床の間に飾ってあるこの絵は・・・・
8年前に他界した父の絵です。
明日(今日)10月20日は亡父の84回目の誕生日。命日も大切な意味を持つのだと思いますが、私にとっては父がこの世に生まれた日も大切な日。決して上手とは言えないけれど(お父さんごめん)絵を描くことが好きだった父のため、ここに小さな展覧会を用意しました。(一枚ですが )見に来て下さった方々に無理矢理見せてしまいましたーー。
花や鳥や小さな生き物の美しさに心から感動する人でした。クリックすると大きくなりますが蜘蛛の苦手な方はどうぞそのままで・・
下の絵は・・・机の上に飾ってある古ぼけた写真を絵にしてみました。若かりし頃の父と幼い私と・・・幼い紅太郎も一緒です。あり得ませんが、悠久の時の流れの中でもしかしたら、こんなこともあったかも、来世であるかも・・・
貧しいながらも苦労して子供達を育て上げ、一方で少し夢見人的なところもあって母にちょっぴり?苦労もかけました。でもその年老いた母が「優しか人やった。喧嘩は一度もしたこっが(こと)なかった。」(えええええええーーーーーーー)と言うのですからそう言うことにしておきましょうね。お父さん。
そちらは綺麗な花がいっぱい咲いていますか? 好きな絵を思う存分描いていますか?絵と同じくらい好きだった釣りにもたまには出かけていますか? 会いたいな。
紅太郎のこともとてもかわいがってくれました。わざわざ犬用のおやつを買って用意していてくれたくらい。 紅太郎に「ばあちゃんち行く?」と言うと大喜びするのはこのおじいちゃんのおやつがあったからなのです。
「紅、おじいちゃんのこと覚えてる?」
紅太郎「えっ!おじいちゃん? そりゃー、おぼえてるらよ~。 いっぱいおやつくれたよね~~。ん~~~~~。 」
紅母「よだれ、たれてないよね」
紅太郎「 天国のおじいちゃん。お誕生日おめでとー。」
紅ちゃんもかわいがってもらったね。ほんとに優しいお父さんでした。でもいつも見守ってくれてるような気がする。絵見られて嬉しかったよ。
そばで見ると蜘蛛の織った巣がほんとに細密に描かれてますよね。絵も素敵ですが蜘蛛の巣に感動されたというお父様はほんとに様々なことに目を配られる方だったんですね。お父様に生前にお会いすることは残念ながらありませんでしたがお父様が遺された宝物の紅太郎母さんからもどんなにやさしい方だったかわかります。あーっ、この紅母さんの絵はあの写真だあ。顔立ち(輪郭とか)よ良く、紅母さんってお父様に似てらっしゃいますよね。なんだか一人でPCを前に胸と目頭をあつくしてます。
虫やルピナス?細かくかかれています。
私の父は一時画家を志した事があり
油絵をいくつか残しています。
そのおかげで私も絵が大好き!!
紅太郎母さんもきっとお父さんの影響で
こんなに絵がお上手なんでしょうね。
本物見せていただきたいです。
葛かしら?
葉っぱの色が 空気まできれいにしてくれるみたいですね。
おじいちゃんお誕生日おめでとう。
かんちゃん。喜んでもらえてよかった。嬉しいです。蜘蛛に話しかける・・ちっとも変じゃないよ。私もいつも写真に向かって、星に向かって話しかけてるもの。庭木に張った蜘蛛の巣もね~~。何だか払いきれなくて・・手入れしてない庭のようです。かんちゃんのところにある鉄線の花の絵も機会があったらkahoちゃんに頼んで見せてね。
紅緒まま
ごめんね~。感傷的にならないようにしたつもりだったのですが・・ 父のことそんな風に言って下さって本当に有り難うございます。天国で喜んでくれていると思います。私は全然及びませんが確かに優しい人でした。顔・・そうなんです~~。歳をとるごとに父の顔によく似てきます。若い頃はそういわれるのがとても嫌でしたが・・もうこの歳になるとそれもいいかな、と あ、だったらせっかくならもっとハンサムに描けばよかった!
すごーい。お父様画家志望だったのですか? それは本格的です。おっかさんの芸術性はお父様譲りですね。 お花は葛の花!大正解です。近くで見ると素人の絵なのですが、私は緑が大好きなので毎日の生活の中でこの絵が目に入るとほっとします。いつも目につくところに懐かしい物、心和むものがあるっていいですよね。
その思い出を大切にする紅母さんも素敵です。
お父さん、恥かしいって照れてるかも・・・
紅母さんがイラスト上手なのが納得ですね。
昔父と時々野原とか海へ写生ピクニックに行ったのを思い出します。
ユーミンの父も絵とか彫刻が好きでした。
サクラ絵の具とサクラクレパス持ってね・・・
生きてたら88歳かな?
そっか、明日誕生日だったんだね。覚えてなかった。
いま近くに住んでるけど、生きてくれていたらもっと遊びに行ってあげられたのにな。きっと喜んでくれたでしょうにね。
大人になった僕を見せたかった。
好きなお酒を飲んだり、釣りにも連れて行って欲しかったな。
でも、いまでも見ていてくれているでしょうね。
蜘蛛の糸が美しい。
そして紅太郎母さんの絵も素敵です。3人共とても優しそうな笑顔で、見ていると心が洗われるようです。
芸術的な才能は、お父様譲りなのでしょうか?