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私立中高一貫校 医大生と家庭教師として初面談 参考用

2024-06-28 07:48:10 | 日記

昨日、わが子とふたりで、

ネットで探した医学部医学科の学生と

家庭教師として雇うのか?

初面談しました。

 

事前にLINEでわが子の性格、学習状況、

学校での立ち位置など連絡しておきました。

また、今家庭教師にお世話になっているが、

ドタキャンで親は疲弊し、

わが子が傷ついていることも記入しました。

 

そしていざ面談。

この方は、県外の国立大学医学部医学科ですが、

実は、高校卒業してすぐは、

私の地元大学、別の学科に在籍していました。

仮面浪人し、合格されたそうです。

彼をAとします。

わが子は、子、私は、私と記載します。

 

A「まず聞きたいのは、なぜその大学に行きたいのか?

 偏差値で言えば、僕の大学もそうだし、

 あと4校はほぼ同じ。なぜなのか言えますか?」

子「はい、地元に帰りたいから、よそに行っても、帰ってくるなら、

 地元のほうがいいかなと」

A「確かにそれはその通り。

 よほどの難関大でない限り、どこもが地元の生徒が欲しい。

 それでは質問を変えます」

親子「はい」

A「得意教科、模試結果を教えてください」

子「得意教科はないです。模試は…」

A「2年前、共通テスト満点取っていたよね?

 それでも数学は得意ではない?」

子「図形が苦手なので、今は6割ぐらいしか取れません」

A「確かに共通テストは難しいからね。

 まあ、図形なんて2週間もすれば習得できるけど」

子「テストも悪いですし、自信ないです」

A「確かにテストが悪いと、自信なくすよね。

 逆に満点取ったとき、どんな勉強していたの?」

子「チャート式とフォーカスゴールド、 

  大学への道をしていました」

A「そう、勉強時間が成績に比例する。

 だけど、あの大学ならチャート式と、

 別の問題集で十分。

 フォーカスや大学への道は、

 旧帝大クラスの難関大なら有効。

 時間の無駄。

 かと言って、チャート式では、

 二次は点が取れない」

私「成績が悪いのは、私のせいです。

 私が英語をきちんと教えて、

 塾も探していれば良かったです」

A「お母さん、お子さんの成績が悪いのは、

 保護者には全く責任はありません。

『どうにかして下さい』と学校が言うのは、

 僕からすれば、学校は放棄しています。

ちなみに、共通テストと英検に関係もないです」

私「そうですか?」

A「はい。僕本番9割以上取りましたけど、

 英検何級だと思いますか?」

私「今は2級が当たり前ですから、

 2級ですか?」

A「いえ、3級です」

子「私と同じ…」

A「そうです。実は、3級程度でも、

 攻略すれば、9割行きます。

 まず大事なのは、文脈、文法、

 短文解釈です。

単語力も、前後が分かれば、

6000なんて知らなくても解けます。

長文は、もっと後です」

子「本当ですか?」

A「本当です。実際今年合格した子は、

 準2で史上最大難解と言われた英語、

 95%正解し、埼玉医大合格しました」

子「すごいなあ」

A「まず、そのすごいなあはやめよう」

子「え?」

A「他人に憧れている限り、乗り越えれない。

 それに、過去の満点も忘れて、

 基礎からやり直そう。

 新しい気持ちで、チャレンジしよう。

 ちなみに僕はずっとE判定で合格したよ」

子「わかりました(笑)」

A「僕に任せてくれたら、全教科見ます。

 ただ、厳しいし、やり方に従ってもらいます。

 とはいえ、個別指導も他にも家庭教師いますよね?」

私「はい」

A「実は、僕あの塾講師もしていましたら、

 様子も知っています。

 ぬるい授業をします。

 あそこはどちらかと言うと、

 勉強嫌いな生徒が

 勉強が楽しくなるようにする塾です。

 〇〇さん(わが子のこと)、あの塾の講師は、県内なら、

 〇大か▽大ぐらいしかいない。

 共通テストもせいぜい6.7割だ。

 そんな学生が9割取らせれると思いますか?」

子「思いません…」

A「僕を雇う雇わない以前に、やめた方がいい。

 時間が非常に勿体ない。

 あと、志望大学、共通テストと二次配点知っていますか?」

子「はい・・・(話す)」

A「それでどう思いましたか?」

子「大変だなあと」

A「確かに大変だけど、気がついたことはない?」

子「思いつきません」

A「実はこの大学、英語と数学の配点で、

 約半分。国語も入れたら、7割近く占めます」

子「それは知らなかったです」

A「配点は各大学により、微妙に違います。

 学校の先生は、偏差値で言いますが、

 実は大事なのは、教科と傾向です。

 この大学は、国数英を攻めれば、

 高得点が取れる大学です」

私「初めて聞きました」

A「ドタキャンされたとはいえ、お母さんの

 LINEは、彼を心配していましたね。

 恐らく情もあるし、すぐにどうこうできないと思います」

私「はい」

A「彼は何が得意ですか?」

私「物理と化学、数学です」

A「理系なら当然でしょうね。

 問題は、彼が物理の二次が解けるのか?

 物理は、結構難しい大学です」

私「恐らく物理専攻なので、大丈夫かと思いますが」

A「なら、教科を分けて考えてください。

 僕が英数を見ましょう。

 彼に物理を任せてください。

 教科はだぶらないほうが効率的です。

 彼は、化学と物理をしてもらって下さい」

私「はい」

A「それでは、曜日と時間を決めましょう。

 ちなみに言っておきますが、

 家庭教師や塾で教えてもらっている時間は、実は無駄です。

 その分演習をした方が成績は伸びます。

 夏期講習、学校は参加しなくていいです。

 わからない授業をただ聞くだけなんて、

 時間の浪費でしかありません。

 それと、これは約束です。

 6時間しっかり寝ること。

 昼寝をせず、夜寝ることが大事です」

子「わかりました」

 

と、Aさんのペースで進められました。

家庭教師歴7年は、かなり慣れています。

実はもう一人マッチングしました。

さてさて、どうなるのでしょうか?

 

 

 

 

 



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