オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

怪我や病気はとっとと治し、遊ぶ

2018-11-08 10:38:23 | オストメイト

 

 朝、深川の下町で煙草を買ってたら、地元の町会長、古馴染みに声をかけられた。

 10年ぶりくらいか・・・お互いに老けてぼやけた爺ィになってるけんども、眼光は鋭いまんまで、同世代の爺ィの厳しい前半生が現れておったけんども、煙草は止める気もさらさらないと笑って別れた。

 

 昨日までは、左膝を引きずるようして銀座の街を歩いておって、みなに どうした? といちいち言われてたが、山でタヌキに喰いつかれた・・・その一言でだいたいは通じてる。

 痛くとも、せっせと丁寧に使っておって、昨夜はパウチの交換でまたストマの横の皮が痛くなっておったが、痛い痛いは言っても仕方の無いことで、我慢して丁寧に使うことで治すしかないわけだ。

 毎晩パウチのガス抜きで、2時間以上は睡眠が続かない生活でも、3年も続ければ慣れて来る。

 そもそもパウチのフィルターを開けておけば済む話だが、少しでも臭うのが俺には許せない。

 退院して、5カ月間、毎晩生皮を剥いでおった痛みに較べれば、ずいぶんと可愛いもんさ。

 ・・・と、今朝は左の膝がほぼ完治に等しい具合で、普通に歩いてる俺が居る。

 あとは時間を見て、温水プールで後ろ向きに歩くことで仕上がるだろう。

 自分の身体のすべてを把握しておけば、その対処も常に自分で解る。

 これでまた週末の山行は愉しいことになる。

 この回復速度だったら、まだまだ若いということさ。

 

 2件の裁判を原告とともにやっておって、弁護士を立てないで俺にやらそうとする原告も勝手なもんで、だから経費という名目で小遣いはもらうようにしてる。

 両方とも勝てる裁判だから、なんのこともないが、エエ歳こいていちいち細かく何度も聞いてくる原告には、好い加減に飽きてきた。

 あんたらがしっかりしておれば裁判にはならなかった・・・それが解ってない。

 直接に何度も言ってるけんども、自覚しない大人は仰山おるんやで、阿呆やな。

 

 トランプはアメリカの世界覇権放棄が唯一の仕事だから、そのためにはなりふり構わない行動を続けて行くだろうし、あと2年で、その道筋を作るだろう。

 上院・下院でねじれを起こしたのは、事が起こった時に民主党に責任を押し付ける意味でもトランプの思う壺だろう。

 中国とロシアは一帯一路政策で協調し合い、世界の中心をアジアの北に持って来ようとしている。

 中東やEUの話は、常にみなそんな思惑の中で生まれてくる出汁でしかない。

 日本はどうするのか? 安倍や麻生に聞いて答えられるものなのかどうか・・・いまや米国債を買わなくなってしまってるFRBや中国の代わりに、これからも米国債を唯一買い続けるくらいのことだろう。

 負けると解ってた太平洋戦争を始めた時もそうだし、国民が愚民化した頂点では、なんでも許される訳だ。

 後悔する生は生きない、そう生きて来た俺には、別世界の話題だな。

 こう生きて来て間違いなかったと、今さらながらに想うことは多い。

 少子化の子や孫に託した? 精進や切磋琢磨の必要がなくなった少子化の現場では、残念ながら、皆さん親や爺婆には、後悔ばかりの道しか残ってはいない。

 いま、笑って生きておれないで、愉しい未来などあるものでもないだろう。

 予定や都合なんて、その通りにはならない気休めさ。

 

 不動産という仕事は、その時代時代の世相を嫌と言うほど身近で見るものだけんども、ここ10年の変遷は良いとか悪いとかではなく、反吐が出るような想いになる仕事が多い。

 親の財産や資産をアテにして生きてる30~50代の連中は多い。

 親や爺婆に従順に従っておとなしく生きて来たことの意味が、それだったと言ってるような輩だ。

 ・・・自分の子供が受験やらで家計が大変になり、だからと言ってまだ元気な親を実家から引き取って、その実家を売りに出そうと考えてるようなのが居てさ・・・

 そういう話をうっかりしようものなら、その会話の相手もそうだったという、笑い話にもならない。

 70歳、80歳、90歳の年寄りが、生きて作って来た家や家庭の顛末が、それだったなんて、哀れだな。

 自分の家庭のためにと姥捨て山、ゼニカネだけで繋がっていたという、平成の終わりの夕闇か・・・。

 

 ということで、あちこちの高齢者の面倒や、子供らの面倒や、仕事の面倒ばかり抱えておっても、週末は山に出掛ける、それは譲れない、当たり前のことだ。

 右を向いても左を見ても・・・ロクでもね~し、上を見ても下を見ても、ロクでもね~。

 ロクでもね~奴らに、俺の愉しみの邪魔をさせる訳に、いかね~んでござんすよ。