立川市立第三小学校放課後子供教室さんさんクラブでは地域にお住まいのお茶の先生や元参照に勤務されていた方などのご協力をいただきながら茶道教室を行っている。
子どもたちに日本伝統を体験の中から学んでいければと思っている。
子ども達はお茶は苦いが美味しい、これからも参加したいなどの感想を語っていた。
茶道教室は水が使える家庭課室でイスと机で行っている。
本来ならば畳のある和室で行いところであるが、三小にはそのような場所は無い。
立川市の小学校は、正に教室だけである。
かつて、児童数の減少により合併で新設された調布の小学校を視察したことがある。
そこには多目的に使えるオープンスペースや和室、廊下に置かれたベンチ、清潔感にあふれたトイレなど子どもたちの情緒を育てる施設があった。
三小は正に学校である。職員のご苦労を感じる。
大方の人は財政難を理由に現状を変えることは不可能と言うだろう。
立川市でも小学校の統廃合が行われたが、新し学校はできなかった。
調布でも当初は財政部局が財政的理由で新しい学校の建設には反対した。
しかし、市長の決断で、PFIという手法を使い、新設の学校が誕生した。
役人と政治家の違いを見る思いがする。
市長は役人であってはならず、政治家であらねばならない。
財政が豊かであれば誰でもできる、財政が逼迫しているからこそ政治家の力量が問われる。
緊縮財政やコスト削減だけが能ではない。そこに政治があり政策がなければならない。・・・・・と思う。
三小の隣にある東京都の施設の木に先日多摩川の河川敷で見た「ツグミ」が来ていた。