#桃の花……★☆ 春の園 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つ娘子: 大友家持 : 歌意:春の園にくれない色に映える桃の花が輝き下を照らすような道にたたずむ乙女よ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十九巻より■□■
読み方やでぇ~
はるのその くれなゐにほふ もものはな したでるみちに いでたつをとめ
今日は3月3日、桃のお節句やでぇ。
「くれなゐにほふ」は赤い色に咲き映はえていること
「した照る道」は美しく咲いてる桃の花の樹の下の陰まで照りかがやくように見える道のことやで。
この歌は
天平勝宝二年三月一日の暮に、春苑の桃李の花を見て此歌を作った
と、枕詞にあるわね。
ほんま!桃のお節句にぴったしの絵のようにきれいな歌や。
家持さんはどんな美人が桃の木の下にたたずんでるのを見たんやろかな。
それはきっと桃の樹の妖精やったかもね。