堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

アーサー・ヘイリ ホテル

2011年06月03日 | 読書

 しばらくぶりで古本屋に行った。

 前から気になっている本がある。
 私の本棚の結構気が付きやすい場所にある。アーサー・ヘイリーのホテルという本である。
 どういうわけか下巻しかない。上下2巻揃えて買ったのは間違いない。
 何度か探したが出てこない。
 昭和40年の作品で、文庫化は49年、新潮文庫であるが、当然既に絶版であろう。

 何気なく外国の作家の棚を見ていた時、目に入った。
 この機を逃すと買えないと思い、買った。ただちょっと後ろ暗い感じがした。上下2巻揃っているのに上巻だけ買った。下巻だけ買う人は、多分いないだろう。古本屋さんに損をさせてしまったかもしれない。

 児玉清さんの追悼番組・週刊ブックレビューの録画を見た。
 その中で、バハマに住むアーサー・ヘイリーへのインタビューが出ていた。
 ついに見つけたホテルの上巻と著者へのインタビュー、不思議な感じがした。

 このところ心身ともに疲れを感じていたので、ビデオばかり見て、本と少し疎遠になっていた。
 週刊ブックレビューを見て読書への意欲が湧いてきた。

 まだ読みかけの本があるので、ホテルに取り掛かるのは先になりそうだ。
 読書傾向として、外国人作家の作品はあまり読まない。
 今日も古本屋で、外国人作家の書棚を眺めていたが、どれを読んだらよいかわからなかった。
 幸い、NHKのHPに週刊ブックレビューのページがあるので、探してみたい。 


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