科学を考える

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私立中高一貫校 N先生からおそらく最後の電話 参考用

2025-01-31 10:19:41 | 日記

昨日、私がかなり真剣に探し物をしていた時、

スマホが鳴りました。

表示を見ると、N先生からでした。

「なぜ、今???」

と、不思議に思い、電話を取りました。

 

N「お母さん、火曜日は補習できなくて申し訳ありませんでした」

わが子と約束していたのに、補習できなかったそうです。

私「いえいえ、ご丁寧にありがとうございます」

N「様子どうですか?共通テストのこと、

  何も言わないので、気になっています」

私「実は、マークミスと言いますか、中央が塗れていなかった

  ようで、失敗したみたいです。

  でも、今はきもちを切り替えて勉強をしています」

N「そうですか。私立にすると言うことですね」

私「はい。親としては国立に行って欲しかったのですが、

  本人は本命に点が届かなければ、

  私立に行くと決めていたみたいです」

N「確かに学費が違いますからね。

  親御さんは国立に行って欲しいお気持ちはわかります。

  でも、通うのは、本人さんなので、

  本人の納得した進路に進んだ方がいいです。

  それに国立合格して辞退は避けて欲しいので」

私「せっかく自己最高点だったのに。

  でも、あの点数では、二次との合算は通用しません」

N「お気持ち、わかりますよ。

  彼女は本当に頑張っていました。

  あんなに頑張った受験生を知りません。

  それぐらい頑張っていました」

私「家庭教師もそう言われましたが、

  やはり結果が出ないと、学校は信じてくれませんから」

N「確かにそうですが、補習を担当した僕から見れば、

  かなり急成長でした。

  後輩たちに頑張った先輩として話して行きます」

私「わが子は、本当にN先生が好きでした。

  N先生のためにも頑張ると、

  頑張っていましたが、届かなくて申し訳ありませんでした」

N「いえいえ、気持ちはわかっていました。

  僕は彼女のことをずっと忘れません」

私「ありがとうございます」

N「成人式も僕は出席しますから、

  卒業しても、あと1回は会えますよ」

私「そう話していました。

  それを励みに頑張ると思います」

N「お母さん、今の時代この職業だから安泰と言うわけではありません。

 医師はかなり勤務が過酷ですし、

 病んでいる人も多い職業です。

 知力、体力もメンタルも必要です。

 そういった意味でも、僕は頑張って欲しいと思いつつ、

 彼女が心配でもあったのです。

 なら、他の職業なら大丈夫なのか?

 これも不透明です」

私「そうですね。20年前の教職はかなり人気がありましたからね」

N「そうです、今はなり手がいない不人気な職業となりました」

そしてわが子と電話を替わり、

卒業式で一緒に写真を撮る約束をされたそうです。

N「彼女には、笑顔で合格報告待っていると話しました。

 きっと合格しますよ。 

 あんなに頑張った生徒はいません。

 胸を張って前を向いて欲しいです」

私「ありがとうございます。

  また、卒業式によろしくお願いします」

 

N先生、少し涙声でした。

わが子が中3からずっと好きな先生で、

ご本人もご存じでした。

わが子は初恋で、恐らくこれ以上好きな人は出来ない

と言うほど、態度には出さなくとも

真剣に好きでした。

恐らくその気持ちも受け止め、

補習をされていたのでしょう。

ある意味、わが子は特別な生徒だったのかもしれません。

ただ、他の生徒の手前、

補習やちょっとした声掛け程度で、

友人からは特に何も言われなかったようです。

 

わが子は、告白をすれば、先生は返事をしざるを得ないので、

告白をしないと決めています。

ある意味、意志が固い。

N先生は、わが子にとって青春でした。

とても素敵な思い出をありがとうございました。

 

  


私立中高一貫校 冬場の入試で悩むこと 参考用

2025-01-30 09:51:54 | 日記

来週から、わが子は私立大学入試がスタートします。

なんと連続4日間。

私立大学は、教科などにより、日程が違ったり、

教科が同じでも、チャンスを増やすため、

複数日程、入試があります。

 

初日2日はそんなに天候は良くないものの、

そんなに荒れる様子はありません。

それにこの日程は、親が休みなので、送迎するなど、

どうとでもなります。

 

さて、冬の入試の何が問題なのか?

風邪やインフルエンザを始めたとした感染症ももちろん心配ですが、

一番は天候不良の交通機関の乱れです。

ひゅうさんのように穏やかな地域にお住まいの方は、

恐らく一生無縁でしょうが、

※実にうらやましいです!!

冬場は大雪や吹雪、凍結、強風などにより、

JRが止まってしまうことが多いのです。

JR以外で行けばいいのでは?

と思われそうですが、

交通機関がありません。

バスのほうが運休になる確率は低いのですが、

バスは田舎の場合、

人口が少ないので、

採算が取れない区域は廃止されたり、

自分の都合のいい時間に走っていないことが多いのです。

 

節分の時期は、特に毎年天気が荒れ、

今年も大雪になる模様です。

そうなるとわが子は、試験会場に行くことが、

かなり困難を極めます。

 

3.4日この日は試験会場は大雪予報です。

と言うか、この週はずっと天候が悪いのです。

もちろん、天気予報が必ず当たるとは限りません。

大雪と言って大したことない時もあります。

ただ、事情としては分かりませんが、

ここ近年JRは運休が増加傾向です。

JRが運休すれば、どうやって行くことが出来るのか?

今から対策を考えなければなりません。

 

ちなみにこれをわが子に考えておくように伝えました。

「入試をやめる」「どうにか考えて行く」

最終的には、この二つに絞られます。

 

さて、わが子が出した答えは一体どうなるのか?

 

最後にひゅうさんへ

わが子には学費のことを伝えましたが、

「そんな大金出さなくていい。

給付型が無理なら、一旦働いて考える。

給付型になれるように頑張る」

とのことでした。

現時点の考えですので、変わる可能性もあります。

実際わが子は、国立ならどこでもいいから行こうと思った時期もあったそうです。

ですが、第一志望に届かなかったことで、

やり切ったので、私立にシフトチェンジしました。

先はどうなるのかわかりませんが、現在はこのような状況です。

 

 


私立中高一貫校 皆勤賞は国立医学部志望なら必要 参考用

2025-01-29 09:23:36 | 日記

最近ネットで、

「今や皆勤賞は必要ない」

「極端な休みをしなければ大丈夫」

等の記事を見かけます。

ちょっと意味合いは違いますが、

東海方面などは、自治体によっては、

親と休みを合わせ、年間一桁なら、

学校を休んでもOKの地域もあります。

果たして皆勤賞は必要ないのでしょうか?

 

皆勤賞や精勤賞まで行かなくとも、

大学入試の推薦は、

出席日数を8割以上など条件のある大学もあります。

ですから、わが子の友達は、慌てて

休む日を調整した生徒もいます。

この子はずる休みではなく、

入試に必要なレッスンに通っていました。

 

その中でも、出席日数にこだわるのは、

国立大学医学部医学科なのです。

これは全ての大学ではありません。

が、家庭教師が言うには、

学校の先生から、

「医学科合格したければ、皆勤賞を狙え」

と、ホームルーム中言われていたそうです。

 

医学部は、成績次第で

志望大学を変更する受験生が多い学部です。

そこに行きたいから行くのではなく、

「成績が何とかなりそうだから行く」

と言う受験生が多いのです。

また、近年の医学部は東大並みの学力以上が

どの大学も必要なので、

かなり選ばれた人たちなのは事実です。

 

なぜ、医学部は「皆勤賞」を狙う必要があるのか?

医学部も医学科の場合、大部分行きつく先は医師です。

中には例外もいますが、

特に地方大学は、

ほとんどの方が医師試験を受けて、

医師になります。

 

医師になる動機で多いのは

「身内の不幸」「身内を救ってくれた」

はよく聞きますが、

中には、

「体に弱い自分を救ってくれたから」

等の動機も珍しくありません。

 

例えば、後天性の病気で、

手術や治療をし、

一般人と同じぐらい元気になったのなら、

それでOKですが、

救ってもらったけど、やはり

人並とはいかないと言う人は、

極めて難しい道のりです。

 

と言うのも、身近に医学系と、

(わが家もそうです)

医大生や研修医、医師などがどんな勉強をし、

生活をしているのか?

想像するのがちょっと難しいです。

ネットなどもそんなに掲載されていません。

 

私の場合、年の離れた友人が医師だったり、

家庭教師が医学科生で、なおかつ彼は

ご両親をはじめとした医師一族。

なので、お二人から聞くことが多かったです。

 

まずなぜ未だに皆勤賞が必要なのか?

医師は何よりも体力が必要だからです。

よく医師に向くのはどんな人なのか?

大学入試でも質問される大学もあります。

前提として、体が丈夫なことが必要なのです。

それを踏まえての質問です。

風邪やインフルエンザがどんなに流行しようとも、

自分は疾患してはならない。

もうこれは当たり前なのです。

特に小児科が、突然休んだら、

保護者はかなり慌てる事態になるでしょう。

 

実際家庭教師は、入学後、

初日のオリエンテーションで、

「まず大事なのは、授業を休まないこと。

遅刻・早退をしないこと。

成績がいくら良くても、出席日数が不足なら、

留年をします。

逆に成績がちょっと足りない学生は、

補講などでカバーも可能。

ですから、とにかく休まず出席して下さい」

と言われたそうです。

 

また、医学科生は試験期間がとても長いです。

1年生は一般教養なので、

そんなに大変ではないと思っていたら、

前期でも2週間以上。

後期に至っては1か月以上試験期間がありました。

また、かなり頻繁にテストがあります。

「共通テストが楽だったと思うぐらい、

ずっとテストあり、体力を使います」

との感想です。

 

家庭教師をすると言う立場からすれば、

空いた時間に時給もいいから

したいのでしょうが、

雇う立場からすれば、

医学科生は家庭教師には向いていません。

※医学科生は一般的な大学生よりも

 時給が高めです

と言うのも、共通テスト2週間前からの

約1か月が後期試験の日程なので、

受験とかぶり、ほぼ教えてもらえませんでした。

「質問をLINEで出来る」ぐらいでした。

余裕がある人ならいいかもしれませんが…

 

医学部は入試が難しいけど、

医師試験の合格率は高いし、

年収も一般的にいいから

いい職業と思われがちです。

が、おふたりが言われるには、

休みでも待機や回診があるし、

診療科によっては、

時間通りに勤務は終わらない。

また、訴訟リスクと背中合わせ。

ミスが許されない職業なのです。

ですから、そんなにいい職業ではないようです。

 

ちょっと横道にそれてしまいましたが、

結果として、

今でも国立大医学部は、

皆勤賞が理想と言われています。

ちなみに家庭教師は、

「インフルエンザで休み、

親が家で診察したため、

書類発行してもらえず、精勤賞でした」

とのことでした。

ここは面接で質問され、

苦笑されたとのことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私立中高一貫校 奨学金を受けるなら進学しない 参考用

2025-01-28 10:29:45 | 日記

昨日、わが子と二人で晩ご飯を食べているとき、

「お母さん、私、給付型の奨学金通らなかったら、

就職する。

奨学金受けてまで大学に行かない」

と言い出し、びっくり仰天!!

「どうして?」

ちなみにわが子は、私立中高一貫校に進学するとき、

「借金」として、教育費を貸しています。

その金額、驚くなかれ、1000万円の大台になります。

恐らくこの1000万円と

ホームページで私立大学薬学部の学費を見たのでしょう。

 

「とても働いて返せる金額じゃない。

そこまで私は無謀じゃない」

と、割と冷静に話していました。

まあ、確かに学費平均1200万円は、

一般的なサラリーマンが、右から左へと返済できる金額ではありません。

高校までの学費も入れ、

授業料以外の学費も入れれば、

私の地元なら、土付き新築一軒家の価格です。

 

この時は何も言いませんでしたが、

実はすでにわが家は、

6年間分の学費も仕送りも用意しています。

でも、わが子が一生懸命勉強している今、

「心配しなくてもお金はあるから」

と言うのは、ちょっと違っているような気がして

言えませんでした。

 

今、奨学金300万円でさえ、返済できなくて困っている

社会人がかなりいます。

わが子なら2200万円以上になります。

返済もですが、まずこれだけの借金持ちと

結婚したい奇特なひとは、

まずいないでしょう。

好きな人が出来ても、諦めざるを得ない。

一生独身で、ひたすら学費の借金返済のために働く。

確かにそんな人生は、過酷としか言いようがありません。

 

「働くにしても、近くは顔がさすから、

ちょっと遠くに引っ越して働きたい」

と話していました。

寮のある勤め先を探すつもりなのかもしれません。

 

共通テストに失敗すると、

こうも余裕がなくなり、

運命が変わってしまう…

マークがうまく塗れていれば、自己最高点。

数学9割、苦手な英語でさえ7.5割、

苦手なところばかり出題された化学6割

共通テストで余裕で合格出来ていたのに…

中学から一生懸命勉強していても、

本番で取れなければ、意味がない。

 

わが子は、比較的明るく話していますが、

親としては、胸が痛みます。

わが子の決意は固いとまでは言いませんが、

崖っぷちです。

このまま黙っていた方がいいのか?

親として悩んでいます。

 

 

 


ママスタセレクト 子ども部屋おばさんに全ベット 親のお金は親のものと思っていた私は驚く 参考用

2025-01-27 09:41:36 | 日記

今、ママスタセレクトの4コマ漫画で、

『子ども部屋おばさんに全ベット』

が連載されています。

 

これは引きこもりの姉に、

両親が全財産、生前分与をしたいと、

妹にする話です。

引きこもりの姉と比較し、

妹は結婚し、子育てをしながら、

働き、しかも親の通院などの付き添う。

言ってみれば、親不孝の象徴ともいえる姉と

親孝行の妹です。

しかも、姉は妹が実家に来た時に、

疎ましく思っている。

 

まだ連載途中ですが、

夜泣きながら、夫に、

「今まで自分が尽くしたのに、

両親は引きこもりの姉のほうが大事だ」

と話し、夫も、いわば定番の

『自分たち家族は君を大事に思っている。

自分を大事にしない両親とは距離を置いたらいい』

と話すわけです。

恐らく、今後彼女は実家が頼ってきても、

「姉に対応してもらって」

と言うことでしょう。

 

私自身同じ経験が実はあります。

以前こちらでも書きましたが、

鬱と摂食障害を発症した妹は、

この話と似たようなものでした。

わが子を妊娠した当時は喜んでくれましたが、

やはり赤ん坊なので、よく泣きますし、

声もうるさい。

だんだん私が実家に行くことを

嫌がるようになりました。

妹が生きていたころは、実母も若かったので、

まあ元気でした。

今でもそうですが、自分で運転出来るので、

実母から迷惑をかけられたことはありません。

ただ妹がそうなのか?

拒食症がそうなのか?

はわかりませんが、

長時間かけて食べて、大量に食べて吐く。

まだデフレ時代にも拘らず、

妹だけで食費は月10万円ぐらい掛かっていました。

痩せすぎて入院も良くしました。

なんせ150cmで体重が20キロ台でした。

家で食べないときは入院代で、

個室に入ったこともあり、

月10万円ぐらい掛かっていました。

どのみち月10万円掛かる。

そのため、実母は、早めに年金を受け取ることにしました。

 

拒食症のきっかけは、

高校時代、好きな男子に

告白したところ、

「デブがきもい」

と言われ、痩せるきっかけに…

そんなにあの当時、太っていたわけではありません。

でも、痩せている女子が好きな男子から見れば、

太っていたのでしょう。

 

拒食症を抱えて、県外に就職し、

鬱になり、地元に帰ってきました。

10年近く、買い物などに行くことはあっても、

働くことなく、亡くなりました。

 

前置きがかなり長くなりましたが、

妹と実母、どちらが先に亡くなるのか?

それはあの当時、わかっていませんでした。

と言うのも、妹は何度も死にかけては回復していました。

恐らく10回は、危篤状態で、

三途の川も見たことがあるそうです。

体重が30キロを切ったとき、

医師からは、

「そんなに長くない」

と言われていました。

実母も70歳を超えて持病もある。

それに働きながら看病もしていましたし、

かなりのストレスもあったと思います。

ちなみに私は実母を休ませるため、

妹の通院や入院した時は、

わが子を連れて看病をしていました。

あの当時、最終的にはどちらが先に亡くなるのか?

不透明でした。

 

こちらを訪問される方には意外かもしれませんが、

実は私はお金が好きでも、

他の人のお金に興味はありません。

ですから、実母に、

「妹が不自由しないように、

全財産は妹に渡す」

と話していました。

あの当時は、わが子も小さかったので、

夫には遺産を受け取らない話をしていました。

私が受け取れば、妹が大変になるからです。

 

ですから、自分を大切にしない家族には、

距離を置くと言う感覚があの当時、

私にはありませんでした。

妹とはすごく仲良しと言うわけではなくとも、

やはり幼少期には一緒に遊び、

学校でおやつをもらえば、妹に持ち帰るぐらいの

愛情はありました。

 

しかし、母は、近所に遺産でもめた家庭があったこともあり、

全財産、妹名義にしていました。

妹名義なら、私が欲しくなっても手が出せないと思ったのでしょう。

死んだとき、かなりの預貯金があり、

驚きました。

妹が亡くなったとき、実母は全財産受け継ぎました。

※兄弟姉妹には、遺言書がない限り、

財産を受け取ることは出来ません

逆に離婚した両親は権利があります

 

遺言書は、私の名前もありましたが、

元々実母のお金なので、放棄しました。

でも、妹と仲の良かった叔母は受け取りました。

叔母は自分のためと言うより、

将来自分の子どもがお金に困った時のためでした。

 

今回は、かなり長くなりましたが、

妹のことで親が苦労しているところを見ていたので、

自分が受け取りませんでした。

でも、受け取らない場合は、距離を置く人もいる。

本当に、各々の家庭、様々だなあと思いました。