第 0004
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◆ ◆ 天皇 宇智の野に 遊猟したまふ時 中皇命の使 間人連老をして獻らしめたまふ歌 |
たまきはる 宇智の大野に 馬並めて 朝踏ますらむ その草深野
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中皇命 ◆ ◆ |
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::: 読み ::: たまきはる うちのおほのに うまなめて あさふますらむ そのくさふかの ::: 意訳 ::: 宇智の広大なる草原に馬を並べ、朝(の大地)を踏みしめて(猟)をしておいででしょう。 その草深き野を。 |
![]() つまり天皇、このときの天皇は 舒明(じょめい)天皇 で、宇智の大野で猟をした時、 中皇命(なかつすめらみこと)が 間人達老(はしひとのむらじおゆ) に献上させた長歌の反歌やね。 ![]() ![]() でも、この歌には解らない事があるのよ。 ![]() ![]() 謎の多い歌やけど、広い野原で天皇がたくさんの馬や家臣達と狩りをしている様子がよくでてるよね。
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