工房八重の部屋

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草津宿本陣を見学!

2021年10月12日 | Weblog
梅の花でランチ食べてから以前から行きたかった草津宿本陣に行くことにしました!

草津駅にある観光案内所で地図をいただきました!

JR草津駅の南約500mにあり、歩いて行けます!

本陣(ほんじん)は、 江戸時代以降の宿場で大名公家など貴人の宿泊所、

身分が高い者が泊まった建物で、大名や旗本、

幕府役人、勅使、宮門跡らが利用した。

草津は東海道・中山道の分岐点で

交通の要衝であった草津には2軒ありました。

現在、1軒が残っており、別名「木屋本陣(きやほんじん)」と呼ばれています。

寛永(かんえい)12年(1635)に創建されましたが、後に焼失し、

膳所(ぜぜ)藩主本多家(ほんだけ)の「瓦ヶ浜(かわらがはま)御殿」

を拝領したものといわれ、4727平方メートルという広大な敷地に、

建物面積1706平方メートル、部屋数39という本陣としては最大クラスの屋敷です。

書院造で表門、御除門、敷台付き玄関に庭という、本陣としての型通りに建てられてあり、

東海道筋では唯一ほぼ完全に残っている本陣です。

建物のほかにも、多数の関札(せきふだ)、膨大な大福帳(だいふくちょう)(宿帳)など

貴重な資料が残されています。

大福帳には、忠臣蔵の吉良上野介,や浅野内匠頭、皇女和宮、シーボルト、新撰組の土方歳三

などの名前も見られれるということです!

参勤交代などの旅は大変だったのだと思いました!

今、宿場町などにはあまり本陣の建物が残っていないので、貴重な建物だと思いました!




草津宿本陣の塀
周囲には高塀や藪をめぐらし、国の史跡に指定されています。



草津宿本陣の門
本陣とは大名公家など貴人の宿泊所のことで、東海道・中山道の分岐点で交通の要衝であった草津には2軒ありました。
現在、1軒が残っており、別名「木屋本陣(きやほんじん)」と呼ばれています



草津宿本陣の式台つきの玄関 本陣の主人は裃を着用し、ここで大名などを迎えた!


草津宿本陣の玄関から門を見る


玄関


草津本陣の建物図
4727平方メートルという広大な敷地に、建物面積1706平方メートル、部屋数39という本陣としては最大クラスの屋敷です。



内部の畳廊下




上段の間は大名などが泊る部屋


上段の前の部屋(向上段の間)は重臣などが泊る部屋





湯殿に行く渡り廊


湯殿には大きなおけがあり、その湯で体を洗ったとのことです!
風呂桶には入浴しなかったようです!









台所土間 休泊者の食事を調理した炊事場 


台所土間 休泊者の食事を調理した炊事場 












馬屋


案内看板


台所の出入り口


本陣の当主の田中家の住まい
現存する草津宿本陣は、当主の田中七左衛門が寛永12年(1635)に本陣職を拝命したとされ、
明治3年(1870)に本陣が廃止となるまで、代々本陣職を 勤めてきました。



蔵もあります!