#ますらをや……★☆ ますらをや 片恋せむと 嘆けども 醜のますらを なほ恋ひにけり: 舎人皇子 : 歌意:立派なますらをたるものは片思いなんかするものかと強がってみたが、 情けないことにみっともないこのますらをはそれでも恋してしまっている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第二巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
ますらをや かたこひせむと なげけども しこのますらを なほこひにけり
みなさん、お元気?
舎人皇子(とねりのみこ)が舎人娘子(とねりのをとめ)という女性に贈った歌やね。
ますらを(丈夫)ってイケメンでマッチョのことやろ?
そうやね。立派で勇気あるとか力強いという男の人を褒める言葉やね。
舎人皇子は天武天皇の子どもで、『日本書紀』の編纂にも関わった人よ。
ほんなら、舎人皇子は位の高いプリンスやん。
自分は硬派の男で自分からは恋なんかせえへんぞって自信があったんやなぁ。
それで、2回もますらを(丈夫)って言って自分は立派な男子やって言ってるわぁ。
よっぽどの自信家やったんや。
けど、しっかり片思いの恋してるやん。
フッフッフッ、ほんまやね。
まぁ、2回目は情けないますらを(丈夫)やねんけどね。
舎人娘子についてはどんな人かは伝わってないからわからへんのよ。
ふ~ん。
けど、イケメン、マッチョマンが、情けない話やけれど恋したわぁ~!って言うくらいやから、 舎人娘子はウチのようによっぽどかわいかったんやろうな~