昨日、立川駅周辺安全・安心まちづくり協議会のパトロールに参加した。
現在、協議会では安全・安心のまちづくりを進めるうえで五つの問題に対し、対策を検討している。
大きく分けて、体感治安対策と景観対策である。
今回のパトロールは景観対策のうち道路や歩道の上に置かれた看板やのぼり旗に対するものである。
市民ボランティア、立川市職員、警察官とティームを組み、グループに分かれ、路上に出されたのぼり旗、看板、商品等をかたずけるよう指導して回った。
今回が三回目のためか、悪いことと承知で出しているのか比較的素直に応じた店、渋々ながらもかたずけた店など様々だったが、全部かたずけることができた。中には風俗店もあり、市の職員や警察官が共にパトロールすることによりできる仕事でもある。
行政と市民の協働がこれから益々大事になる。
多分、今日回ればまた道路上に違法に広告物が置かれているであろう。「イタチゴッコ」だという人もいるが、弛まず行うことが大事である。
立川駅の周辺はかつて風俗系の捨て看板、張り紙、ポスターで氾濫していたが、現在はほとんど影をひそめた。これも地道に繰り返されるパトロールの影響であろう。
まさに「継続とは力なり」である。
「自分たちの街は自分たちで守る」と言う思想を街の中に浸透させることも大事なことだと思う。少数の特定の人だけが参加するのでは息切れをしてしまう。
それぞれの組織も閉鎖的ではなく誰でも参加できるようにしていく努力も必要であると思う。