巡り会えた理解者

楽しいかった夏休みが終わり秋に成りました。
まるで嘘のように妻の身体から又膿が出始めました。
以前のように顔から出る膿は少なくなったのですが、首筋からは出ています。
『季節の変わり目は人間の身体も動くのだろうか？』と家族で話していました。

娘の中学校卒業式には出席出来ませんでした。
代わりに僕が出席しましたが、
他の友達は母親が多く、娘には寂しい思いをさせたと思います。

高校の入学式には出席出来たのが、セメテモノ慰めでございます。

最初の湿疹から今年で１２年経ちます。
ステロイドを塗ったのは、１年半位です。
今でも季節の変わり目、特に春になると首や腕、手の甲、足などにブツブツが出ます。
時々、指や足に固まりの様なモノが出来、動くのは何なのでしょうか

今年も両手にブツブツが出来、包帯を巻いています。
『片手なら怪我をしているように思ってもらえるのだけれど、
両手だと不思議がられるだろうな～』と独り言をつぶやいております。

今は近くの皮膚科に通っていますが、先生と相談しながら治療をしています。
この先生も女医さんですが、
漢方に興味を持っているようで妻の治療にはステロイドを使いません。
昔の妻は薬好きでしたが、
この事件が有ってからは漢方の本を読み出し、漢方には中々詳しい人に成りました。

女医さんに勧められた新しい漢方の本を読み、
２人で研究、実験しながら妻の治療法を探しています。
この本が専門的で難解だと申しております。

妻の話では、
奥さんが皮膚科、ご主人が小児科医で薬は殆ど出さず自然治癒力を教えているそうです。
『患者の中には理解出来なく、他の病院に行ってしまうようよ』と妻が話しています。

本当のお医者さんは、簡単に化学薬品を出さず、
自分自身の自然治癒力を信じされる人だと分って欲しいと思います。
やっと巡り会えた専門家です。