りとよく似ています。
大きな寺院を回っているうちに、そういった伽藍(がらん)の配置がわかるようになってきました。
その奥に行くと、方丈(ほうじょう)と呼ばれる僧侶などが住んでいた建物があります。
ここは大庫裏(おおくり)と呼ばれるところで、厨房のような役割をしていたところです。
お庭も綺麗に整備されていました。
さて、妙心寺で一番見たかったのは、法堂の天井に描かれている雲竜図です。
「八方睨みの龍」と呼ばれるそうですが、寺院を回っていると、天井に龍の絵が描かれている寺院は結構たくさんあるのですね。
もちろん、写真は撮れないので、見るだけとなりました。
パンフレットに写真があったので、それを撮影しました。
大変迫力がありました。
本当に睨まれているようです。
龍の絵をかいていって、最後に目を書くそうですが、そのことから、物事を完成させるために必要な最後の仕上げのことを、「画龍点晴」というようになったそうです。
ためになりますねー。
お寺が大変広くて、白い壁が続きました。
小さな塔頭寺院がいくつもあるようです。
北門の遠くに見える山が衣笠山だそうです。
昔、宇多天皇が真夏なのに「雪が見たい」と言ったとか言わないとか・・・。
それを聞いた人たちが慌てて、山に絹をかけたことから、「きぬかけやま」「きぬがさやま」となったとか・・・。
本当ですかね?
そういう言い伝えがあるそうです。
なかなか、お寺回りも面白いと思えるお話でした。。。
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