かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる野鳥や花々の写真を載せています!
お出かけ先の寺院や趣味の卓球についても書いています!!

焼けずの寺と夜泣き止の松・本隆寺

2024-12-25 | 観光・旅行・京都検定
 
昨日の続きですが、千本釈迦堂をスタートして、ウロウロと歩き回っていたという話です。
 
ガイドブックの地図を見ながら、目にとまったのが「本隆寺」というお寺でした。
 
ガイドブックは地図がついているので、近くにどの寺院があるか分かって便利です。
 
あとはスマホの地図を開いて、歩いて何分かかるかをチェック!
 
右へ何メートル、左へ何メートルと歩いて無事到着しました。
 
 
 
 
 
このお寺は色々といわれのある場所で、ガイドブックでも紹介されています。
 
この寺院が有名なのは、御所の火災や天明の大火など、数々の大火にも耐えて残ったことで、別名「焼けずの寺」とも言われています。
 
 
 
それにしても立派な門です!
 
本堂の前の銀杏も大きくて、見事でした。
 
ちょっと、散り始めたのが残念でした。
 
 
 
 
 
もう一つ、この寺院に有名な話がありました。
 
泣いている子供を連れてきて、この寺院の松の木の周りを歩くと泣き止むというものです。
 
また、松の葉を子供の枕の下に置くと夜泣きをしないとも言われているそうです。
 
その松がどこにあるのか分からずに一生けん命探しました。 
 
あきらめて帰ろうかとしていたとき、スマホの本隆寺の説明に書いてあったのが、門のそばにあるということでした。
 
 
 
 
門はさっき見たし、と思いつつ考えていると、、、。
 
一つ思い当たりました。
 
門は一つではなくて、東側にもあり、今は工事で閉められているようでした。
 
そう思って、外から回ってみると・・・ちゃんと松の木がありました。
 
 
 
これが噂の夜泣き止の松なんですね。
 
大変ありがたい松だったので、写真だけを撮りました。
 
 
 
立派なお寺でした。。。
 
これでまた、行きたかったお寺を一つ回ることができました。
 
まだまだ、たくさんあります。。。 
 
 
 
 
 

義経と吉次と首途八幡宮

2024-12-24 | 観光・旅行・京都検定
 
先日、京都歩きをしたのですが、まだ書いていない神社がいくつかあります。
 
千本釈迦堂や千本ゑんま堂に行った日でした。
 
その日はあちこち歩き回って、全部で10以上のお寺や神社に行ったのでした。
 
お昼になったので、食べるところを探していたら、目の前に神社がありました。
 
 
 
 
そこは有名な「首途(かどで)八幡宮」というところでした。
 
名前はよく知っていて、一度来たいと思っていたので、うれしく思いました。
 
この首途(かどで)というのは、門出のことで、旅立ちの意味ですね。
 
源義経が奥州に旅立つ前にこの場所に立ち寄って、旅の安全を祈願したという話が残っています。
 
首途八幡宮という名前もその話が由来だと言われていますが、元々は平安京の鬼門の位置にあったので、都を守る鎮守社として、「内野八幡宮」と呼ばれたそうです。
 
 
 
また、この場所は平安時代末期の大商人「金売吉次(かねうりきちじ)」の邸宅跡であったとも言われます。
 
吉次は奥州でとれる金を売りさばく商人で、京都と奥州を行き来していたと言われます。
 
しかし、ちゃんとした記録がないため、本当にいた人物なのかどうか定かではなく、伝説上の人物とされています。
 
 
 
何だか面白そうな話ですねー!
 
こういった類いの話は、割と好きです。
 
義経が奥州の藤原氏を頼ったのも吉次の紹介だったとか?
 
本当だとしたらすごい人だと思います。
 
 
 
 
 
しかし結局この金売吉次は旅の途中で強盗の藤沢太郎入道に襲われて命を落としてしまったそうです。
 
福島県に吉次のお墓と伝わる場所があるそうです。
 
義経と弁慶も奥州で命を落としたのですね。
 
 
 
 
そんな歴史のある首途八幡宮に来ることができて、なぜか嬉しく思いました。
 
もう一ヶ月くらい前の話でした。
 
 
 
  
 
 
 
 

きれいなマガモたち

2024-12-23 | 野鳥・草花・その他風景

 

今週も一週間が始まりました。

 

年末ですが、まだまだ仕事が続きます。

 

なんと30日の月曜日も仕事があり、31日の大晦日から年末の休みに入ります。

 

今週は頑張って出勤しようと思いますが、孫が冬休みで泊りに来ることもあって、途中に有給休暇をとったりしているので、お休みも多いです。

 

 

 

この間、毎日のように散歩コースでマガモを見かけます。

 

マガモは留鳥なんですが、この場所には冬にしかやってきません。

 

夏の時期は、別の場所にいるんでしょうね。

 

なぜか、冬になるとやってきます。

 

 

マガモは夏場は頭の部分が青くなっていなくて、冬場になると青くなるそうです。

 

きれいな色をしているのが、オスでメスは茶色なんですね。

 

 

 

空気が澄んでいるせいなのか、きれいな色に写っています。

 

川の色とマッチして、良い感じに写っていました。

 

 

 

オスとメスとで、仲良く魚を探しているみたいです。

 

朝に見かけて、夕方の散歩でも同じ場所にいました。

 

一日中、この場所で餌を探しているんですね。

 

 

きっと魚たちも、つかまっては大変と逃げているでしょうね。

 

カモの世界もなかなか大変なんですね。。。

 

 

 


昨日は『冬至』ツグミがやってきた

2024-12-22 | 野鳥・草花・その他風景

一日遅くなりましたが、昨日は「冬至」でしたね。

いよいよ、折り返し地点かと思いますが、これからが本格的な冬の時期がやってくるんですね。

昨日は、冬至のことを書かないといけないと思っていたのですが、今年唯一の「忘年会」があり、家に帰るのが遅くなりました。

久しぶりに、昔の職場の方とお話をして、長い話をしていました。

頑張ってきた時代のことが思い出されて、懐かしく思いました。

いろいろなことがありました。

そんな余韻に浸っていると、今朝は今年初めてのツグミを見つけました。

とうとうやってきてくれました。

冬鳥なので、もうそろそろ見かけてもいい頃なのに、なかなかやって来ないのでどうしたんだろうと思っていました。

昨年も12月に初めて見つけたので、あまり変わらないのかもしれませんが、今年は暑い時期が長かったので、紅葉も遅くなり、冬鳥も遅いのかと心配していました。

この茶色に黒い模様は間違いなくツグミでした。

先日から、イカルは何度か見かけています。

この黄色いくちばしがトレードマークですね。

きれいだった木々の葉がすべて散ってしまったので、鳥が見えやすくなりました。

冬は野鳥観察には最適のシーズンです。

先日から見かけていたジョウビタキ君も枝の上から地面に降りてくるようになりました。

かなり人にも慣れてきたのかもしれません。

私が近づいても、すぐには逃げなくなりました。

このオレンジ色がトレードマークです。。。

きれいなので、我が家では人気者です。

寒い季節に入りますが、野鳥撮影にも出かけたいところです。

冬至|日本の季節を楽しむ暮らし 暦生活

冬至|日本の季節を楽しむ暮らし 暦生活

冬至(とうじ)とは一年でもっとも昼が短く、夜が長いころ。寒さを乗りきるために、栄養価の高いかぼちゃを食べ、柚子湯に浸かり無病息災を願います。

日本の季節を楽しむ暮らし 暦生活

 


大堰川をひらいた角倉了以

2024-12-20 | 観光・旅行・京都検定

昨日と今日は、気温が低くなり、本格的な冬が近いと感じました。

仕事に行く時には、シャツの下にもう一枚シャツを着て、貼り付けるカイロをシャツに貼って、腰を温めるようにしました。

ズボンも二枚はいて、足が冷えないように気を付けました。

これくらい対策をしていれば、寒くありません。

むしろ体を動かしていたら、ホカホカしてきました。

冬場は、対策ができるので、まだまだ工夫の余地がありそうです。

さて、もう先週の日曜日になりますが、史跡ウオークで嵯峨嵐山を歩きました。

最後に到着したのが、観光地として有名な嵐山の渡月橋です。

渡月橋の近くは、人が多かったのですが、さすがに紅葉のピークは過ぎたようで、人通りも少なくなっていました。

この手前の川は、亀岡方面から流れてくる川で、「保津川下り」で有名です。

しかし、この渡月橋の近くになると、保津川から名前が変わり「大堰川(おおいがわ)」となります。

渡月橋を過ぎると、次は桂川となるという不思議な川です。

この川は、昔はもっと狭く船が通りにくかったようなのですが、江戸時代の初期の豪商、角倉了以さんが掘削して船が通れるようにしたそうです。

角倉了以さんは、他にも高瀬川など、多くの河川の改良をしたそうで、水運の父とも呼ばれています。

大堰川が見下ろせる高台に、角倉了以さんの銅像が建てられています。

三条大橋の高山彦九郎、円山公園の坂本龍馬・中岡慎太郎とともに、京都の三大銅像にも数えられていますね。

開発にかかる巨額の費用はすべて自費で賄ったそうですが、その後の水運業の船賃などにより、すべて回収できたそうです。

すごい人なんですね。

そんな歴史を知ってか知らずか、ヒドリガモがのんびりと泳いでいました。

そんなこと、知るわけないですね。

川面が太陽の光でピカピカ輝いて、きれいでした。

気持ちの良い、日曜日のお昼でした。

渡月橋にはいかずに、そのまま家に帰りました。。。

 

嵯峨嵐山編・・・おわり・・・